うっひょう♪ノリノリだぜ(笑)
「ベイビー・ドライバー」74点★★★★
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あどけなさの残る青年ベイビー(アンセル・エルゴート)は
天才的な腕を持つドライバー。
今日もiPodで音楽を聴きながら
超絶なテクニックで運転をする。
だが、彼が乗せているのは
銀行を襲撃した3人組。
ベイビーは
大物犯罪者ドク(ケヴィン・スペイシー)に借りを返すために
危険な仕事を引き受けているのだ。
しかし、その借りももうすぐ終わる。
そんなときベイビーは
可憐なウェイトレスのデボラ(リリー・ジェームズ)と出会い――?!
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「ホットファズ」の
エドガー・ライト監督作品。
えらく前評判よかったんですけど
見て納得!
これはみんな好きでしょう!
運転中もだけど
普通にドアノブを開けたり、とかの動作ひとつひとつが
すべて音楽と連動しているような感じで
そのリズムが気持ちいい。
まさにミュージカル×カーアクション、という
斬新さとフレッシュさ。
しかも
どこかレトロでアナログなテイストがあるんですねえ。
主人公ベイビー役のアンセル・エルゴートは
胸キュン映画「きっと、星のせいじゃない。」に出てた
優(やさ)イケメン君。
80年代ふうのサングラスをかけると
かなりダサめになるところがおかしい(笑)。
んで
カセットテープにミックスを入れたり
その選曲といい
彼がときめくヒロイン(リリー・ジェームズ)彼女が働くダイナーといい
「ボニー&クライドかよ」ってセリフもあるように
どこか
古き良き“ルート66”なムード。
で、主人公ベイビーは
仕方なく悪事に加担してるピュアな若者で
観客は
ヒロインとの淡い恋にキュンとさせられるわ
そんな彼をまっ黒に染めようとする
ホンモノのワルとの攻防にハラハラさせるわ
またワルの大物役で
ケヴィン・スペイシーがズゴーンと存在感出してくれるわ
なんというか
長年かけて育まれてきた
映画の“うまみ成分”が
ギュッと詰まっててるような。
「カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』」と評されたそうで
確かに、そのへんでもリンクがあると思いました。
★8/19(土)から全国で公開。
「ベイビー・ドライバー」公式サイト