さて、今日はこれで本日の宿に向かいます。
途中、蓼科湖に立ち寄ります。
蓼科湖は過去に二回立ち寄ったことがありますが、真冬と早春で湖面の半分は凍結しており、人もおらず、寂しい印象の場所だと思っていたのですが、夏に来ると全然違います。立派な観光地です。
凍結して冬鳥しかいなかった湖面にはスワンやテントウムシのボートが優雅に浮かんでいます。
完全にリゾート地です。
そして、前に来た時にはなかった建物ができています。
この蓼科湖の駐車場は、道の駅になって、7月にオープンしたばかりとのことです。
その建物の一つ、蓼科アイスで休憩します。この施設も7月にオープンしたばかりです。
ブルーベリーソフトクリーム。
コーヒーフロート。
クリームがなめらかで、濃厚すぎず、非常においしいです。
ここまで来ると、暑さはあるものの、大分空気が違います。
湿度が高いので、蓼科山はかすんでいます。
本日の宿は「たてしな薫風」、三度目の宿泊になります。
過去には冬、春に宿泊していますが、やはり蓼科のトップシーズンは夏で、茅野市内よりは5度程度気温が低いです。
ウエルカムドリンクのスパークリングワインとごまの寒天よせ。
この時期だとテラスに出ても気持ち良いです。
今回の部屋は、和のついん。一番ベーシックな部屋ですが、十分は広さです。ベッドではなく、一段高くなった部分にマットレスが敷いてあります。この一段高くなった部分が要注意で、油断していると角に足の指をぶつけます。
さて、今日は昼食が遅く、先ほどソフトクリームも食べたので、食事は遅い時間の19時30分にして、少し周辺を散策することにします。今までは寒い時期だったので、周辺を歩くのは初めてになります。
たてしな薫風のすぐそばに、小津の散歩道という散策コースがあり、15分ほどで、映画監督の小津安二郎の山荘建築予定地に行くことができるとのことなので、行ってみることにします。
たてしな薫風は元は企業の保養所のため、別荘地の中にあるので、奥に進んでいくと、大学の研修施設、契約保養所、個人の別荘等がありますが、どれもしばらく人が来た形跡がなく、何となく不気味な感じです。
この別荘地帯を抜けると、散策路は細い山道になります。
結構長く登りが続くのと、不気味さとが相まって、これ以上進むことは断念し、宿に戻ることにしました。
第一部の夕食が始まる頃を見計らって温泉に行き、夕食の時間までゆっくりと過ごします。
<その3に続く>