①最初は和だが、『キノコ鍋→カツ丼→あんかけ硬焼きそば』
「なめこ」を「少し流水で洗ってくれ」ってパッケージに書いてあった。
なんかフコダインみたいなトロトロした物質まで流れちゃいそうで不安だったけれど、一応・・・
(ザル掃除もそんなに手間がかからなかった)
①-①『簡易なキノコ鍋に』。
タッパに入れておいて、翌日味が染みた夕食に食べる分だけ小鍋で温めた。
安い豚ひき肉で団子を作ったり、冷凍の鶏肉も居れたが、肉類は「すき焼き」みたいに玉子を漬けたら震えるほど美味しかった。
あくまでもすき焼きでは無くて鍋なので多少薄味にしてあるから野菜類はそのままが美味しいかも。
(七味は要らなかった)
この後、〆にタッパに入れて野菜室にしまっておいたご飯を3回に分けて、
1回目は:キノコのカスだけをかけて(汁はかけないで)
2回目は:汁だけかけて(←やはりすき焼きではなく鍋なので薄まるのかこの時だけは七味があった方が)
3回目は:余った玉子&汁で。
どれも甲乙付け難いぐらい、凄まじい美味しさだった・・・
↓
①-②で、この鍋の汁が余る時に、酒、砂糖、醤油・出汁だから、調味料を足して『カツ丼』が出来るのではないか?と安い総菜のカツを買ってきて試してみた。
(本来ガチのこだわりの揚げ方で揚げようか?、迷ったがギリギリ限界で・・・)
で、作る段になって、肉の出汁&揚げ物ってシツコクね?
(材料が同じだから作れない事は無いけれど・・・)
ってふと気付いて、でもここまで準備してしまったので、
↓
水と僅かな煮汁と出汁と、出汁の素を入れ
なんとかカツ丼にした。
ヤバイ、滅茶苦茶美味かった。
やはり丼モノは汁気が少ない方が、ベシャベシャ、味噌汁ご飯みたいにならず理に適っている。
↓
①-③-1それで結局汁が又余ってしまったので、ふと、もしかして『中華の旨煮の原型』ってこういう鍋の余りから何千年もかけて改良されていったんじゃね?と、なんとなく旨煮の歴史の背景がボンヤリと瞼の裏に浮かんだ気がしたので、(固まっているから)レンジで軽く温めておいて、
片栗粉を同量の水で溶いて、醤油を入れ
これだけだと中華っぽくならんかな?とオイスターソースを足し
温めたフライパンに、一応油を少々広げて
温めたキノコ鍋の余りを入れ、(このままだと水分が少なく煮詰まって辛くなるので)水を足し、煮詰め、
適度な加減に煮詰まった所で、火を止めて(又は隣のコンロに映したりして火から外して)溶いた片栗粉(醤油味)を回し入れ、点火して(弱中火に戻して)適度なトロミを付ける。
市販のカタ焼きそばにかける。
う~ん、なんか違うな・・・、それなりにカタチにはなったけれど、なんかまだ中華っぽさと和風っぽさがまだ両立している・・・
(不味いってワケでもないんだけれど)
↓
①-③-2という訳で、まだ皿に余っていたのと、概ね市販のカタ焼きそばって二人前で販売がされているので、当然まだ麺だけが余っている状態・・・
という事はもう1回、前回の修正POINTを改良してやるだろ(やらざるをえんだろ・・・麺と上の餡が余っているのだから・・・)
今回は
・生姜を僅かに千切りにして油で炒めてから(←スパイスカレーの要領)
・豚小間肉(←フライパンで軽く炒めてから軽めに塩コショウ)と、シーフードミックスの戻し少々、安かったピーマン大量に炒め加えたら・・・
(中華のピーマン好きなので・・・身体にも良いし・・・油と合わせると苦味はマスキングされると学んでから更に好きになった、中身が空気に触れないと苦くならないので生でも齧れる・・・「寧ろ甘い」)
凄まじい美味しさだった!!、こんな美味しい皿うどんはあまり食べた事が無い。
(まあ長崎ちゃんぽんが好で、トロミを付けた餡が苦手な事と、少しだけ猫舌なので、皿うどんとかかた焼きそばは、あまり食べないんだけれどね)
※本当にスライスした生姜を1枚だが、細く切って香りを出すだけで、こんなにも中華になるとは・・・
①-③-③それで、僅かに餡を残しておいて、僅かなご飯にかけてみたら・・・
トロミが付いた餡が嫌いな自分が、こんなに美味しい中華丼?は食べた事が無いぐらい美味しかった。
普段、中華丼、食べないんだよ?
(まあ余りで冷めていたから多少の猫舌には、味を味わえたというのもあったが・・・)
でも、こんなに凄いのは初めて、やはり決め手は出汁だよ!!、出汁!!。
(出汁の旨味。甘さのコクではない!!、明確に違う)
中華はこうやって旨煮に進化していった過程で、山中で水を薄めてきた分、日本みたいな食材が乏しい島国と違って魚の出汁に接する機会が日本より少なかったから、
(お互いに民の話ね、でもイギリスもそうだけれど、多くの文化で残ってきた文化・反映している文化は民に受け入れられたモノ)
出汁のコクを補う為に、砂糖とか別の調味料でコクを補ってきた過程で進化してきたのだろうなって。
↑
それが日本人には少し何かがたりなっていうというか、
昔の中国の貧しい民にとっても水で薄めてきた分、コクが無くなるから味を濃くしてきたのかな~って。
巨大な大陸の中枢にはどうしても輸送に時間がかかったから・・・
それで濃くなったり、香辛料が強くなっていった。
三国志の蜀が四川(から西)で、米は良く栽培出来たが暑い地域だから、防腐の意味もあって花椒とか香辛料を強くしていったのかな?って・・・
魏?と呉?側の旨煮と、香辛料まで想像が膨らむ。
そんな旨煮の成り立ちを鍋から~旨煮餡まで歴史の流れを一気に己の身体と五感で体感出来た。
②『角煮→ラーメン→あんかけ硬焼きそば』
②-1、カレーを作る過程でGetしたスターアニス(八角)を使って折角だから角煮を作ってみた。
font size="4">②-2、豚肉を下茹でした湯は、香味野菜と煮てタレの入った丼に入れる時に濾し、とりあえずはラーメンにでも。
(野菜マシマシ、ニンニクマシマシもやってみればよかったな・・・)
途中から角煮をラーメンに乗せたりしてみて遊んだが蛇足だった・・・
(今回は角煮を作る事に集中したかったので麺は打たなかった)
(脂抜きが少しだけ足りなかったので少しシツコイ)
※別皿にすればよかった・・・
前から思っていたがラーメンのスープってこんなに塩分を入れるんだ?と改めて思ったので今回は残そう・・・
流石に怖いわ。
業務用の角煮用のカラシも溶く。
カラシ1つにしても向上心を込めて溶くとキレイに仕上がるものなんだな・・・
②-3、※で、ふと思ったのが、角煮を食べ終わった後、いつもあまるこの角煮の汁って、
・酒
・砂糖
・醤油
・生姜
・八角
がメインで他の中華料理に使える!!って。
だから一晩角煮をしみ込ませたら、軽くレンチンをして、固まった部分を溶かし
肉と汁に分ける。
時計回りに、
・豚を茹でたスープ(ラーメンで余った分)
・水溶き片栗粉
・東坡肉的な角煮の汁(←上記レンチンで溶かしたモノ)
・肉を茹でたスープを1晩以上冷蔵庫へ入れておいた時、翌朝上に浮かぶラードを取り分けたもの
油慣らしをしたフライパンにラードと生姜を入れ、風味を抽出
肉とか野菜とかシーフードミックスとか色々な物を酒・塩・コショウと炒めて、豚のスープを入れ(←出来れば1度温めると良いが余裕が無かった)、軽く煮立て、
↓
角煮の汁を入れ、煮たてたスープで丼を洗うように最後まで汁を注ぎ切ると、洗い物がラク!!
(でないと紙で器を拭かないといけない)
トロミを付けると、かなり本格的な風味のあんかけ硬焼きそばに。
角煮を作る時の生姜と八角を、ラードで生姜風味を抽出するスターターの時に再利用したらもっとよかったな・・・
お気付きだろうか?
全部繋がっているという事に!!
多分、「キングダム」とか「三国志」や「水滸伝」の時代って、ちょっと裕福な庶民でもそんなに贅沢な暮らしはしていないハズ!!
(それは何処の国でも同じ)
日本や中国に限らず調味料って民や人類にとっては凄く大切なモノだし(←まして大陸は塩分のある海から遠いから)、追加し続けていく事もしていかないと家庭ではそんな贅沢は出来なかったという空想を巡らしてみた。
※日本なんて(塩分はともかくとしても)もっと継ぎ足していたろうし・・・
↓
終わりなく次々使える、
・調味料を加え、
・油通しとか熱も加え、
・香味野菜や香辛料も加え、
その繰り返しで、だから中華は味が強くなっていく。
(強くなっていった)のだろうなって。
宮廷料理は知らんけれど・・・。
上記の①で、キノコ鍋(=所謂『旨煮』として捉え)から→硬焼きそばを作ったが、それと今回の②を合わせて宮廷料理とかではない我々一般人が食べる中華の骨組み(の一部分)を垣間見る事が出来た瞬間だった。
②-4、スープが余っているので
・餃子の餡に入れて小籠包みたいにジューシーに。
(練ればワリと入れられる)
②-⑤-1・ラーメンにも。
②-⑤-2・茹で汁を使ってチンジャオロースを作った時、
全部食べないで取っておいて
チンジャオロースー麺
②-⑥-1、余ったスープを
餃子の餡に入れてもよかったが・・・流石にそれは~と思って、
②-⑦-2、餃子は(余ったスープだけで)そのまま
②-⑦-3、野菜炒め的な何かに入れて
そのままだと味が濃い&スープが欲しかったのでお湯を入れて煮詰め
半分は旨煮麺(広東麺?)に。
トロミを付けないで『旨煮』で取っておけば(←何度も言うがトロミがそんな好きではないので)、又、あんかけ焼きそばにでもほぼENDLESSに(?)使える。
②-⑧、 と、その前に、まだ汁と具材がかなり余っているので、これだと2食分だから、
以前、「広州風焼きそば」や、なんちゃって「福建焼きそば」を作ったが、今回はオイスターソースを効かせて「上海風のやきそば」にしてみようかなって・・・
旨煮の汁(スープ)だけ50mlぐらい取って応用
醤油・オイスターソース・胡椒・砂糖で味を整える。
(あまり塩気や味が強く濃くても麺が味を吸って食べられないし、最初から汁に味が付いているので少し控えた、特に砂糖)
中華だとチャーシューとか角煮って具材として使うんだなー
(何せ、流石に冷蔵庫の材料が少なくなってきたので、あとキャベツを切った、本来ならモヤシなのだが急には無いので)
汁をきった野菜だけを少し取り分けて、これも入れよう!!
(何せ、冷蔵庫の材料が少なくなってきたので)
フライパンを温め、油をしいて
先ず、麺を炒め
1度皿かなにかに出しておく。
同じフライパンに油を敷き直して
角煮とキャベツの芯、→
キャベツの葉を炒める為に投入後、ホンの僅か炒めたら、すぐに旨煮の具を入れる、キャベツの水分で、フライパンへの旨煮の具のくっつきが少しは防げるかなって(←バッチリ)。
味を整えた汁をジャバーっと入れて
炒めた麺を戻し入れ
汁を混ぜながら全体を炒める。
本来ならここで最後にニラとネギを入れ炒めて香りを出すのが、急には無いのでこれで完成。
少しオイリーな風貌だがそうでもない、かなりイケる!
②-⑨、余っていたチンジャオを足して(←どうせ人に出す訳ではないし)
濃さを確認して、水溶き片栗粉に醤油を足しておき(旨煮の方でも良いが)
要らなかったかもしれないが、一応、鉄フライパンを温め、くっつかない様に少々の油で慣らし、生姜をスターターで風味出し(←スパイスカレーの要領)
※冷めたフライパンに入れてから加熱すればよかったかな?(でもこの方が確実だ、一瞬ワザと失敗をして勉強をしようかとも思ったが)。
ジャバーって入れて、拡げ
※(スープの量がギリなので)蒸発しないように蓋をして火を入れ
トロミを付けたら
(あれ、上手くいかない・・・、イカン、加熱時間が少し長くなってしまった・・・)
ラストの餡かけやきそばの完成
(大体2人前なので、もう1人前余っていたから)
トロミ付けで少しだけ戸惑ってしまったので、少し煮詰める時間が多くなり、やや濃くなってしまった。
旨煮の部分が少し余ったので、タッパに入れておいたご飯を入れて湿らしてから食す。
ウマイ!
②-1-2、角煮が余っていたので、
一人前づつ包んで冷凍。
なんか昔の店の人がこれをやっていたので。
多少自然解凍しておいて、レンチンでOK!
※八角があると、かなり応用が出来て本格的なあの風味が出せる。
因みに、カレーの様にスターターで風味を移した八角や生姜は、肉や野菜を炒める前に取り出した方が安全。
スパイスを噛むと(カルダモンとかはまだ噛んでも多少は平気かもしれないが・・・)、八角の強烈な強さが一気に前頭葉を貫くように上昇していく↑↑
『亢竜悔いあり』。又は、、、『足るを知れ』、だな、
「オマケ」
チンジャオを作る時に思ったんだ・・・
スープを少しにして、トロミ付けないんじゃね?って・・・
(お店によっては食べ易い様に細切りのロース肉やロースー・ウーを片栗粉でトゥルンとしてある所もあるが、それでもそこまでトロミを付けていないような・・・あんまり中華食べないから解からなくて・・・)
炒めるだけに「近い」というか。
↑
折角用意したけれど、今回は使わず、敢えてチンジャオロースを余らせておいて、次回トロミを付けて食べるのでは?って・・・
大昔(といっても数千年前)の庶民にとっては炒め→旨煮的な・・・
※鉄フライパンなので、いつも1度温め吸着水と酸化被膜でくっ付くことを解除してから、油慣らしをしてから、1度油ポッドにコシが無くなった油を収納し、再度油をしいていたが、
↓
イタリアンみたいに最初の『スターター』の時点から八角や生姜の風味をジックリ引き出してみた。
(硬いスパイスから先にってのはカレーと一緒)
もし焦げ付きそうなら酒で
(※イカン、手元が狂って入れ過ぎた・・・1度お玉に取ってからにすればよかった・・・)
とりあえず完成させて
敢えて余らす(いや、余るだろ)
にしても、日本人だからか、味噌汁がホッとする。
(定食屋チックというか・・・「これだよ、これ」って感じ)
↓
で、翌日とかに、肉が少ないので余っていた角煮を少し切って
野菜を追加し
チンジャオロースの余りと共に、他の野菜炒めの余りなんかも入れてしまって、スープも入れ
もし濃かったら水を足してから好みの濃さになるまで煮詰めて
水溶き片栗粉でトロミを付ける。
余熱でもトロミは付くがそのまま弱火で進行出来る!!
(1度火を止めてから入れるとトロミがダマにならない)
味的には安定してきた。
(凄まじいぐらいに美味いってのも、ホンの少しやや減った代わりに、おやっ『?』てのも全くなくなった・・・まあ「?」な時はほぼ絶対無いが・・・←中華ってある程度、失敗しヅライ気がする=ある程度はカタチにはなる、特に八角とかを使うとより本格的になる)
「炒め」→「旨煮」、、か。
「なめこ」を「少し流水で洗ってくれ」ってパッケージに書いてあった。
なんかフコダインみたいなトロトロした物質まで流れちゃいそうで不安だったけれど、一応・・・
(ザル掃除もそんなに手間がかからなかった)
①-①『簡易なキノコ鍋に』。
タッパに入れておいて、翌日味が染みた夕食に食べる分だけ小鍋で温めた。
安い豚ひき肉で団子を作ったり、冷凍の鶏肉も居れたが、肉類は「すき焼き」みたいに玉子を漬けたら震えるほど美味しかった。
あくまでもすき焼きでは無くて鍋なので多少薄味にしてあるから野菜類はそのままが美味しいかも。
(七味は要らなかった)
この後、〆にタッパに入れて野菜室にしまっておいたご飯を3回に分けて、
1回目は:キノコのカスだけをかけて(汁はかけないで)
2回目は:汁だけかけて(←やはりすき焼きではなく鍋なので薄まるのかこの時だけは七味があった方が)
3回目は:余った玉子&汁で。
どれも甲乙付け難いぐらい、凄まじい美味しさだった・・・
↓
①-②で、この鍋の汁が余る時に、酒、砂糖、醤油・出汁だから、調味料を足して『カツ丼』が出来るのではないか?と安い総菜のカツを買ってきて試してみた。
(本来ガチのこだわりの揚げ方で揚げようか?、迷ったがギリギリ限界で・・・)
で、作る段になって、肉の出汁&揚げ物ってシツコクね?
(材料が同じだから作れない事は無いけれど・・・)
ってふと気付いて、でもここまで準備してしまったので、
↓
水と僅かな煮汁と出汁と、出汁の素を入れ
なんとかカツ丼にした。
ヤバイ、滅茶苦茶美味かった。
やはり丼モノは汁気が少ない方が、ベシャベシャ、味噌汁ご飯みたいにならず理に適っている。
↓
①-③-1それで結局汁が又余ってしまったので、ふと、もしかして『中華の旨煮の原型』ってこういう鍋の余りから何千年もかけて改良されていったんじゃね?と、なんとなく旨煮の歴史の背景がボンヤリと瞼の裏に浮かんだ気がしたので、(固まっているから)レンジで軽く温めておいて、
片栗粉を同量の水で溶いて、醤油を入れ
これだけだと中華っぽくならんかな?とオイスターソースを足し
温めたフライパンに、一応油を少々広げて
温めたキノコ鍋の余りを入れ、(このままだと水分が少なく煮詰まって辛くなるので)水を足し、煮詰め、
適度な加減に煮詰まった所で、火を止めて(又は隣のコンロに映したりして火から外して)溶いた片栗粉(醤油味)を回し入れ、点火して(弱中火に戻して)適度なトロミを付ける。
市販のカタ焼きそばにかける。
う~ん、なんか違うな・・・、それなりにカタチにはなったけれど、なんかまだ中華っぽさと和風っぽさがまだ両立している・・・
(不味いってワケでもないんだけれど)
↓
①-③-2という訳で、まだ皿に余っていたのと、概ね市販のカタ焼きそばって二人前で販売がされているので、当然まだ麺だけが余っている状態・・・
という事はもう1回、前回の修正POINTを改良してやるだろ(やらざるをえんだろ・・・麺と上の餡が余っているのだから・・・)
今回は
・生姜を僅かに千切りにして油で炒めてから(←スパイスカレーの要領)
・豚小間肉(←フライパンで軽く炒めてから軽めに塩コショウ)と、シーフードミックスの戻し少々、安かったピーマン大量に炒め加えたら・・・
(中華のピーマン好きなので・・・身体にも良いし・・・油と合わせると苦味はマスキングされると学んでから更に好きになった、中身が空気に触れないと苦くならないので生でも齧れる・・・「寧ろ甘い」)
凄まじい美味しさだった!!、こんな美味しい皿うどんはあまり食べた事が無い。
(まあ長崎ちゃんぽんが好で、トロミを付けた餡が苦手な事と、少しだけ猫舌なので、皿うどんとかかた焼きそばは、あまり食べないんだけれどね)
※本当にスライスした生姜を1枚だが、細く切って香りを出すだけで、こんなにも中華になるとは・・・
①-③-③それで、僅かに餡を残しておいて、僅かなご飯にかけてみたら・・・
トロミが付いた餡が嫌いな自分が、こんなに美味しい中華丼?は食べた事が無いぐらい美味しかった。
普段、中華丼、食べないんだよ?
(まあ余りで冷めていたから多少の猫舌には、味を味わえたというのもあったが・・・)
でも、こんなに凄いのは初めて、やはり決め手は出汁だよ!!、出汁!!。
(出汁の旨味。甘さのコクではない!!、明確に違う)
中華はこうやって旨煮に進化していった過程で、山中で水を薄めてきた分、日本みたいな食材が乏しい島国と違って魚の出汁に接する機会が日本より少なかったから、
(お互いに民の話ね、でもイギリスもそうだけれど、多くの文化で残ってきた文化・反映している文化は民に受け入れられたモノ)
出汁のコクを補う為に、砂糖とか別の調味料でコクを補ってきた過程で進化してきたのだろうなって。
↑
それが日本人には少し何かがたりなっていうというか、
昔の中国の貧しい民にとっても水で薄めてきた分、コクが無くなるから味を濃くしてきたのかな~って。
巨大な大陸の中枢にはどうしても輸送に時間がかかったから・・・
それで濃くなったり、香辛料が強くなっていった。
三国志の蜀が四川(から西)で、米は良く栽培出来たが暑い地域だから、防腐の意味もあって花椒とか香辛料を強くしていったのかな?って・・・
魏?と呉?側の旨煮と、香辛料まで想像が膨らむ。
そんな旨煮の成り立ちを鍋から~旨煮餡まで歴史の流れを一気に己の身体と五感で体感出来た。
②『角煮→ラーメン→あんかけ硬焼きそば』
②-1、カレーを作る過程でGetしたスターアニス(八角)を使って折角だから角煮を作ってみた。
font size="4">②-2、豚肉を下茹でした湯は、香味野菜と煮てタレの入った丼に入れる時に濾し、とりあえずはラーメンにでも。
(野菜マシマシ、ニンニクマシマシもやってみればよかったな・・・)
途中から角煮をラーメンに乗せたりしてみて遊んだが蛇足だった・・・
(今回は角煮を作る事に集中したかったので麺は打たなかった)
(脂抜きが少しだけ足りなかったので少しシツコイ)
※別皿にすればよかった・・・
前から思っていたがラーメンのスープってこんなに塩分を入れるんだ?と改めて思ったので今回は残そう・・・
流石に怖いわ。
業務用の角煮用のカラシも溶く。
カラシ1つにしても向上心を込めて溶くとキレイに仕上がるものなんだな・・・
②-3、※で、ふと思ったのが、角煮を食べ終わった後、いつもあまるこの角煮の汁って、
・酒
・砂糖
・醤油
・生姜
・八角
がメインで他の中華料理に使える!!って。
だから一晩角煮をしみ込ませたら、軽くレンチンをして、固まった部分を溶かし
肉と汁に分ける。
時計回りに、
・豚を茹でたスープ(ラーメンで余った分)
・水溶き片栗粉
・東坡肉的な角煮の汁(←上記レンチンで溶かしたモノ)
・肉を茹でたスープを1晩以上冷蔵庫へ入れておいた時、翌朝上に浮かぶラードを取り分けたもの
油慣らしをしたフライパンにラードと生姜を入れ、風味を抽出
肉とか野菜とかシーフードミックスとか色々な物を酒・塩・コショウと炒めて、豚のスープを入れ(←出来れば1度温めると良いが余裕が無かった)、軽く煮立て、
↓
角煮の汁を入れ、煮たてたスープで丼を洗うように最後まで汁を注ぎ切ると、洗い物がラク!!
(でないと紙で器を拭かないといけない)
トロミを付けると、かなり本格的な風味のあんかけ硬焼きそばに。
角煮を作る時の生姜と八角を、ラードで生姜風味を抽出するスターターの時に再利用したらもっとよかったな・・・
お気付きだろうか?
全部繋がっているという事に!!
多分、「キングダム」とか「三国志」や「水滸伝」の時代って、ちょっと裕福な庶民でもそんなに贅沢な暮らしはしていないハズ!!
(それは何処の国でも同じ)
日本や中国に限らず調味料って民や人類にとっては凄く大切なモノだし(←まして大陸は塩分のある海から遠いから)、追加し続けていく事もしていかないと家庭ではそんな贅沢は出来なかったという空想を巡らしてみた。
※日本なんて(塩分はともかくとしても)もっと継ぎ足していたろうし・・・
↓
終わりなく次々使える、
・調味料を加え、
・油通しとか熱も加え、
・香味野菜や香辛料も加え、
その繰り返しで、だから中華は味が強くなっていく。
(強くなっていった)のだろうなって。
宮廷料理は知らんけれど・・・。
上記の①で、キノコ鍋(=所謂『旨煮』として捉え)から→硬焼きそばを作ったが、それと今回の②を合わせて宮廷料理とかではない我々一般人が食べる中華の骨組み(の一部分)を垣間見る事が出来た瞬間だった。
②-4、スープが余っているので
・餃子の餡に入れて小籠包みたいにジューシーに。
(練ればワリと入れられる)
②-⑤-1・ラーメンにも。
②-⑤-2・茹で汁を使ってチンジャオロースを作った時、
全部食べないで取っておいて
チンジャオロースー麺
②-⑥-1、余ったスープを
餃子の餡に入れてもよかったが・・・流石にそれは~と思って、
②-⑦-2、餃子は(余ったスープだけで)そのまま
②-⑦-3、野菜炒め的な何かに入れて
そのままだと味が濃い&スープが欲しかったのでお湯を入れて煮詰め
半分は旨煮麺(広東麺?)に。
トロミを付けないで『旨煮』で取っておけば(←何度も言うがトロミがそんな好きではないので)、又、あんかけ焼きそばにでもほぼENDLESSに(?)使える。
②-⑧、 と、その前に、まだ汁と具材がかなり余っているので、これだと2食分だから、
以前、「広州風焼きそば」や、なんちゃって「福建焼きそば」を作ったが、今回はオイスターソースを効かせて「上海風のやきそば」にしてみようかなって・・・
旨煮の汁(スープ)だけ50mlぐらい取って応用
醤油・オイスターソース・胡椒・砂糖で味を整える。
(あまり塩気や味が強く濃くても麺が味を吸って食べられないし、最初から汁に味が付いているので少し控えた、特に砂糖)
中華だとチャーシューとか角煮って具材として使うんだなー
(何せ、流石に冷蔵庫の材料が少なくなってきたので、あとキャベツを切った、本来ならモヤシなのだが急には無いので)
汁をきった野菜だけを少し取り分けて、これも入れよう!!
(何せ、冷蔵庫の材料が少なくなってきたので)
フライパンを温め、油をしいて
先ず、麺を炒め
1度皿かなにかに出しておく。
同じフライパンに油を敷き直して
角煮とキャベツの芯、→
キャベツの葉を炒める為に投入後、ホンの僅か炒めたら、すぐに旨煮の具を入れる、キャベツの水分で、フライパンへの旨煮の具のくっつきが少しは防げるかなって(←バッチリ)。
味を整えた汁をジャバーっと入れて
炒めた麺を戻し入れ
汁を混ぜながら全体を炒める。
本来ならここで最後にニラとネギを入れ炒めて香りを出すのが、急には無いのでこれで完成。
少しオイリーな風貌だがそうでもない、かなりイケる!
②-⑨、余っていたチンジャオを足して(←どうせ人に出す訳ではないし)
濃さを確認して、水溶き片栗粉に醤油を足しておき(旨煮の方でも良いが)
要らなかったかもしれないが、一応、鉄フライパンを温め、くっつかない様に少々の油で慣らし、生姜をスターターで風味出し(←スパイスカレーの要領)
※冷めたフライパンに入れてから加熱すればよかったかな?(でもこの方が確実だ、一瞬ワザと失敗をして勉強をしようかとも思ったが)。
ジャバーって入れて、拡げ
※(スープの量がギリなので)蒸発しないように蓋をして火を入れ
トロミを付けたら
(あれ、上手くいかない・・・、イカン、加熱時間が少し長くなってしまった・・・)
ラストの餡かけやきそばの完成
(大体2人前なので、もう1人前余っていたから)
トロミ付けで少しだけ戸惑ってしまったので、少し煮詰める時間が多くなり、やや濃くなってしまった。
旨煮の部分が少し余ったので、タッパに入れておいたご飯を入れて湿らしてから食す。
ウマイ!
②-1-2、角煮が余っていたので、
一人前づつ包んで冷凍。
なんか昔の店の人がこれをやっていたので。
多少自然解凍しておいて、レンチンでOK!
※八角があると、かなり応用が出来て本格的なあの風味が出せる。
因みに、カレーの様にスターターで風味を移した八角や生姜は、肉や野菜を炒める前に取り出した方が安全。
スパイスを噛むと(カルダモンとかはまだ噛んでも多少は平気かもしれないが・・・)、八角の強烈な強さが一気に前頭葉を貫くように上昇していく↑↑
『亢竜悔いあり』。又は、、、『足るを知れ』、だな、
「オマケ」
チンジャオを作る時に思ったんだ・・・
スープを少しにして、トロミ付けないんじゃね?って・・・
(お店によっては食べ易い様に細切りのロース肉やロースー・ウーを片栗粉でトゥルンとしてある所もあるが、それでもそこまでトロミを付けていないような・・・あんまり中華食べないから解からなくて・・・)
炒めるだけに「近い」というか。
↑
折角用意したけれど、今回は使わず、敢えてチンジャオロースを余らせておいて、次回トロミを付けて食べるのでは?って・・・
大昔(といっても数千年前)の庶民にとっては炒め→旨煮的な・・・
※鉄フライパンなので、いつも1度温め吸着水と酸化被膜でくっ付くことを解除してから、油慣らしをしてから、1度油ポッドにコシが無くなった油を収納し、再度油をしいていたが、
↓
イタリアンみたいに最初の『スターター』の時点から八角や生姜の風味をジックリ引き出してみた。
(硬いスパイスから先にってのはカレーと一緒)
もし焦げ付きそうなら酒で
(※イカン、手元が狂って入れ過ぎた・・・1度お玉に取ってからにすればよかった・・・)
とりあえず完成させて
敢えて余らす(いや、余るだろ)
にしても、日本人だからか、味噌汁がホッとする。
(定食屋チックというか・・・「これだよ、これ」って感じ)
↓
で、翌日とかに、肉が少ないので余っていた角煮を少し切って
野菜を追加し
チンジャオロースの余りと共に、他の野菜炒めの余りなんかも入れてしまって、スープも入れ
もし濃かったら水を足してから好みの濃さになるまで煮詰めて
水溶き片栗粉でトロミを付ける。
余熱でもトロミは付くがそのまま弱火で進行出来る!!
(1度火を止めてから入れるとトロミがダマにならない)
味的には安定してきた。
(凄まじいぐらいに美味いってのも、ホンの少しやや減った代わりに、おやっ『?』てのも全くなくなった・・・まあ「?」な時はほぼ絶対無いが・・・←中華ってある程度、失敗しヅライ気がする=ある程度はカタチにはなる、特に八角とかを使うとより本格的になる)
「炒め」→「旨煮」、、か。