ドキュメンタリーと、こちらで
補完計画、完了。


「スノーデン」71点★★★★




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2013年6月3日。
香港の空港で、ドキュメンタリー作家ローラ(メリッサ・レオ)と

英ガーディアン紙のコラムニスト、グレン・グリーンウォルド(ザカリー・クイント)は

一人の青年と落ち合った。



青年の名はエドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。

CIAとNSA(米国国家安全保障局)に勤めていたという彼は
米国政府による恐るべき“国民監視”の実態を二人に明かす。

なぜ、彼は重大な告発をしたのか?

そして物語は
「国家の役に立ちたい」と軍に志願した彼が

見聞きした出来事を遡ってゆく――。

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史上最大の内部告発である“スノーデン事件”を
オリバー・ストーン監督が描いた作品。


さすが、手堅い。


「シチズンフォー スノーデンの暴露」
と同じシーンの再現もあり、実に丁寧で、丹念。

想像以上に誠実な作りなので
135分、やや長くも感じるんですが、見ごたえは十分です。

ドキュメンタリーでは描かれなかった部分、
スノーデンの経歴や、彼が見聞きしたことがドラマとして描かれ

さらに
米政府による大量監視が実際何のために、どのように使われたのか?

わかりやすく描いてくれているので
この問題についてより理解が深まったし
“監視社会”の怖さも倍増しました。

これを見てから、ノートパソコンの上にあるカメラのレンズに
シール貼ってます(マジで。笑)

それにですねえ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、声色も変えて
まあ本人によく似ていること・・・・・・(

ラストにサプライズもありますよ。

★1/27(金)から全国で公開。
「スノーデン」公式サイト