先輩の誘いで、昨日、久しぶりに夜の街に出た。
新年初である。
富田町の寿司屋で待ち合わせ。
カウンターに先客は2組4人。
合計6人。
客同士の間隔は十分空いている。
だがそれは意図したものでは無さそう。
店主が言うには、年が明けてからは客足が遠のいているらしい。
カウンターの左端は壮年の男性2人。
右端は30代と思しきカップル。
そしてセンターに我々高齢者2人。
右端のカップルのバカ笑いが気になったが、他は比較的静かに話している。
2軒目は栄町のスナックというのかラウンジというのか知らないが、お姉さんたちが接客してくれる店。
この類の店には先輩としか行かない。
店に入ると白髪ロン毛でハットをかぶった高齢者が歌っている真っ最中。
マイクにはきっちりアクリルのガードがついていた。
珍しく長居。
客はカウンターに1人、2人。
ボックス席に数人の男性たち。
やっぱり客は減っているらしい。
街の人出も少ない。
緊急事態宣言が出されずとも、自然減。
これは徳島県民が真面目なのか、単なる過疎化なのか・・・。
田舎ほどコロナに強い。
午後10時、2軒目を出て先輩とはお別れ。
ボクはタクシーで帰路に着き、先輩は肩で風切って夜の奥に消えて行った。