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2021年12月27日 伊豆旅行 一日目 その3(伊豆高原 城ケ崎温泉 花吹雪 夕食)

2022年01月03日 18時46分12秒 | 旅行

夕食の時間になったので、食事処に向かいます。

チェックイン時、座敷と椅子席の希望を聞かれたので、椅子席を希望したところ、チェックインした建物を指定されたので、そちらに向かいます。

 

 

今回は、標準のプラン、長七という会席料理のプランです。

 

 

 

先付 炙り帆立と摺りおろし林檎酢 白髪セロリ

 

まずはいきなり意外な組み合わせからです。最近、フルーツと魚介を合わせる料理に出会うことが多いような気がします。

 

 

 

 

八寸

 菜花の白和え 梅花人参

 和三盆仕立ての栗きんとん

 燻鮭の椿寿司

 自家製唐墨 梅花大根

 海老の松風

 千社唐の西京漬け 黒豆

 

梅をちりばめた春らしい一皿です。

味もおいしいです。特に白和えは奥が深い味で、今まで食べた白和えの中では一番おいしいと思います。

 

 

日本酒は、種類は多くないものの、静岡の有名どころがそろっています。

五勺から選べるのもうれしいところです。このグラス、香りがグラスの中にとどまるため、香りを楽しむことができる、なかなかの優れものでした。

値段も安めなのが、さらにうれしいところです。

 

 

御造

金目鯛の焼霜造り、ぶり、やりいか

 

 

金目鯛にのせてあるのはぽん酢の水晶寄せ、ただのポン酢ではなく、奥の深い味付けです。火を通して味が濃くなった金目鯛とよく合います。

いかはコリコリ、ブリも適度な脂でおいしいです。房総の宿よりも魚の扱いは上手です。

 

 

 

 

蓋物

里芋の饅頭 銀杏入り 鱶鰭春菊あんかけ 結び紅白 松葉柚子

 

鱶鰭なんていつ以来でしょうか。味付けもちょうどよいです。

 

 

 

 

中猪口 伊豆の苺と天城山葵のソルベ

 

結構山葵が効いていますが、苺と山葵の相性は悪くないです。

 

 

 

焼物

近海寒鰆の味噌幽庵焼き 金柑 芹の黒胡麻和え おろし

 

味噌の味付けがとても好みです。これも今まで食べた中で一番かも。

 

 

 

 

御飯 

煮穴子の炊き込み 生姜 針大葉

留椀

法蓮草の摺り流し 揚げ粟麩 黒胡椒

香の物

胡瓜の黒文字漬け 柚香大根 汐吹昆布

 

 

御飯は薄味で、意外にあっさりしています。法蓮草の摺り流しも、それほどほうれん草が強くなく、意外に癖はありません。

 

 

 

 

最後は自家製わらび餅。

 

「花吹雪」の夕食、文句なしにおいしかったです。前日に予約して、こんなにおいしい料理が食べられるとは思っていませんでした。

 

我々にはちょうどよい量でしたが、多く食べる人には物足りないかも。

 

 

 

夕食の後、部屋に戻ります。

現在、コロナ対策で従業員は部屋に入らないとのことで、布団は自分で敷くシステムになっているとのこと。

 

 

布団を敷き、少し休んでから温泉に向かいます。

この日は伊豆もかなり冷え込んでいて、浴衣に厚手のどてらで外を歩くと凍えそうになります。

 

今回は、森のうさぎ棟にある貸切風呂に行くことにしました。

 

 

こちらは窓を開けると外につながる、半露天構造となっています。

 

お湯はかなり熱く、だいぶ水を入れないと入ることができないくらいでした。

寒いのにお湯に入れない状態でしばらく待つことに。

 

 

 

折角温泉で温まっても、風呂上がりに浴衣を着ているうちに、足元から冷えてきます。

 

早く部屋に帰って、風邪をひく前に寝る音にします。

 

 

 

                                                    <二日目に続く>

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