ソ連時代から分裂直後のロシアの初期を長らく率いたゴルバチョフ書記長(のちに大統領)逝去のニュースがあった。
ゴルバチョフ氏(愛称ゴルビー)で連想するのはペレストロイカ、グラスチノスという見慣れない言葉だった。
前者は政治改革、後者は情報公開を意味しいずれもゴルバチョフ政治の根幹を成すものだったが残念ながら共産主義体制の中ではなかなか受け入れられず最後には道半ばで退陣を余儀なくされた。
政治に「若し・・・」はないかもしれないが平和主義者ゴルバチョフあるいは同じ政治哲学を有する彼の後継者が政権を続けていれば現下のウクライナ侵攻は起きなかっただろう。
「握りこぶしで握手はできない」とはゴルビーが残した有名な言葉だが今となっては空しく響く。
ロシアの大統領府は「国葬に近い形で葬儀が執り行われる」と言っていたがプーチン大統領は欠席するという。
国葬にもいろんなケースや事情があるんだねぇ。(笑)