翌朝。海の上は靄が出ていますが、いい天気になりそうです。
東京湾の船も見えます。
ターナーの絵のような風景です。
「rokuza」の朝食は、夕食と同じ部屋になります。
細工の美しい箱の中は、野菜と魚介が中心で、やさしい味付けです。
特に塩辛と海苔の佃煮はおいしかったです。
飲物は牛乳、グレープフルーツジュース、オレンジジュースから選べます。
納豆も豆の味がしておいしいです。
サラダは二人分が山盛り、とても食べきれません。
湯豆腐ではなく茶碗蒸しなのが個人的には素敵です。
鶏肉がごろごろ入っていますが、少しだけ貝柱も入っています。
ご飯は長狭米。
干物は5種類から選ぶことができます。
今回はアジとえぼ鯛。
小ぶりですが肉厚で柔らかく、近所のスーパーで売っているものとは一味違います。
味噌汁は伊勢海老でだしをとっています。
朝食もおいしく、胃にも優しいので、つい食べ過ぎてしまいます。
ロビーに移動して、食後のデザート。
朝食の後、部屋にもどり、部屋の風呂に入ってからチェックアウトします。
「rokuza」に宿泊した感想ですが、良い宿であることは間違いありません。残念なのは、海辺にありながら、窓を開けると外を歩いている人とか他の客室から丸見えになってしまうこと。立地と建物の構造上仕方ないですが、宿の中でゆっくりする、おこもり系の宿と考えたほうが良いと思います。
あと、スタッフの対応は悪くないですが、時々事務的な感じがあるように思いました。
ファミリー向けの宿が多い房総では、今のところ数少ない二人で静かに過ごせる宿なので、そのうちまた来てみたいと思います。
<その2に続く>