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2019年9月14日 湯河原旅行 1日目 その二(オーベルジュ湯楽 夕食)

2019年09月19日 23時43分54秒 | 旅行

今回、某旅行サイトから予約したのですが、会員の場合直接予約のほうが安くなること、直接予約の場合、来月が誕生日なので誕生日プランも適用できると、わざわざ電話してきてくれました。今回で三回目の宿泊とは言え、しっかりした顧客管理ができているものと思われます。

 

 

 

今回もスパークリングワイン付きイタリアンプランです。奥のはノンアルスパークリングのロゼです。

 

 

 

 

パンとチーズ。8月とは内容が違います。

 

 

 

前菜一品目。

鰯のリエット レーズンとオリーブ、ケッパーのマリネ。

鰯のリエットは、鰯の味はするものの生臭さはなく、上品な味付けです。なめらかな中に小骨が残っていて食感も楽しめるのがポイントです。

 

前菜二品目。

南瓜のピュレ フロマージュブラン トマトと海老のラグーソース

 

それぞれを単独で食べてもおいしいが、混ぜてもまたおいしい一品です。

特にラグーソースとやや酸味のあるフロマージュブランは非常に相性が良く感じました。そしてこのソースには多分ナッツ系のものが練りこまれており、食感も楽しめます。非常に手の込んだ料理です。

 

 

 

今回は日本酒で。静岡の初亀 吟醸。上品できれいな味わいですが、個人的にはもっと酸味が強いほうが料理に合うのでは、と思います。

 

 

こちらはワインクーラー。妙な甘さがなく、これもおいしいです。

 

天然地魚のカルパッチョ。

いさき、こち、カマスだったと思います。

ドレッシングはレモンが効いていてさっぱりしています。カマスは塩で皮目が炙ってあり、異なる食感を楽しめます。

 

 

そして誕生日プランの特別料理、ブイヤベース。

 運ばれてきた段階で、顔がほころんでしまいます。渡り蟹に手長エビ、結構身がつまっています。わずかに辛味を感じるスープは、魚介の出汁が効いていながらほのかに甘い上品な味で、きっと手をかけて調理しているものと思われます。 

 

 

 

 

そしてこのブイヤベースのスープで作ったリゾット。リゾットかパスタを選べますが、今回はリゾットにしました。

 

このリゾットはおいしいです。まず米の炊き具合が絶妙のアルデンテ。チーズの具合も重すぎず、今までに食べたリゾットでは一番です。

 

そして、イタリアンパセリも香り高く、リゾットにあっています。ここの料理はハーブの使い方が非常に素晴らしいと思います。

 

 

 

 

ブイヤベースとリゾットですっかり満足してしまいましたが、レギュラーの料理はまだ半分残っています。

 

和牛はばきの赤ワイン煮込み ビーツのソースとサラダ添え。

ビーツの赤が色鮮やかです。

はばきは外ももの部位とのことで、箸でも崩せるほど柔らかく煮込まれています。

失礼な言い方をすれば、高級なコーンビーフ、といった感じです。

 

 

本日鮮魚のグリル 人参のピュレ 茸のストゥファート 根菜チップ。

鯛の塩加減が絶妙ですこの料理に関しては、人参のソースはインパクトが少なく感じました。いろどりとしては素敵ですが。

  

 

 

巨峰のグラニテ。しかし巨峰だけの訳がありません。

ジンジャーに、多少スパイスも効いているように思えます。これは見事な組み合わせだと思いました。

 

 

 

A4ランク黒毛和牛リブロース 季節野菜添えマスタードソース

肉は小さく見えますが、厚切りで、なかなか食べ応えがあります。いろどりもきれいで、おいしいのですが、特に今日は二品多かったこともあり、お腹いっぱいです。

 

 

 

 

デザート

トリュフのアイス。贅沢すぎて普通はやらないと思いますが、トリュフとバニラアイスはよく合います。

 

 

 今回、誕生日プラン、ということで、こんな一皿も。

梨のコンポート、イチジクのアイス、梨のチップ。

 

 

誕生日プラン、最高でした。これで増し料金なし。通常の食事でも満足ですが、ここまでされたら、また来たくなってしまいますねぇ。

リピーターが多いというのもうなずけます。

今回は二週間ほど前に予約したのですが、意外に直前でも予約はとりやすいように思います。

近くて気軽に来られるので、あまり前から予約せず、空いた休日に空いていれば来る、的な客が多いのかもしれません。

 

 

                         

                            <二日目に続く>