関西万博の開催が微妙である。
建設費の高騰が出展各国の判断に影を落としているのだ。
その遠因にはロシアのウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ間の紛争があるのではないか。
先行きどんな動きが起きるかもしれない。
こんなときにはついつい守りの姿勢が優先し行動基準が委縮しがちなのだ。
ともあれ政府や維新の会はそんなことは言っておれない。
やみくもに突進していかなくてはいけないのだ。
肝心の国内世論の盛り上がりもイマイチなのが気にかかる。
どこかの調査だったか、国民の中に関西万博の開催を期待する向きが30%程度だというから関係者の心配は尽きないだろう。
350億円とも言われる総延長2キロの会場シンボル・リングだ。
ただその再利用方策の例として清水寺を提示した橋下徹氏の説には思わず違和感を抱いた。
どう考えてもあのリングはどこに持って行っても歴史的遺産にはならないだろう。
橋下氏の言動には共鳴することが多いがこの説に限っては疑問視せざるを得ない。
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