フィギュアスケート グランプリシリーズ第6戦 NHK杯のチケットが取れました。
今年のNHK杯の会場は札幌、昨年12月の全日本選手権以来、11ヶ月ぶりに再び札幌に行くことになりました。
首都圏で11月としては54年ぶりという積雪のあった翌日、羽田空港に向かいます。東京南部でほとんど雪は残っておらず、天気は回復しましたが非常に寒いです。
空港もすでにクリスマスの雰囲気です。
7:30出発のJAL503便で新千歳空港に向かいます。
ところで、JALは2015年の定時到着率(遅れ15分未満)世界一位(89.44%)とのことですが、ここで2015年以降に利用した便の状況を見てみましょう。
2015年5月
羽田→長崎:定時
長崎→羽田:オブジュアリーエンジン不調他で3時間遅れ
2015年12月
羽田→新千歳:空港除雪のため1時間弱の遅れ
新千歳→羽田:定時
2016年8月
羽田→福岡:着陸寸前のゴーアラウンドで30分遅れ
福岡→羽田:定時
どうやら定時運行率に関しては、当方は「持っていない」ようです。
羽田を離陸、東京北部より北はかなり雪が残っていて一面真っ白です。天気は良く、かなり遠くまで見ることができます。
日光、中禅寺湖、男体山、遠くに見えるのは浅間山です。
那須を越えて東北に入ると雲が広がり地上は見えなくなり、代わりに自分の機体のブロッケン現象と共に北上します。
函館上空辺りから雲が切れ、再び地上が見えだします。北海道は全く雪がありません。
今回は定時で新千歳空港に到着。天気がよく、東京よりも温かいです。
快速エアポートで札幌に向かいます。
13路線の維持困難を発表するなど苦境に立つJR北海道ですが、この区間はいつも混雑しています。
しかし、現在のJR北海道ではおそらく車両を新製投入することすら困難なのではないでしょうか、増結、増発まで手が回らないものと思われます。
JR北海道は走行地域が大量の積雪と極低温であるため、車両がすべてそれに対応した専用の車両を使用しています。
車両が不足しても、例えばJR東日本で余剰となった車両を転用することはできません。本州の車両では北海道の冬には対応できないのです。北海道初のL特急「いしかり」で当初485系に耐寒耐雪設備を強化した1500番台を投入しましたが、冬期には故障頻発でまともに運用できなかった過去があります。
民間企業である以上、利益を上げなければなりません。JR北海道に公共交通機関としての使命を求めるならば、大幅な公的資金の投入しかないのではないでしょうか。
快速エアポートは停車するたびに乗客が増え、かなりの立ち客が出る状況で札幌に到着。空港利用者はほとんどがキャリーバッグを持っているので、乗車率以上の混雑に感じられます。
まずはそのキャリーバッグを預けに本日宿泊するホテルに向かいます。
今回のホテルは「JRタワーホテル日航札幌」。札幌駅を一度出る必要がありますが、雨や雪に濡れることなくホテルまで行くことができます。
今回はここに二泊します。札幌のホテルの中では料金は高めですが、今回往復の航空機と二泊で結構お得なプランがあったので、ここに宿泊することにしました。
ホテルに荷物を預け、会場に向かう前に昼食をとることにします。
駅ビル内にある「回転寿司 根室花まる」に向かいます。北海道には多くの回転寿司がありますが、その中でも地元の人も進める一番人気の店です。
開店の30分ほど前に到着したのですが、すでに20人程度の人が待っています。入口のタッチパネルを操作して番号を発券するシステムになっており、携帯電話番号を入力すると少し前に電話をくれるようになっています。なので全員が待っているわけではなく、我々はちょうど30番でした。
そのあとも次々と人がやってきて、回転時には100人近くになっていたのではないでしょうか。開店すると番号順に店内に案内されます。微妙なところでしたが運よく第一巡目に入店することができました。一組当たりの人数にもよると思いますが、30番前後が一つの目安になると思います。
店内はそれほど広くなく、店員もあわただしく働いており、しかも待っている人も多くいるので写真は撮影しませんでしたが、間違いなく今までに食べた回転寿司の中では一番です。
ネタの鮮度、味とも申し分なく、北海道らしい珍しいメニューも多くあり、しかも安い。これでも北海道に人に言わせると釧路などに比べると味は落ちるらしいですが、並んででも食べる価値はあると思います。まあ、2時間待ちになることもあるようですが。
<その2に続く>