一旦平等院鳳凰堂の境内を出て宇治川の対岸に向かいます。
まず橘橋を渡り、中州に出ます。
続いて朝霧橋。この橋からは宇治川を渡るJR奈良線がきれいに撮影できます。
残り少なくなった103系もまだまだ健在です。
朝霧橋を渡ったところに、「福寿園 宇治茶工房」があります。
一階にはショップ、二階には喫茶スペースがあり、食事もとることができます。
40分待ちということなので、名前を書いて宇治神社に向かいます。
宇治神社は朝霧橋を渡った正面にあります。
宇治神社からさらに進むと宇治上神社があります。
国宝の本殿。中の様子は良くわかりません。
「福寿園 宇治茶工房」に戻ると、待っている人が半分くらいになっていましたが、結局ほぼ40分後に席に案内されました。
内部は比較的広く、テーブルの配置もゆったりしていて、落ち着いた雰囲気です。
まず、朝霧橋という玉露が出てきます。お茶屋相手にいうのもなんですが、おいしいです。
これは朝霧御膳。内容は温かい茶そば、海老蓮根饅頭抹茶あんかけ、玉露のおにぎり 煎茶のしぐれ煮添え、香の物。
こちらは茶漬け御膳。あなごの緑茶(かぶせ茶)茶漬け、茶そば ごまあえ、香の物7種盛り、抹茶塩です。お茶はタイマーで時間を計ってからお茶漬けにします。
デザートは抹茶アイス。コンビニやスーパーで最近よく抹茶アイスを売っていますが、当然ものが違います。比べたら失礼か。
40分待ちましたが、平等院の参道の混雑に比べたらはるかにましで、宇治で食事をするのであれば穴場かもしれません。
最後に、一階の売店でお茶を購入しました。先ほど出てきた玉露、朝霧橋です。
最後に、この福寿園 宇治茶工房にある自販機です。
なんだかんだで建物内部拝観の時間が近づいてきたので、平等院鳳凰堂に戻ります。
喜撰橋のたもとの萩のも見ごろです。
宇治川を渡る103系を見られるのもあとわずかかもしれません。
平等院の建物内部の撮影は禁止なので写真はありませんが、外観がきれいに修復されたのに対し内部は昔のままです。
内部拝観は説明、入れ替え時間を含めて20分なので、極楽浄土にいられる時間は実質10分もありません。昔は内部も自由に見ることができたと記憶していますが、世界遺産にもなり、外国人観光客も激増した現在では仕方ないのかもしれません。
内部拝観を終え、平等院鳳凰堂を後にします。
<その3に続く>