この映画好きだなア。
笑って、肩がほぐれましたよ。
「ブルーノのしあわせガイド」７４点★★★★
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ローマに暮らす中年男ブルーノ（ファブリッツィオ・ベンティヴァリオ）は
ゴーストライターをしながら
自宅で補習塾をして、日銭を稼いでいる。
のほほーんといい加減な彼は
ある日、生徒の母親から
「半年の間、息子を預かって欲しい」と頼まれる。
「ええ？やだよ」と言った瞬間、
彼女は言うのだった。
「実はあなたの子よ」
(ブッ！←吹きました笑。)そして15歳のルカ（フィリッポ・シッキターノ）と
同居することになったブルーノだが――？！
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2012年のイタリア映画祭で好評だった作品。
原題「Scialla!（シャッラ）」は
ローマっ子の間で流行した言葉で
「まあ、まあ」「リラックス、リラックス」
「なんとかなるさ」的ニュアンスがあるんだそう。
確かに見終わると、肩の力が抜けてる感じ。
脚本がよくできており、
笑えて、気分よくなるんです。
ヒップな音楽もいいね。
執筆せんと机に座っても、全～然進まない
中年おやじブルーノ（←ココに共感したのかも！笑）
そんないい加減な彼が、
いきなり「息子」と同居することに。
しかも本人には黙っていろと言われてる。
その「息子」＝15歳のルカが
またなんともいえずいいキャラで
物怖じせず、ひょうひょうとマイペース。
学校では落第生なんですが
なかなか聡い少年なんですね。
そして二人が揃うことで
お互いに科学反応を起こしていく・・・という展開。
軽妙ななかに
深い部分まで描かれた人物像があり、
それを役者がナチュラルに表現しているのが
実によかった。
誰が見ても楽しめるけど
特に子どもに手を焼いている
親ごさんとか見るといいんじゃないかな。
ブルーノは女性から
「（子どもは）朝起きると別人になってるものよ。ホルモンの関係とかでね」と
アドバイスされるんですが
ああ、なんかわかる気がする～（笑）
★4/13（土）からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。
「ブルーノのしあわせガイド」公式サイト
