巡り来たこの季節。
ノーベル賞狂想曲。
昨日のニュースで、いわゆるハルキストたちがパブリックビューイングでクラッカーを持って発表を待っている姿が映し出されました。
とっても気持ち悪い光景でした。
そこに伝えられたのはカズオ・イシグロという名前。
「えっ!エッ!?え~!!!???」
メディアも毎年、性懲りも無くクローズアップ。
浮かれたから騒ぎ。
当人、大迷惑でしょうね。
カズオ・イシグロの小説は読んだことありません。
本屋で立ち読みした程度。
イシグロ氏の受賞後のコメント。
「私は日本人の両親に育てられたので、日本は私の一部であり、そのことは作家としてとても有益だった」
これがとっても引っかかりました。
5歳の時にイギリスに家族で移住し、既に帰化していますが、両親は日本人。
DNAはジャパニーズです。
日本は一部ではなく大部分でしょうに。
去年のボブ・ディランは別として、最近のノーベル文学賞は知らない人ばかり。
そういう意味では、日本人にも馴染みのある作家と言えるかも。
売れるでしょうね。