ミシェル・ゴンドリー監督って
読めない・・・(苦笑)
「ウィ・アンド・アイ」31点★★☆
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NYブロンクス。
とある高校前から
高校生たちがぞろぞろバスに乗り込んでくる。
明日から夏休み、ということもあって
車内はいつも以上にお祭騒ぎだ。
恋愛話や仲間うちのスキャンダルで盛り上がる生徒、
乗り合わせた客にいたずらをする悪ガキ・・・。
大騒ぎのバスは、そんな生徒たちを乗せて
市内をめぐっていく――。
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いや~これはですね~
1時間43分が苦行だった・・・(苦笑)
最初、監督らしいビジュアルイメージではじまり
「きたきた」と悪くなかったんだけど
「え。まさかずっとバスの中だけなの?」と気づいたあとの
1時間半の長いこと!
バスのなかで悪ガキたちの
途切れないマシンガントークを延々聞かされ、
クラスメートにもバスに同乗した大人たちにも
無礼でズケズケとした彼らの物言いと
不遜な振る舞いを見て、不愉快なことこのうえない気分に(苦笑)
若さや、鮮やかさなど
よいところもあるんですけどね、
しかし
これがティーンの“いま”だとしても
それがなんじゃ!しばくぞこのガキ!――という怒りが勝ってしまいました。
監督はもう25年以上前に(25歳のころか)
パリで実際にこういうバスに乗り合わせて
アイデアを思いついたんだそう。
出演者は実在の高校生たちで
プレス資料のインタビューによると
「大ホールのなかをウジャウジャしてる60人の子どもたちを相手にしたおかげで
僕は自己管理のやりかたを身につけたよ」だって。
けっこう手を焼いたんですかね(失笑)
★4/27(土)から公開。
「ウィ・アンド・アイ」公式サイト