気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

二都物語

2019-03-11 17:27:33 | 日記

大阪が騒がしい。

都構想を巡る攻防。

遂に知事と市長のダブル選に突入。

知事選の自民側候補に、橋下徹時代の懐刀が名乗りを上げた。

 

都構想の是非を問う分かりやすい戦い。

 

首長の仕事は都構想だけではないとの批判もある。

それはその通りだが、こと大阪に関してはこの問題の決着なしには何も始まらないような気もする。

 

こういう手法が良いとも思わないが、もし府民が都構想など不要と思うなら、気持ちよく松井、吉村ペアを落としてあげればいい。

そうすれば都構想問題は決着する。

 

そもそも都構想に反対する理由が分からない。

東京と肩を並べ、一都ニ府が二都一府になるということだけでも、東京に対抗意識を燃やす大阪人気質にマッチするようにも思うが。

 

府と市の足並みの乱れは長い間の大阪の問題だったはず。

逆戻りを大阪人は望むのだろうか。

 

議員が反対するのは自分の席がなくなるかもしれないという姑息な理由にしか見えない。

どうも反対する理由がしっくりこないのだ。

 

まあ、所詮他人事だから勝手にすれば良いんだけどね。

 

 

 

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実話

2019-03-11 00:22:26 | 日記

「運び屋」と「グリーンブック」を観た。

どちらも面白かった。

 

どちらも実話に基づいたもの。

 

「運び屋」はクリント・イーストウッドの監督・主演作品。

85歳から87歳まで麻薬の運び屋をやった男を、88歳のクリントが演じた。

飄々とした運び屋を楽しそうに演じている。

 

犯罪映画かと言えばそうではない。

家族の物語。

仕事にのめり込み家庭を顧みなかった男が、最後に絆を取り戻す。

 

ひとつ隣の席のオジサンが、涙を拭っていた。

その気持ちはよく分かる。

 

オジサンたちに響く映画だ。

 

「グリーンブック」はもっと良い。

黒人の天才ピアニスト、ドン・シャーリーが60年代のアメリカ南部で

経験した差別の現実に唖然とする。

 

演奏旅行のドライバーとして雇われたトニーはイタリア系。

白人でありながら、イタ公と蔑まれることもあるイタリア系。

にもかかわらず黒人は黒ナスと侮蔑する。

 

そんな2人の関係が4週間でどう変化していくか。

この辺の描き方が上手い。

 

ピアニストを演じたマハーシャラ・アリがオスカーを獲得(助演賞)したが、主演のビゴ・モーテンセンにも上げたかった。

 

ドン・シャーリーの音楽が素晴らしい。

ジャズでもなく、クラシックでもなく、ポップスでもない。

独特だ。

 

とっても気持ちの良い映画。


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