健康運動指導士 星です。
今日は木村トレーナーと二人でこどもかけっこ教室の指導ににいってきました。
小学校で運動会が近づくこの時期に開催すると一気に定員がいっぱいになります。
主催の奥只見レクリェーション公園さんとコラボしていて4年目の人気企画です。
コロナ禍において子供たちの体力低下が心配されていますが、子供の運動機会の確保についてはコロナ以前の根深い問題でした。
これが今顕著化してきた状態です。
子どものメタボ(ちょっとぽっちゃり)、ロコモ(ちょっと動きが遅く、にぶい)はここ近年でてきた問題です。
明らかに活動量が不足しているので、スポーツを習う以前に、体の発達が未熟ということが言えると思います。
本来、子どもは動きすぎるほど動くものですが、現代社会は、あまりにも便利になりすぎていて、子どもたちもその動かずとも為せる環境下に適応しきっています。
この人類の活動量の低下は現代の科学の進歩に反比例していて、このWithコロナ時代においては確実に認識しておかなければならいと感じています。
そんなことが背景にありながらの運動教室は、特別なことはしません。
私は陸上競技を学生時代に専門としてきたので、技術的なことはわかっているつもりですが、子供たちに必要な視点は実はもっと広いものです。
かけっこの技術を学ぶ、ではなくかけっこの楽しさを表現してみよう、ということを指導しています。
それが実は子ども本来のもので、普段から動き回ることが増えていくことがそのまままっすぐ走ること、かけっこの本質をつかむでしょう。
かけっこがおもしろくなって、毎日走りたくてたまらなくった、という状態で運動会を迎えてもらいたいなと思います。
そのあふれだたものがそのまま技術になると言えますので。
このかけっこ教室、次回は6月19日です。
また報告します。