NHKの「いだてん」が低視聴率に喘いでいる。
一応見続けていて、面白いとも思っている。
但し、それはドラマとしてであって、「大河ドラマ」としてではない。
途中で主人公が変わるなんて「大河」と称する以上あり得ない。
NHKがどんな定義をしているかは知らないが、国民が期待している「大河」は1人の主人公の成長記であり盛衰記ではなかったか。
視聴率の低さの原因が何かは知らないが、ドラマとしてみれば宮藤官九郎の脚本はやっぱり仕掛けが巧みで面白い。
もう1人の勘九郎も怪演できっちり足跡を残している。
獅堂も良い味出している。
歌舞伎役者侮れず。
そんな中、官九郎ファミリー(多分)のピエール瀧が麻薬で捕まった。
しかも「コカイン」で。
ピエールお前もか!
主役級ではないが存在感があるバイプレーヤーは、何かと需要が多い。
使い勝手が良いのだろう。
新井浩文もそう。
つまりそれだけ不祥事の影響はデカいということ。
LIXILのCMもシリーズ化するほどだから評判も良かったのだろう。
大変だね。
確かに悪人が似合う面構えではあるが、薬物に手を出しそうなタイプには見えない。
こうなると役者やミュージシャンをCMやドラマに使えない・・・なんてバカなことにもなりかねない。
一時の快楽に負けて一生を棒に振る。
誠に愚かである。
あのトイレのように、きれいさっぱり洗い流したい。
そう思っているんだろうね。