旅行三日目。最終日です。
昨日よく歩いて疲れたので、今日はゆっくりスタートします。
まずはホテルで朝食をとります。ところが、朝8時頃に1階の朝食ラウンジに行くと、会場に入るのを待つ人が長蛇の列を作っていました。
いったん部屋に引き返し、8時半頃に再び向かいましたが、列は減っていません。仕方ないので他で朝食を食べることにして、荷物をまとめてチェックアウトしようとフロントに行くと、今度はほとんど待っている人がいなかったので、やはりホテルで朝食をとることにしました。
朝食の時間は6時30分~9時30分、昨日7時頃にホテルを出るときにはそれほど混雑していなかったので、始まってすぐに行くか終了間際に行けば待たずに朝食をとることができそうです。
朝食はバイキング形式で、このホテルはレストランはないので仕出しなのでしょうか。しかし、品数は多く、味も悪くはありません。
ただ、スタッフがまだ不慣れなせいか、欠品があっても気づかないのは致し方のないところでしょうか。
あと、料金は現在はオープン記念ということで1200円でしたが、通常料金は1600円で、この料金だとちょっと高いように思います。
「ベッセルホテルカンパーナ京都五条」に宿泊した感想ですが、部屋は広くはありませんが特に不満はありません。京都観光は歩くことが多いので、大浴場があるのはメリットが大きいと思います。
ただ、パブリックスペース、フロント、朝食ラウンジ、ロビー、一階のトイレが貧弱すぎると思います。
このホテルの印象は、シングルルーム主体のビジネスホテルを京都に持ってきて、部屋だけをツインルーム主体にした感じです。
ビジネス客であれば時間優先のため、チェックインにしても朝食にしても時間をかけずに回転が速いので、効率よく回転できるのかもしれませんが、観光客相手だとそうはいかないのでは、と思います。朝食代も出張旅費で支給されるでしょうし。
まあ、他のホテルが空いていないのであれば、また利用しても良いかなとは思います。
ホテルをチェックアウトし、地下鉄で京都駅に移動し、荷物をコインロッカーに預けてから、JR奈良線で宇治に向かいます。
列車は4両編成で、車内は外国人も多く、ラッシュ時並みの混雑です。京都のJRは常に混雑している印象です。もっと編成を増やすか列車本数を増やす必要があると思います。
外国人のほとんどは一つ目の東福寺駅で下車していきました。京阪に乗り換えて、いま外国人に人気という伏見稲荷に向かうのでしょうか。外国人はジャパンレールパスを持っていればJR線は乗り放題です。
東福寺駅では降りた以上に乗ってきて、ぎゅうぎゅう詰のまま宇治駅に到着。
宇治駅から平等院鳳凰堂までの道も行列状態です。なので、空いているJR線沿いの道を通り、宇治橋のたもとにやってきました。
いつ来ても良い風景です。
参道も人であふれています。しかも頻繁に車が通ります。
拝観券売り場もご覧の行列です。これは庭園と平等院ミュージアム鳳翔館の拝観券売り場で、建物の中を見るのは三時間待ちとのこと。
まずは庭園に入ります。
修理が終わってからは初めての訪問です。ちょっと模型っぽくなったような気がしますが。
日本で一番有名な建物といっていいでしょう。よく963年間残っていたものです。
実際にはこんな混雑ぶりです。
そして黄金の輝きを取り戻した鳳凰像。本物は鳳翔館で見ることができます。
対岸からの阿弥陀如来像。現在では大分鳳翔館に移設されましたが、この中は国宝の宝庫です。
ここも一部紅葉が始まっています。
平等院鳳凰堂は、現在では浄土宗と天台宗の共同管理なので、御朱印は二種類受けることができます。
さて、建物内の拝観券売り場を通りかかると、今購入すると14時10分の回になるとのこと。約3時間ありますが、この辺は他に見るところもあるので、拝観券を購入し、三時間後に再び戻ってくることにします。
<その2に続く>