大相撲秋場所が昨日11日目を終えたが大変なことになっている。
何と役力士がほぼ全滅なのである。
優勝レースのトップは10勝(1敗)の平幕玉鷲、9勝は2人だが共に平幕の北勝富士、錦富士で三役以上の役力士は出てこない。
大相撲の顔と言うべき横綱照ノ富士は5勝5敗で休場に入り、3大関のうちは1人はカド番負け越しで大関陥落決定、あと1人が2勝9敗で来場所はカド番だというから相撲協会も頭が痛いかもしれない。
しかしモノは考えようである。
多くの平幕力士にチャンスが生まれている。
横綱白鵬が全盛のころはそうはいかなかった。
角界も今や戦国時代なのだが戦国時代は戦国時代なりの楽しみ方もある。
一体来年の今頃の番付はどんな顔ぶれになっているのだろう。
「下剋上」あり、小兵力士の活躍など意外性も楽しいものだ。
ただちょっと気になるニュースもあった。
幕内復帰を目指す現幕下の朝乃山が今場所十両昇進を決めきれなかったようだ。
早く大関時代の勇姿を見せてもらいものである。