宿を出て、磐梯吾妻スカイラインを通って、裏磐梯に向かいます。
磐梯吾妻スカイラインは途中に何か所かビュースポットがあります。
つばくろ谷は駐車場も大きく、トイレもあり、沿線随一のビュースポットです。
不動沢橋から絶景を見ることができます。
谷から吹きあがってくる風がイオウのにおいがします。
山側に見えるのは、旧不動沢橋の橋脚部分、ここまで行くことができます。
こちらから見る新不動沢橋。
2000年までこちらのルートが使用されていたようです。
現在では除雪の雪置き場になっているようで、まだ雪が残っています。例年はもっと多いのでしょう。
つばくろ谷からどんどん標高を上げて、荒涼とした有毒ガス地帯を抜け、浄土平駐車場に到着。
中央に見えるのは一切経山で、中腹から噴煙を噴き上げています。浄土の隣には地獄があります。
駐車場の奥には湿原が広がり、木道が整備されています。
吾妻小富士山。吾妻小富士の名前を知ったのは、福島競馬の吾妻小富士オープンでした。
せっかくここまで来たので、吾妻小富士に上ることにします。
山頂までは階段が整備されていて、片道15分程度です。
ですが、途中休むところはなく、ひたすら階段なので、結構きついです。
階段の上に到着。風が強くて冷たいです。
浄土平の標高1600m、吾妻小富士山頂1707mなので標高差約100mです。
階段を降り、駐車場に戻り、駐車場の脇のフキノトウを撮影していると、駐車場整理係の人に声をかけられ、湿原を少し進むとワタスゲの花が咲いていると教えてくれました。
せっかくなので見に行くことにします。
湿原の木道は基本平坦ですが、一部階段もあります。
階段の先に進みます。
この辺はまだ春になったばかりです。
ところで、肝心のワタスゲの花がどんなものなのか分かっていません。
検索しようにも電波が来ておらず、スマホが使用できません。
この辺で、それらしきものを探してみると、
これかな、ということで撮影。後で調べると、正解のようです。
綿状のものは花の後にできるもので、花は意外に地味です。
これはイワカガミですかね。
風もなく、非常に気持ち良い気候です。
殆ど平坦で、木道も広く、良い散策路です。
駐車場に戻り、裏磐梯に向かいます。
<その3に続く>
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