2023年12月24日 伊豆旅行 一日目 その7（伊豆 薫風 夕食）

続いて伊豆薫風の夕食です。

 

夕食会場はそれほど広くない大広間、テーブル席ですが仕切り等はなく、あまり居心地はよくありません。

個室もあるようですが、高い部屋に泊まらないと個室には案内されないのかもしれません。

 

夕食はベテランの仲居さんが運んでくる、昔ながらの日本旅館のシステムそのまま、せっかくリゾート風に改装したのに、それにそぐわないシステムに感じられ、違和感を感じました。

 

 

食前酒。ニューサマーオレンジ酒にジンをブレンドしているそうです。

前菜　合鴨ロースのクワ焼き　錦野菜

 

これも前菜

あん肝　鮑　海老琥珀寄せ

もって菊　とんぶり酢浸し

秋刀魚寿司

干し柿百合根

林檎生ハム巻き

 

 

吸物

鶏しんじょう　椎茸　小かぶ　青味　柚子

 

造り　小ぶりながら伊勢海老付です。

伊豆のワサビは他とは一味違います。

 

 

焼物

鰆味噌漬け　蕪アチャラ漬け　お多福豆

 

炊合わせ

聖護院大根　海老団子　菊菜　針柚子　七味

 

小鍋

寄せ鍋　金目鯛　海老　烏賊　浅利　帆立貝　鰺のつみれ　粟麩

 

揚物

帆立貝東寺揚げ　舞茸　青唐　ほっき貝おかき揚げ　抹茶塩

 

 

食事

鮭の炊き込み御飯　赤出汁　香の物三点盛り

 

水菓子　

夏みかんシャーベット　杏仁豆腐　フルーツ

 

 

 

伊豆薫風の夕食ですが、良い食材を使用していると思います。味付けも悪くありません。

しかし、日本旅館として極めて普通の夕食で、次の料理へのわくわく感、料理が出てきたときの感動みたいなものはあまり感じませんでした。

日本酒の選択肢も少なく、結果としてあまりお酒がすすまない感じでした。

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜二日目に続く＞

 

 

 

2023年12月24日 伊豆旅行 一日目 その6（伊豆 薫風）

本日の宿は、伊豆薫風です。

元は浜辺の宿濤亭という名前の宿でしたが、今年の7月に伊豆薫風としてリニューアルオープンしました。

名前からわかる通り、たてしな薫風の同じ系列の宿になります。

 

宿は、下田から車で10分程度の入田浜という、小さな海岸にあります。

 

リニューアルされたばかりなので、建物はきれいに改装されています。

 

目の前が砂浜で、リゾート感満点です。

 

この宿の隣はTBSの保養所、少しはなれた場所に会員制のリゾートホテルがあり、場所的にプライベート感があります。

 

ウエルカムドリンクは昆布茶、天城路は下田のお菓子です。

 

 

この宿の売りは全室オーシャンビューで、露天風呂付スイートルーム、今回はオーシャンスイートツインという部屋を予約しました。

部屋も館内も、ほぼ完全にリニューアルされています。使用している材料も結構良いものを使用していると思われます。

 

見た感じ、普通のベッド付和室です。スイートルームの定義は、ベッドルームにリビングルーム等がついているワンランク上の部屋、なので、この部屋をスイートルームと呼べるのか、については微妙だと思います。ベッド部が完全に仕切られているわけではないので、強いて呼ぶにしてもジュニアスイートではないかと思います。

 

窓からの景色。立地は最高です。

 

部屋の風呂。

浴槽は広く快適ですが、お湯は特筆すべき点はありません。おそらく24時間風呂的なシステムと思われ、少し消毒臭があります。

分類上は温泉になるのでしょうが、温泉成分的なものは感じられません。

 

冷蔵庫の中の飲物は無料です。

 

 

この宿の4階、屋上にはオープンテラスがあります。遮るもののない絶景のオーシャンビューです。

この両サイドに展望露天風呂があり、同じ景色を見ながら入浴することができます。

ここにも入ってみましたが、消毒が強く、湯温も高めで、肌に合わない感じで、早々に出てきました。

 

 

 

宿の前に広がる入田浜。ここはウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」のロケ地だったようです。TBSの保養所があることと関係あるのでしょうかね？

 

 

日が暮れてきました。

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜その7に続く＞