今回のツアーでは、有料観覧席から祭りを観ることができます。
それもこのツアーの魅力の一つです。
祭の開始は19時~ですが、今日は初日なので、18時30分から青森県知事をはじめとした来賓のあいさつがあります。
この段階ではまだかなり明るいです。
左に待機しているのは大型立佞武多、2023年制作の「素戔嗚尊」、奥に中型立佞武多が待機しているあたりが五所川原駅になります。
大分暗くなってきて、19時に立佞武多の運行が開始されます。
先頭は中型立佞武多「金太郎」。
続いて登場は、大型立佞武多、2021年制作の「暫」。
3基ある大型立佞武多のなかでは一番古い、つまり運行は今年が最後になります。
個人的にはこの「暫」が一番良かったです。今年最後に観ることができてよかったです。
立佞武多自体はかなり明るく、色彩も鮮やか、背景は暗いので、かなりきれいな写真を撮ることができます。
今回、レンズ選びは迷いましたが、F値よりも焦点距離優先が正解で、高倍率ズームが大活躍でした。
こちらは小型。立佞武多のサイズの違いは高さの違いになります。
小型のものは細工が細かくて、これはこれで見栄えがします。
題材もバラエティの飛んでいて、このようなおどろおどろしいものもあれば、
ほぼ虎の物もあります。
中型になると、高さを利用した造形になります。これは五所川原ならではと思います。
出陣は全部で16団体、最後の2基は大型立佞武多です。
まずは「素戔嗚尊」。
最後を飾るのは今年の新作「閻魔」。
背面の絵も素敵です。
ここまでで約1時間、この後は運行コースを一周した立佞武多がスタート地点に戻ってきます。
我々も観覧席から下りてコース脇から観ることにします。
これは、立佞武多の館に「暫」が収納されたところ。
地上から見る大型立佞武多も迫力満点です。
「閻魔」が戻ってきて、本日の祭りは終了です。
正直、始まる前は観覧時間2時間は長いのでは、と思っていましたが、あっという間でした。
五所川原のネプタはもともとは喧嘩ネプタ、華やかさの中にも張り詰めた緊張感が感じられ、なにか心が動かされる、そんな感じのする祭でした。
終了後、五所川原駅前に移動します。
今回のバスは弘南バスで、五所川原駅前に営業所があるため、そこで待ち合わせとなっています。
こちらはJR五所川原駅。
津軽鉄道 津軽五所川原駅。
バスで宿に戻ります。それほど渋滞もなく宿に到着。
宿に到着後、温泉に入ります。
稲垣温泉ホテルの温泉ですが、非常に良いお湯です。
やや緑がかった透明のお湯はわずかに硫黄臭があり、ややトロっとした感じ、若干の塩気と甘みを感じます。
源泉かけ流しで、風呂上がりは肌がしっとりする化粧水いらずのお湯です。
洗い場も内湯、露天風呂すべて広く、最高に気持ちの良いお湯で、この温泉に入れるだけで、この宿のプランにしてよかったと思いました。
ただし洗い場の蛇口から出るのも温泉で、シャンプー石鹸の泡立ちはよくありませんが。
青森旅行初日、長い一日が終わりました。
<二日目に続く>
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