6月8日 北北東7m 波1.5m 若潮 月齢
10.3 旧暦5/11
待ちに待った、まるきんさんの船釣りツアーの烏賊流しで攻めるアラ釣り。
船からアラ狙いなんですが、当然簡単に獲らせてくれる魚ではありません。
非常に神経質ですがアタリがあったら一気に竿は舞い込み、素早い動作と鮮明なやり取りが出来ないとノサレたあとは巻く事も出来ず逃してしまう事もよくある話。
バラすと自分の巣穴に戻ったあとはエラを広げ、巣穴から長い期間、出て来ようとはしません。
個体も少なければ限定したポイント、食った直後のやり取りで勝敗が決る。
根魚釣りをやった方は分ると思いますが根が荒い生息になるので動き回る魚でもないのでなるべく底を狙うようになるのですが、アラの限界値、アタリを出やすく底にタナを近づけるとアタリは出るかも知れませんが瞬時に根に回られ、80号近いラインをぶち切っていきます。
相手がデカイほど絶対、底上げしなければ獲れません。
早朝3時、まるきん伊万里本店に集合。
皆で集まって道具を積み込みます。
意外にそう道具は少ないもの。
魚が大きい分、大掛かりになりそうなんですがタックルと竿受けにバッテリーと小道具。
平戸早福港まで目指して出発です。
今回もお世話になる関勝丸さん。
昨年のツアーでは獲らせて頂きました。
今回も気合が入ります。
早福港の遊魚船では殆んどが、どの釣りでも船から仕掛けを頂きます。
鉛は持参さんですが自作でも全然いいのですが信頼ある仕掛けです。
船長から鉛100号の指示。
早朝5時半、出航です。
餌は活きヤリイカなんですが先日、一帯をスッテで夜焚きに来たばかり。
状況はまだ全快とはいきませんがマズマズ型も揃ってきたとこみたいです。
烏賊釣りのスッテを見るのも勉強になるのですが、見慣れたキーストンさんの早福型餌巻きスッテが主流、組み合わせも赤/緑の発泡硬質ウレタンのウキスッテも組み合わせ。
前回も赤/緑は好調でした。
まだ解禁になって間もないですが今季はアタリは少なめとの事。
1艘で日に2~3回アタルかどうか。
当然釣りなんで個人の釣果にはなるのですが状況でのカウントは船でいくらと数えるのが相場。
それだけ価値観ある魚だし何年も追いかけてもまだ手中にしてない方も居てもおかしくない釣りです。
イケマから取り出し船長が各自、餌付けを行い再びイケマで針を付けたまま置いておき、ポイントへ船を回して合図で投入。
この烏賊を泳がす微妙な仕掛けの長さや長持ちさせる烏賊の針の掛け方などは勉強になる。
2投目、底に着いた途端、ゴっと変なアタリ。
底上げにて5m上げ待ってもアタリなし。
引き上げると烏賊には傷。
足は切られ、なにやら怪しげです。
3~4流し目だったと思います。
一番後方で一気にバットから極限に竿が舞い込んだ。
すかさず引率の山口さんがヘルプに入るがすぐにスッポ抜け。
針掛りが 浅かったようで餌がボロボロになり着いてきた。
それ以降、アタリは遠のく。
ポイントを変え変えするのですが潮も悪くもしアタリが来るならば昼前後の動きだろう。
平戸早福のいい所はアラのポイントは限りがありますが玄海に比べポイントの移動幅が短い。
それだけポイントが多い。
あれだけ船が港にいて殆んどがアラ釣りを迎えてる。
同じところを船は流さない。
諦めたら終わり、最後まできっちり底取りと瞬時の対応に備え気を抜けない。
昼頃、一瞬だった。
また後方左舷側にてド級のアタリ。
一瞬で根元まで竿がひん曲がり起こす事も巻く事も許されず80号近いラインは無残にも途中から根ズレにて飛んだ。
アタリが少ない分、確実に掛けるにはすぐさまの対応がいる。
ド級は恐いが置き竿だとどうしても遅れる。
あれを見たら震えるほど恐いが竿は手持ちで勝負。
しかし時間まで竿は突っ込まなかったです。
アタリがあった分良いのかも知れませんがやはり獲りたい。
今回は今回の釣り、次回はリベンジではなくまた新しい次の釣り。
行かないと釣れない、アタリからモノにするまで通わないと。
餌だった烏賊は卵がみっしり入っていて魚も旨いもの知ってますね。
餌も旨くなければ。
また次回、7月になりますが行きますので。