お困りごと相談について

2009-10-23 03:22:57 | 議会活動
22日は午前中は引き続き「議会だより」を後援会員の皆さんにお届けしました。ポストに投函してゆくのですが、時には庭先でお会いしてあいさつをすることもあります。そんな時「頑張ってください」「ありがとう」「楽しみにしています」などと言われるととてもうれしくなります。

そんな中で3人の市民の皆さんからお困りごとの相談がありました。早速その内容を聞き、それぞれできる範囲で取り組むことをお約束しました。

以前「議会だよりにお困りごと相談所と書いてあるがどんなことをしてもらえるのか」というお電話をいただいたことがあります。たぶんどの議員さんも多かれ少なかれ市民の皆さんからのご相談に応じていらっしゃるのではないかと思います。しかし議員としての特権など何もありません。特別な能力があるというのでもありません。市民の皆さんの願いに耳を傾け、その実現にできる範囲でお手伝いをするだけです。無論問題がすべて解決する保障などどこにもありません。

一方では「議員がそんなことをするべきではない」「議員としての特権を振りかざしているのではないか」などと批判されることもあります。しかし困っている市民の方の力になってあげるのは人間としての当然の行為だろうと思うのです。昔であればどこにでも長老やおせっかいおばさんがいて、何かと世話をやいてくれたものです。地域に問題解決機能がありました。しかし昨今の個人主義の風潮の中でそうした文化が失われ、問題を抱えたまま立ち往生する方が増えているのではないでしょうか。そんな中で自殺する方も増えているのだと感じています。

私は昨年選挙に出るにあたり3つのことをやろうと思いました。それは「市民の願いに耳を傾けること」「市民の願いを市政に届けること」「その結果を市民にお知らせすること」の3つです。これは自分がやろうと思えばできることです。それが「お困りごと相談所」であり、議会での一般質問であり、「議会だより」の定期発行なのです。私のキャッチフレーズである「市民の目線で考え行動します」を具体化したものがこの3つのことなのです。

お困りごとがありましたらどうぞお電話ください。ご一緒に考えさせていただきます。

よかった!助産所への補助金執行される

2009-10-22 02:32:28 | 病院改革
21日付けの信濃毎日新聞によれば、東御市が現在計画している助産所への補助金が執行されることになったそうです。助産所の建設については農林水産省の補助金8千万円が予定されていましたが、鳩山内閣の補助金の凍結という方針の下で執行停止となっていたものです。東御市では早速助産所の建設を進める予定ですが、それでも完成は3月下旬と大幅に遅れる見込み。病院によれば月中に出産される方には既存病棟で対応して行くそうです。

何はともあれ良かったというのが実感です。議会としても助産所補助金の執行停止は住民生活に直接影響を与えるものであり、国に早期執行を求める意見書を採択してきました。今回の措置に関してご尽力いただいた関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。

さて、医療をめぐる状況には大きな問題があります。ある産科医師がブログでこんな発言をしています。

「二十年前の自分の勤務環境を思い出してみると、産婦人科一人医長だったので毎日病院に泊まり込みの生活で、一年中休日は全く取れませんでした。押し寄せる大量の外来患者、多くの入院患者、緊急母体搬送などにすべて一人で対応しました。ほぼ毎日のように緊急手術を執刀し、地域の婦人科悪性腫瘍の手術も全例執刀しました。過労死しなかったのが不思議で、こんな劣悪な勤務環境のままでは長続きする筈がないと痛感しました。当時この世界に飛び込めば、そんな劣悪な勤務環境が必ず待っていたわけですから、内部事情がわかっている人であれば入門を尻込みするのは当然でした。産婦人科医の頭数が長期的に減り続けてきたのも、当然と言えば当然の現象だったと思います。」

助産所の開設にメドが立ったとはいえ、問題はこれからです。住民のための医療をどうしてゆくのか、住民と医師と行政がともに考えてゆかねばならないと感じています。

その後田中駅南口はどうなったか?

2009-10-21 21:20:43 | 議会活動
田中駅南口問題を覚えておいででしょうか?しなの鉄道に連絡橋をかけることで住民の利便性を向上させようとするものです。その取り組み自体は住民益にかなうものでした。しかし取り付け道路を新設することになり予算は3億円から6億円と倍に膨れ上がり、工事途中で地盤が悪いということでさらに2億円が投入されました。昨年の選挙でムダなハコモノとして問題になりました。

詳細は私の「議会だより」第1号に記載されていますのでご覧ください。

21日、久しぶりに南口に行き工事の状況を見ました。工事を行っている方のお話では連絡橋や取り付け道路はほどんど完成し、現在はロータリーや駐車場の整備を行っている段階で、12月10日にテープカットとのことでした。これまでのいきさつはともかく、できたからには今後の有効活用を考えてゆきたいものです。

午後は都市計画審議会がありました。私は今年から審議委員に委嘱され始めての会議です。議案は上川原工業団地への廃棄物処理施設の「敷地の位置」に係わるものでした。説明では該当区の住民が同意しているとのことでしたが、地籍的に住居が近接している周辺区への説明も必要ではないかとの質問がありました。最終的には問題がないとの結論になりました。

しかし何か釈然としないものが残りました。審議委員には一般市民の方も多く参加されています。建築基準法といってもピンときません。ましてその場で提案説明を受け、結論を求められてもわからないのではないでしょうか。とりわけ産業廃棄物にかかわる施設でもあり、もう少していねいな運営があってもよかったのではないでしょうか。現にとまどっている様子が窺われました。

真に議論し実効性のある審議会にするための努力が求められていると感じています。

議会改革と議員研修会

2009-10-21 02:14:43 | 議会活動
20日は午前中は議会改革委員会がありました。議題は「一般質問のあり方」でした。一般質問とは議員が市長に対して質問し、自己の意見を述べることができる数少ない場です。東御市では定例会ごとに行われています。一般質問には会派を代表して行う代表質問と議員個人が行う個人質問があります。一般質問は議員の持ち時間30分、一括質問・一括答弁方式で、再質問は3回までとなっています。

委員会では一般質問の内容が問題になりました。市政のあり方を質すのにふさわしい内容であるかどうか、重箱の隅をつついたり、ある特定の地区にかかわる質問などは避けるべきではないかとの発言がありました。

私は一括質問・一括答弁方式について発言。現在のやり方では往々にして議論がかみ合わないことがあり、市民から見ればわかりにくいとその弊害を述べ、一問一答方式を提案しました。長野市では9月議会で一問一答方式を採用、事務局によれば飯田、諏訪、小諸、塩尻、千曲の各議会が一問一答方式とのことです。

これまでの一括質問・一括答弁方式では相手の回答を聞いて再質問をするというのではなく、あらかじめ用意してきた原稿に沿って発言します。お互いに原稿を読みあうなどといったすこぶる緊張感のない議会になりかねません。議論も突っ込み不足にもなります。一方議員の側にすればこれまで以上に質問についてより深い理解と、その場における判断が必要になります。すべて原稿に頼ることはできません。

今後一問一答方式で行っている他の市の状況を調査したらどうかとの意見も出され、さらに議論することになりました。次回の委員会は11月になります。

午後は千曲市で東信5市(千曲・上田・東御・小諸・佐久)の議員研修会が行われ、政治評論家の岩見孝夫氏の講演会がありました。

書類の整理どうしていますか?

2009-10-19 23:25:51 | 議会活動
19日は午前中は議会広報特別委員会があり、11月発行の「議会だより」の原稿チェックと校正作業を行いました。午後は妻と一緒に私の議会だより配布のために祢津地区を回りました。奈良原からは青空の向こうに富士山を望むことができました。久しぶりの富士山は感激でした。途中で知人からセロリとキャベツ、カボチャのいただきものをしました。ご馳走さまでした。

議会が終わると書類がたくさんたまります。皆さんは書類の整理どうしていますか。私は書類の整理が苦手で現役時代とても苦労しました。書類を分類し同じものは一つの封筒に入れて整理するなどルールを決めて始めるのはいいのですが、途中で挫折、机の上に書類が散乱するということを何度も繰り返してきました。

そんな私の悩みが解決したのは早稲田大学教授の野口悠紀雄さんの『「超」整理法―情報検索と発想の新システム』 を読んでからでした。まだお読みでない方、興味ある方はぜひご一読をおすすめします。

そこで提唱されている「押し出しファイリング」を実践してから10年近くなります。やり方はきわめて簡単。書類をA4版の封筒に入れて、おもてにテーマと日付を記入し収納するというものです。書類をただ手前に入れるだけでいいので、ずぼらな私にはピッタリ。今は段ボール箱を利用しています。

人間の頭脳はそれがいつ頃のことか、時間軸に沿って記憶しています。決してテーマごとではないというのです。忘れてしまってもおおよその見当で、必要な書類を見つけ出すことができるのです。そして最近のインターネットが使えます。

そうそう封筒の在庫がそろそろ底をついてきました。また知り合いから使い古した封筒をもらってこなければと思っています。

お客様がお客様を増やしてくれます

2009-10-19 01:00:40 | 趣味・野良仕事
18日も朝からいいお天気でした。私は朝からブドウの請求作業にかかわりっきりでした。お客様からのご注文でブドウをお届けするのですが、その請求書がたまっているのです。注文書を確認し、宅急便の送り状を請求書に添付。郵便振替用紙とご案内状も一緒に封筒に入れポストに入れます。別にどうということもない作業ですが、なかなか細かい仕事でつい先延ばしになっていました。

お客様といっても私のところは他の農家に比べてわずかです。しかし毎年必ずご注文をいただけるリピーターの先ばかりです。お一人おひとりのお顔が思い浮かべることのできる先が多いのですが、このところ頼まれて送った先から注文をいただくことも増えてきました。お客様のお友達がお客様になるとでもいうのでしょうか。ありがたいことだと思っています。

だからお一人おひとりのお客様を大切にしないと次のお客様は増えません。荷造りは妻の役割ですが、お送りするブドウの味はもちろん、ブドウの房の形や色などずいぶん気を使っています。だからお客様から美味しかったと言われることがなによりの励みだと言っています。

そんなお客様へ少しでもブドウのことを知ってもらい、お客様と顔の見える関係を作りたいと願って最近チラシを入れるようになりました。巨峰新聞 と名づけました。1年間の作業の様子、今年の作柄、生産者としての思いなどをまとめました。ご覧ください。

昨年までは私も現役だったので朝の出荷とブドウの摘み取りを済ませてから出勤。妻はその後一人で選果・荷造り・発送をこなしてきました。だから土日を除けば出荷できる量もわずか。数年前までは母親の介護もあり、なおのこと仕事ははかどりませんでした。今年は私も加わり作業の能率は格段にアップ。今年は出荷は早めに終わりそうです。

とうみCATVをご覧ください

2009-10-19 00:31:23 | 雑感
東御市のとうみケーブルテレビの番組、「ウィークリーとうみ」の10月16日号で舞台が丘整備計画について報道しています。下記手順でアクセスしてみていただければ動画をご覧いただけます。
とうみチャンネル番組表

画面の中から10/16号〈舞台が丘整備構想策定委員会構想案提出〉をクリックしてください。もし画面に見あたらない場合は右上の「バックナンバー」をクリックして探してみてください。

私は仲間に生かされている

2009-10-18 00:59:44 | 雑感
17日は妻は高校の同級会で上田にお出かけです。私も妻も団塊の世代です。しかし私は同級会や同窓会に出たのは1回のみ。小・中・高と同級会とはほとんど無縁。毎年同級会や同窓会がある妻の学校生活をうらやましく思うときもあります。

しかしその反動からか大学では濃厚な学生生活を送らせていただきました。今年1月には先輩や同窓生や後輩、そしてゼミで大変お世話になった先生までおいでいただき、励ます会を開催していただきました。ありがたいことだと思っています。久しぶりに懐かしい顔に会うと、学生時代の思い出が走馬灯のようによみがえってきます。

私が大学を受験したのは1969年です。ちょうど大学紛争が激しく東京大学の受験が中止になった年です。東大の歴史の中でも新入生がいないということは初めてと聞いています。だから出身大学はと聞かれると「東大の試験がなかったからね」と言うことにしています。東大とはまったく無縁な大学に入学したので関係はないのですが・・・。

大学時代の友人とは以前は友達の結婚式などで顔を合わすことも多かったのですが、最近は訃報で集まることが多くなりました。この3月にも後輩の追悼の会があり出席してきました。年をとったということでしょうか・・・。

大学を卒業し会社に入り、そこで多くの方々とお知り合いになりました。しかしあくまでも仕事の仲間としてのお付き合いであり、より深く交流するということはありませんでした。しかしそんな中でも特別なお付き合いがあります。その一つに熊谷での仲間がいます。銀行という仕事がら転勤は日常茶飯事、まして同僚はある意味ではライバルです。そんな中で八十二銀行熊谷支店に転勤になりました。私にとって初めての県外支店勤務、たかが田舎の銀行など誰も知りません。激烈な金融機関同士の競争を勝ち抜くには八十二銀行という看板など何の役にも立ちません。自分自身を売り込む以外方法はありませんでした。

熊谷支店時代の5年間で私にとって多くのものを学ぶことができました。その後、出向したコンピュータ会社や長野経済研究所で同じような経験を味わうことができました。そんなことを思うにつけ、自分は仲間の中で生かされていると感じています。

舞台が丘整備の意見公募が始まりました

2009-10-17 00:15:48 | 議会活動
舞台が丘整備計画についてはこれまでにもブログで情報発信をしてきましたが、この度東御市は市民からの意見公募を行うことになりました。舞台が丘整備についてお考えのある方は下記の要領でご意見をお寄せください。多くの方がご意見をお寄せくださることを期待しています。

●募集要項 東御市舞台が丘整備基本構想(原案)に対する意見

(1)計画案閲覧・意見募集期間 平成21年10月16日(金)から11月16日(月)
(2)閲覧方法 市役所本庁舎・北御牧庁舎の行政資料コーナー、企画課窓口、市ホームページなど。
(3)提出方法 窓口などに設置した用紙(様式)に住所・氏名・電話番号を記入の上、書面、郵便、ファックス、電子メールにより、総務部企画課に提出します。電話による意見は不可です。

● 資料は下記の通りです(クリックしてください)

東御市舞台が丘整備基本構想(原案)に対する意見(パブリックコメント)の募集について

坂口ユキコさんにお会いしました

2009-10-16 18:56:43 | 雑感
引き続き16日も「議会だより」配りです。抜けるような日本晴れでとても気持ちが良い一日でした。畑で働いている人に「こんにちは。良いお天気ですね」と声を掛けます。皆さん仕事の手を休めて「ごくろうさま」「頑張ってください」などと返事を返してくれます。午前中で別府と原口を終了。あとは聖で滋野地区は終了です。もしお手元に届いていませんでしたらお電話いただければお届けします。

午後、九条の会の役員の方と一緒にシンガーソングライター坂口ユキコさん にお会いしました。12月に東御市九条の会の交流パーティを計画しており、その席で平和の歌のミニコンサートを計画しています。人を介して坂口さんをご紹介いただき、今日は初顔合わせでした。とても素敵な方です。坂口ユキコさんのプロフィール はこちらです。東御市に坂口さんのようなアーティストがいらっしゃるとは思ってもいませんでした。ぜひ12月の交流パーティは成功させたいと思います。

今年は平和の問題で記念すべき年になりました。今年の春オバマ大統領がチェコのプラハで核兵器廃絶を訴える演説を行い 核廃絶の世論が一気に高まりました。こうした時、唯一の被爆国であり平和憲法を持っている日本が果たすべき役割があるのではないかと思っています。

日めくりカレンダー