安倍元総理の国葬反対運動がどうにも止まらない。
ほぼ毎日のように反対デモが行われているようである。
規模の大小はともかくとして恐らくこの動きは国葬儀当日まで続けられるのではないか。
そんな中発起人の中心である岸田総理はNYの国連総会に出席のためしばらく日本を留守にする。
他人事ながら思わず心配をしてしまう。
と言って「では何をやれば?」と問われれば今度は返答に困ってしまう。
国会の閉会中審査で自らの言葉で「しか」と説明したのにねぇ・・・。
もう打つ手は尽くした。
どれだけ反対運動が高まろうが強行突破しかないと言っているようだ。
二階前幹事長の応援演説(と言えるかどうか?)や立憲民主党野田元総理や連合会長の出席意向などプラスの材料もあるにはあるが他方自民党の中にも国葬形式に懐疑的な向きが声を上げ始めている。
メディアも国民世論もどちらかと言えば反対派が多数を占めている。
全くどうなるんだろうね?
「聞く力」をスローガンにしている岸田首相にとって今となってはこれがブーメランのように却ってくる。
もしかしたら今の放置状況、成り行き任せが命取りになってしまうかもしれない。
「決断」というのは非情なモノだ。