国論が二分される中でとうとう安倍元首相の国葬が挙行された。
「とうとう」といったのは首相が再三いっていた「(安倍元首相の国葬について)説明不十分という批判があることは真摯に受け止める。引き続き最後まで丁寧な説明を続けたい。」が実行されないまその日を迎えてしまったからだ。
一体首相は自らの言葉や約束をどう考えているのだろうか。
案の定先日の国葬挙行には会場周辺や都内で国葬反対のデモが行われ一部では小競り合いもあったと聞く。
本当に残念なことだがこんなことは当然予想されたことだった。
国葬プログラムの中でも気になることがあった。
黙とうの時間帯に自衛隊音楽隊が静かな音楽を奏でていたことだ。
「黙とう」なのにBGMあり?
後でわかったことだが会場周辺で国葬反対派が黙とう時間に合わせて騒音による妨害活動を企図していた。
国葬主催者としては遠くからのノイズを気にしてやむを得ずBGMで対抗したのではないか。
ところでこの国際挙行には海外メディアも「日本の分裂」を併せて報道していた。
あまり名誉なことではないが事実は隠しようもない。
果たしてこの国葬挙行は総合的に見て政権にプラスだったのか?マイナスだったのか?
「後悔先に立たず」の諺が重くのしかかる。