昨日投開票のあった沖縄県知事選は予想外の大差で現職の玉城氏が再選された。
自民党の推薦を受けて出馬した元宜野湾市長の佐喜眞氏は「政策が評価されていると思っていたが結果的には大きな差があった。」と敗戦の弁を述べていた。
これを聞いて感じたのは先に行われた党と旧統一教会との関係を公表した顛末が尾を引いているのではないかという気がしている。
あの調査(幹事長は「調査ではなく点検」と主張して譲らないのだが)の概要と報告の仕方である。
当初は党は全く関わっていないので調査も点検も考えていなかった。
しかしながら世論に強いられてシブシブ点検結果を取りまとめ公表した。
しかし渦中の中心人物であった安倍元首相は対象外とし、それ以外の公表内容も自己申告なるがゆえに疑惑ふんぷん、党内からも不満が噴出するほどだ。
この点検結果公表はまずかった。
週末行われた各社の世論調査も推して知るべし、沖縄県知事選の予想を超える大差の敗戦となったがこの3つはどこかで繋がっている。
政府はもう平然としておれないだろう。
国葬も目前に迫ってくるし、政権がやらなければいけないこと山ほどあるねぇ。