to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2015年8月17日 南紀・志摩旅行 1日目 その6(白浜、コガノイベイホテル)

2015年08月26日 22時31分54秒 | 旅行

「アドベンチャーワールド」を出て、まずは食事に向かいます。今日は朝、紀ノ川SAでうどんを食べて以来何も食べていません。そして、本日の宿の夕食が19時30分のため、この辺で何か食べておかないと夕食まで持ちません。

いつの間にか、雨はほとんど上がっています。

 

 

移動中、白浜駅南側の留置線で、予想通りこの車両を見かけたので撮影しておきました。

 

2015年10月30日での引退が発表された、381系「くろしお」です。

曲線の多い区間の切り札として投入された振り子式381系は、国鉄が送り出した車両の中でも、581/583系と並んで、個性的な技術の車両だと思います。

最初に中央西線「しなの」に投入され、ついでこの紀勢本線の「くろしお」、最後に伯備線の「やくも」に投入されましたが、「しなの」からはだいぶ前に撤退し、「くろしお」からも今秋で引退することになりました。

後継は北陸新幹線開業で余剰となった683系を直流専用に改造し、289系として投入されますが、振り子式ではないため所要時間は延びるようです。

一度も乗る機会はありませんでしたが、最後にその姿を撮影で来てよかったです。

 

 

 さて、食事ですが、最初、「とれとれ市場」というところに行ったのですが、ものすごい混雑で、広い駐車場にもかかわらず車を停めることができなかったのであきらめ、「フィッシャーマンズワーフ白浜」というところに向かいます。

 

 

ここは地元漁協が経営する最近できた施設で、白浜のほぼ中心にあるにもかかわらずあまり人はいませんでした。この荒天で海水浴をあきらめた人が周辺施設に流れたのかも知れません。

 

 

ここの市場食堂でやっと昼食をとることができました。

市場食堂は好きなものを選ぶ形式ですが、その場で売っている魚介類を調理してもらうこともできます。

写真は二人分ですが、白い御飯200円、鯛めし450円、味噌汁100円x2、本クエの刺身1000円、サバのマリネ250円、名前は忘れましたがイタリアンの魚の切り身250円x2、合計2700円。

値段は安くはないですが、味は間違いありません。

 

 

 やっと念願の昼食をとることができたので、本日の宿に向かいます。本日の宿は「コガノイベイホテル」、白浜の中心部からは少しはなれた小高い丘の上にあります。

 

 

このホテルはバブル時代に高級リゾートホテルとして建設されましたが、バブル崩壊により建設費が夫妻となり倒産、今では北海道に地盤を持つ会社が運営しています。

 

そのような経緯のあるホテルなので、建物は立派で、ロビーや廊下も広くてゆったりしています。築20年経過しているので多少汚れが目立つ部分もありますが、比較的良くメンテナンスされていると思います。

 

 このホテルの特徴は全室オーシャンビューであること、今回は少し高級なスーペリアツインの部屋にしました。9階にあるため眺望は抜群です。

 

 

下に見える屋外プールのほか、屋内にもプールがあります。その分、家族連れ、子供が多いのは仕方ないところです。

 

 

 

ところで、対岸に見えるオレンジの屋根の宮殿のような建物は、ホテル川久です。この建物はなんちゃっての張りぼてではなく、世界各地から集めた高級な建築材料を惜しげもなく使って建てられています。

ここは元は有名な和風旅館だったらしいですが、なにを考えたのかバブル時に超高級会員制リゾートホテルとして現在の建物に建て替えたとのこと。

で、結果としてはバブル崩壊で倒産、現在ではこのコガノイベイホテルと同じ会社がふつうのホテルとして運営しています。

この建物は一見の価値ありと思うので、そのうち宿泊してみたいと思います。

 

 

 

大浴場は結構広めで、洗い場も使いやすく、快適でした。お湯は消毒はしているようですが、少し緑がかったお湯は少し塩気と甘味があり、ぬるっとっした感じで、さすが白浜、非常に良いお湯でした。

 

 

 

徐々に日が暮れてきました。「ホテル川久」が怪しく光っています。

 

 

このホテルはイルミネーションに力を入れているようで、夕食に行く前に見に行きました。

屋外プールの周辺が、夜になるとイルミネーションで飾られます。

中途半端なイルミネーションではないため、なかなかきれいであることは確かです。

 

海側から見たコガノイベイホテル。湾曲したベランダがリゾート感を出していますが、建設費もばかにならなかったことでしょう。

 

 

 

さて、夕食はバイキングです。このホテルでバイキングが実施されるのは夏期のみですが、コース料理にあまり期待をしていなかったため、バイキングを選択しました。

ファミリーバイキングという名前の通り、夏休みに遊びに来る家族連れをターゲットにしているのですが、家族連れ以外でも選ぶことができます。

 

 

 バイキング会場は大宴会場で。テーブルのレイアウトはかなり詰め詰めで、予想通り家族連れがほとんどですが、思ったほどわさわさした感じはありません。

日本酒は、和歌山の酒がそろっているのがうれしいところです。まずは海南市名手酒造の「黒牛」を注文します。

結構甘みが強い、ちょっと癖のある味です。

 

 

肝心のバイキングですが、品数も多く、味もかなりおいしいです。

 

 

全体的にレベルは高いですが、特にバター、クリームソース系の味が優れていると感じました。

 

 

 

次の日本酒は、やはり海南市の紀伊国屋文左衛門。

先ほどの「黒牛」と似たような味です。

 

 

和食系もなかなかのものです。

 

 

お茶づけと味噌汁。

 

デザートも品数豊富です。

 

正直、思っていたよりもはるかに美味しい内容でした。スタッフの対応もよく、かなり良いホテルでした。

 

 

ところで、食事中に、次の日(18日)に宿泊予定の三重県熊野市の「里創人 熊野倶楽部」から電話がありました。

今日(17日)実施予定だった「熊野大花火」が荒天のため18日に延期になったため、道路が混雑しますとのインフォメーションと、折角なので花火を見に行きませんか、との連絡でした。

 

「熊野大花火」といえば、こちらでは有名で、一度は見てみたいとは思っていたのですが、宿をとるのは至難の業、しかもアクセスの悪い熊野市で実施されるため、時間までに到着できず、また終了後熊野市を脱出するのは下手したら翌日未明になるというような状況で、見ることは相当難易度の高いのですが、その花火大会を今日の荒天のおかげで、見ることができる幸運に恵まれまました。

 

旅行にはハプニングがつきもの、最近では天下のJTBが予約したはずのツアーが入っていなかったり、長崎空港で飛行機がなかなか飛ばなかったりとか、マイナス側のハプニングが多いですが、このようなうれしいハプニングはめったにあるものではありません。

今日、花火を楽しみにしていた人には申し訳ありませんが、自然現象なのでこればかりは仕方がありません。

思いがけずやってきた幸運を楽しませてもらうことにします。

 

 

                          <2日目に続く>

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2015年8月17日 南紀・志摩旅行 1日目 その5(アドベンチャーワールドその5)

2015年08月25日 20時38分58秒 | 旅行

一度センタードームに戻り様子を見ます。

センタードームとは、レストランやグッズショップがある建物で、アドベンチャーワールドの要の位置にあります。

途中、海獣館のシロクマ。頭を振り、体を前後に動かしながら何か歌っています。

 

 

センタードームで一息ついていると、雨がだいぶ小降りになってきました。

再び「パンダラブ」に向かうことにします。

 

ここは雨の場合、屋内で見ることができます。この辺も非常に素晴らしい工夫です。

しかも、屋内の場合、パンダとの距離が非常に近いです。

 

上野でこんな展示をやったら何時間待ちになるでしょうか。

 

 

しかし、パンダって、本当にフリーダムです。

 

 

 

 

笹を食べ、少し歩きまわったら寝てしまいました。

 

 

 

 

 

ここにきて気づいたのですが、パンダって、近くで見ると熊そのものでかわいくないです。白黒の塗り分けでなかったらここまで人気者になっていなかったでしょう。

 

地上の生き物は、生き残るために様々な進化を遂げてきました。キリンは首を伸ばし、馬は速く走ることで生き残ってきました。

 

パンダの場合、「人にかわいいと思われること」が生き残るための進化なのかもしれません。

 

 

再び雨が激しくなってきましたが、ここまでの通路も屋根が設置されています。センタードームに戻り、再び双子パンダを見に「ブリーディングセンター」に向かいます。

 

 

すでにあまり動かなくなっていました。

 

お母さんパンダ、こぼれています。

 

 

 ここでもう一度「ケニア号」に乗車します。

今回はスーパーシート(500円)に乗車してみました。一般シートが五人掛けベンチシートなのに対し、スーパーシートはセパレートタイプの4人掛けと、多少グレードアップしています。

 

 

出発したときは雨は小降りでした。先ほどとは反対側に座ります。

 

 

ラマ。

 

 

 

ヒトコブラクダ。 

 

 

普通のシカに見えますが?

 

 

多分クロサイ。

 

 

物思いにふけるライオン。

 

 

向こうには何があるんだ、ホワイトタイガー。

 

 

 

戻ってくると、「マリンライブ」二回目公演が終わった時刻のため、「ケニア号」乗り場は長蛇の列でした。

 

さて、ここで昼食をとろうと思ったのですが、このような天候であることもあり、レストランはどこも一杯で、断念しました。

 

今日は夜通し車を運転してきて、だいぶ疲れたので、早めに宿に入ることにし、この辺でアドベンチャーワールドを出ることにします。

最後に土産物を購入します。グッズはなかなかこれというものがありません。ぬいぐるみはリアルなわけでもなく、かわいいわけでもなく。

そんな中、以下の品物を購入しました。

ピンとマグネット。

 

ハンドタオル。

 

 

初めてきた「アドベンチャーワールド」ですが、思ったよりもはるかに楽しめる場所でした。展示にはよく見えるような工夫が感じられ、ショーも独創的でレベルが高いと思います。決してパンダだけではありません。かなり遠いですが、ここまで来る価値は十分あります。そして、一度来れば充分、ということはなく、何度来ても楽しめると思います。

ただ、食事とグッズに関してはもう少し工夫したほうがよいと個人的には思います。

 

そのうち、また来てみたいと思いました。

 

 

 

 

                         <その6に続く> 

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2015年8月17日 南紀・志摩旅行 1日目 その4(アドベンチャーワールドその4)

2015年08月24日 22時19分17秒 | 旅行

「アドベンチャーワールド」は、雨でも楽しめる屋内型の施設が多いのも特徴です。

そして、施設から施設へは屋根付きの通路で移動することができます。

激しい雨の中、アニマルランドにやってきました。雨が激しいため、とりあえずここでショーを見ることにします。

ここで行われるショーはアニマルアクション、いろいろな動物が出てくるコミカルなショーです。

 

 

 

 

 

 

 

カワウソと犬のボール集め対決。

 

 

カワウソがボールを抱えて走る姿がとてもかわいいのです。

 

 

 

 

最後に極彩色のオウムが会場を飛行し、ショーは終了です。

 

 

激しい雨のため、思いがけず見ることになったショーですが、なかなか面白いショーでした。

 

 

                        <その5に続く>

 

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2015年8月17日 南紀・志摩旅行 1日目 その3(アドベンチャーワールドその3)

2015年08月23日 19時26分05秒 | 旅行

アドベンチャーワールドの特徴は、陸の生物と海の生物を両方見ることができることです。次はイルカのショー、「マリンライブ」を見に行きます。

会場はマリンワールドの「ビッグオーシャン」、客席側には屋根と壁がある、半ドーム状のかなり大きな施設です。

 

 

そして、プールの向こう側は吹き抜けで、白浜の海と山を見ることができます。

 

 

「マリンライブ」は広いプールを最大限に利用した、ダイナミックなものでした。

 

 

 

 

向こう側がカマイルカ、手前がおなじみのバンドウイルカです。

 

カマイルカの立ち泳ぎ。

これを習得すれば、日本のシンクロチームはロシアに勝てるでしょう。

 

イルカに乗った少年とか、海のトリトンとかを思い浮かべてしまいます。

 

 

このジャンプは高さがあります。日本シンクロチームにオキゴンドウがいれば無敵です。

 

 

 

空中の輪くぐり。これも高さがあります。

 

 

ショーも終わりに近づき、出演者全員によるジャンプ。

 

 

ところで、このあたりから、雨風が非常に強くなってきました。

雨の降り方が尋常ではありません。こんなに激しい雨は今までに経験したことがないくらいの大雨です。正直、このまま水没して帰れなくなるのではないか、と思いました。

 

 

しかも風も強いため、プールの後ろから客席にものすごい勢いで雨が吹き込んできます。

このショーの最後にスプラッシュタイムというのがあって、プールサイドに集まった客にイルカが水しぶきをかけるのですが、この公演では客席全部がスプラッシュタイムになりました。

 

「マリンライブ」、思った以上に素晴らしいショーでした。

激しい風雨の中、ビッグオーシャンを後にします。

 

                        <その4に続く>

 

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2015年8月17日 南紀・志摩旅行 1日目 その2(アドベンチャーワールドその2)

2015年08月22日 18時15分05秒 | 旅行

次は、無料の「ケニア号」でサファリワールドに向かいます。時間が早いので待ち時間なしで乗車できました。

 

 

 

四両の客車を牽引する先頭車両は25tまで牽引できるとのことです。ベースはホイールローダーでしょうか。

 

この客車、中は冷房完備で、今日のような雨の日でも快適に見学ができます。そして、先ほどのパンダ舎もそうですが、ガラスに水滴ができないことから、親水ガラスを使用していると思われます。この辺はいかに動物を良く見せるか、工夫が感じられます。

この客車は一列5人乗りですが、右に乗っても左に乗っても、それぞれ異なる動物を見ることができます。どちらかがはずれということはありません。

 

 

 

 まずは草食動物ゾーンへ。

 

 

 

 最初はアフリカゾウ。

 

 

 

これは、多分エランドだと思います。ガラス越しですが、柵がないためかなり間近で見ることができます。

 

 

 

プロ野球チームの親会社ではありません、シロオリックスとチャップマンシマウマ。

 

向こうに人が見えますが、草食動物ゾーンは徒歩で回ることもできます。

 

 

アミメキリンの親子。

 

 

アジアスイギュウ。

 

 

ゴールデンターキン。

 

 

「ケニア号」は肉食動物ゾーンに入ります。

肉食動物ゾーンは高い柵で囲われており、「ケニア号」は二重のゲートを通り抜け、出入りするようになっています。

 

 まずはライオン。

 

 

オスとメスが別々に固まっています。

 

 

 

 

ヨーロッパヒグマ。

 

クマが水の中から顔を出す姿は、TDLのアトラクションを思わせます。

というより、TDLでは実現できない、実際の動物によるアトラクションをここでは普通に実現しているわけです。

 

 

 

 

チーター。チーターもほぼ放し飼い状態で、さすがに全速力で走るところは見ることはできませんが、速足程度は披露してくれます。

 

 

 

肉食動物ゾーンを出て再び草食動物ゾーンへ。

 

アカカンガルー。

 

エミュー。

 

カラス。

 

 

 

 

サファリワールドは思ったよりも面白いです。他に有料のツアーもありますが、「ケニア号」でも十分楽しめます。特に、雨の日、暑い日には空調の聞いた室内で快適に回ることができます。ガラスも大きく、視界も悪くありません。

 

 

 

                           <その3に続く>

 

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