恋愛ナシ、セックスだけの関係を
模索する男女……て
なにげに流行りなん?
「ステイ・フレンズ」70点★★★☆
ロスのアート・ディレクター、
ディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)は
NYのGQ誌にヘッド・ハンティングされる。
彼に転職を斡旋したのは
ジェイミー(ミラ・クニス)。
ルックスはそこそこながら、
ともに恋愛に失敗しどおしな二人は
仕事を超えて、意気投合。
そのうちに
「恋愛は面倒だけど、セックスだけは時々したいわよね」
「そう、セックスってテニスみたいなものだよ!」
と、ここでも意気投合。
そして
セックスあり、しかし友人止まり、な関係を
築くことにするが――?!
ありふれたラブコメを
最新のツール(iPod、YouTubeとか。笑)を使い、
「いま感」たっぷりに描いた作品です。
それにしても
恋愛は面倒で「セックスだけの関係」を試みる男女、って
ナタりー・ポートマン×アシュトン・カッチャーの
「抱きたいカンケイ」にそっくりすぎますよね(笑)
しかも「ブラック・スワン」でナタポーの天敵だった
ミラ・クニス主演。
うーん、仕掛けすぎ?と危ぶんだけど
意外に悪くないラブコメでした。
男はあちらが、女はこちらがより魅力的かな。
まあラブコメって元々、
時代を映すマガジン的役割があるし、
(「ユー・ガット・メール」とかね)
いいアプローチだと思います。
ただ会話やカットバックが少々早すぎて、
目も頭もクラクラする。
会話スピードが早いので、
1時間49分より長く感じました。
会話の中身もかなりズバズバ&ズケズケなので、
へんなところが頭に残ってる。
ミラ・クニスを前に
「その見開いた目が時々キモい」とか。
ギリギリだろそれ、という(笑)
そんなこんなで
まあ、アハハと楽しめる作品です。
★10/1からシネクイントほか全国で公開。
「ステイ・フレンズ」公式サイト