五輪汚職の輪が拡がっている。
贈賄側はAOKI からKADOKAWAへ、大広へ、また組織委側もコモンズ(高橋容疑者)からコモンズ2(深見容疑者)へとプレーヤも増えた、
注目すべきは組織委側のプレーヤがいずれも電通出身者で今回の様々な動きも電通本体がからんでいる点だ。
恐らく一連の動きについて頭脳は電通OB ,手足になったのが電通から組織に出向していた社員や電通本体ではないかと推測されるがいずれにせよ電通の倫理観の欠如は目に余る。
電通については五輪関係以外にもコロナ禍対策事業の元請け、関連企業への丸投げや電通出身者が経営するイベント会社の脱税事件が明るみに出ている。
今や広告業界のジャイアントもダーティーな企業イメージが拭えない。
業界第2位の博報堂の4倍のシェアがあるというもしそうなら企業分割して健全な市場競争環境を作るべきではないのか。
電通中興の祖・吉田秀雄氏の「電通鬼十則」は今も同社の中で生きていると聞いたが、としたら明らかに暴走気味である。
ここまで不祥事が頻発するようであれば電通本体も何らかの説明なり行動が必要ではなかろうか。