グーグルマップ上に表示されるクリニックに投稿された口コミ内容が名誉棄損に当たるとして先日投稿者女性に対し口コミ削除と200万円の賠償を求める判決があった。
グーグルマップは普段からよく見ているサービスなので関心を持って判決結果を見ていたが「思ったよりも重い判決だったなぁ」というのが偽らざる印象だ。
かといってこれが悪いと言っているわけではない。
言うまでもなくインターネットは無限の広がりと印刷物・現実の口コミにはない情報拡散スピードを有する。
ゆえに意図的な悪意ある投稿について抑止する意味であえて法廷は重いペナルティを科したのではないか、とポジティブに受け止めている。
今後類似のケースについても本件がいい先例になることを期待したい。
そうそう、グーグルマップ上の口コミサイトについて1つ気になることがある。
口コミサイトが立ち上がっていることを当該事業者が気が付いていないことが多々あることだ。
筆者が普段利用しているバーバーショップもその1つである。
悪口(賞賛もあるが)を書かれていることをそもそも認識していない飲食店や各種サービス提供事業者が実に数多く存在するのだ。
グーグルは口コミサイト立上げに際し事前に当該事業者に承諾を得ておくプロセスが必要だと思うが如何だろう?
口コミサイトの多くは事業者にとってプラスになっていることを承知で言っているんだけどね。
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