レジ袋有料化の義務化を来年4月から目指すらしい。
前に書いたが、環境に配慮したようなフリをするパフォーマンスでしかない。
海洋汚染が発端の話だと思うが、そもそも何故プラごみが海に流出するのか。
根本的な原因の解決も図らず、レジ袋を有料化しただけで実効性はほぼない。
「やってますよ」の見え透いたアピールにしか見えない。
ドイツの研究で、プラごみの9割はわずか10の河川からの流出とかいうデータがある。
どこの河川かというと、中国や東南アジア、アフリカなどの河川なんですね。
つまり人口の多い発展途上国を流れる河川。
ゴミを輸入したものの処理しきれずに処分したという一面もあるだろうが、こうした国々の環境への意識を高めることも重要では。
レジ袋がなくなるなら買い物用のバッグを持って行くだけだが、有料とはいえあるなら値段にもよるが貰う。
レジ袋はゴミ袋として再利用しているから、レジ袋の値段によっては市販のポリ袋を買うだけのことで、少なくとも我が家が排出するゴミの量は変わらない。
東京などではプラごみも燃やしてしまうし、そうした自治体も増えている。
昔はダイオキシンが出るという理由で不燃ゴミ扱いだったが、高熱処理の焼却施設にすれば焼却できる。
リサイクルが追いつかないなら、燃やしてしまえば良いのだ。
勿論、これだって厳密に言えば環境にはよろしくはないのだろうが、人間は無頓着に文明を進化させてしまったから、追っ付け自然からの手痛いしっぺ返しは覚悟しなければならない。
だからと言って、原始時代とは言わないが、産業革命以前にも戻れはしない。
ならば、何とか騙し騙し前に進みながら、未来の人類の知恵に託すしかないのかも。
いずれにしてもレジ袋有料化の義務化などナンセンス。
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