加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

四人囃子

2011-07-26 | レコード
中古レコード店で“四人囃子”のアルバム「包~bao~」(1978年・キャニオン)を購入しました。

高校時代にレコード店で初めてこのジャケットを見て「なぬ~?」と思ったもんでした。中国帰りのイタルにしてみれば「なんで万里の長城なんだぁ?」「中国のロックバンドかぁ?」と思った訳です。



長城の外壁がすべてステレオのスピーカーで造られているデザインに強い衝撃を受け、今すぐに聞きたい!と思ったのですが、当時の僕の小使いでは大好きなダウンタウン・ブギウギ・バンドのLPやシングル盤を買うので精一杯。四人囃子までは手が出せなかったのです。



「プログレッシブ・ロック」と称される四人囃子のサウンド。僕の印象では「キーボードを駆使した、ある意味宗教的な物静かな音づくり。とは言ううもののベースやギターが折り重なってその激しい音が作り出していく『不思議な世界観』をもつバンド」。 演奏を聴いていると妙に吸いこまれて行く感じです。



こちらは「一触即発」(1974年・TAM)。強いインパクトを与えてくれるジャケットです。



「NEO-N」(1979年・キャニオン)。ネオ・エヌと読みます。てっきりネオンだと思ったのに。そんな遊び心をもあわせもっています。かなり“機械的”なサウンドに感じられます。



こんなのもあります!
ジャッキーチェン主演の映画「酔拳」の主題歌「拳法混乱/カンフージョン」(1979年・キャニオン)。
日本公開時のイメージソング。子供受けするようなスピーディーで、アニメ特撮の主題歌といった雰囲気。

1974年にメジャーデビューし、数度のメンバーチェンジを経てその音楽性も変化しつつ、幾度かの活動休止を経て、今なお現役で活動しています。すでに2人のメンバーが鬼籍に入られていますが、今後も高度な演奏技術でファンを魅了してほしいですね。
コメント (4)
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