今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

中華の1部はNever Ending Story.

2019年12月05日 | 今日の料理
①最初は和だが、『キノコ鍋→カツ丼→あんかけ硬焼きそば』

「なめこ」を「少し流水で洗ってくれ」ってパッケージに書いてあった。

なんかフコダインみたいなトロトロした物質まで流れちゃいそうで不安だったけれど、一応・・・
(ザル掃除もそんなに手間がかからなかった)

①-①『簡易なキノコ鍋に』

タッパに入れておいて、翌日味が染みた夕食に食べる分だけ小鍋で温めた。

安い豚ひき肉で団子を作ったり、冷凍の鶏肉も居れたが、肉類は「すき焼き」みたいに玉子を漬けたら震えるほど美味しかった。
あくまでもすき焼きでは無くて鍋なので多少薄味にしてあるから野菜類はそのままが美味しいかも。
(七味は要らなかった)

この後、〆にタッパに入れて野菜室にしまっておいたご飯を3回に分けて、
1回目は:キノコのカスだけをかけて(汁はかけないで)
2回目は:汁だけかけて(←やはりすき焼きではなく鍋なので薄まるのかこの時だけは七味があった方が)
3回目は:余った玉子&汁で。
どれも甲乙付け難いぐらい、凄まじい美味しさだった・・・

①-②で、この鍋の汁が余る時に酒、砂糖、醤油・出汁だから調味料を足して『カツ丼』が出来るのではないか?と安い総菜のカツを買ってきて試してみた。
(本来ガチのこだわりの揚げ方で揚げようか?、迷ったがギリギリ限界で・・・)

で、作る段になって、肉の出汁&揚げ物ってシツコクね?
(材料が同じだから作れない事は無いけれど・・・)
ってふと気付いて、でもここまで準備してしまったので、

水と僅かな煮汁と出汁と、出汁の素を入れ

なんとかカツ丼にした。

ヤバイ、滅茶苦茶美味かった。
やはり丼モノは汁気が少ない方が、ベシャベシャ、味噌汁ご飯みたいにならず理に適っている。

①-③-1それで結局汁が又余ってしまったので、ふと、もしかして『中華の旨煮の原型』ってこういう鍋の余りから何千年もかけて改良されていったんじゃね?と、なんとなく旨煮の歴史の背景がボンヤリと瞼の裏に浮かんだ気がしたので、(固まっているから)レンジで軽く温めておいて、

片栗粉を同量の水で溶いて、醤油を入れ

これだけだと中華っぽくならんかな?とオイスターソースを足し

温めたフライパンに、一応油を少々広げて

温めたキノコ鍋の余りを入れ、(このままだと水分が少なく煮詰まって辛くなるので)水を足し、煮詰め、

適度な加減に煮詰まった所で、火を止めて(又は隣のコンロに映したりして火から外して)溶いた片栗粉(醤油味)を回し入れ、点火して(弱中火に戻して)適度なトロミを付ける。

市販のカタ焼きそばにかける。

う~ん、なんか違うな・・・、それなりにカタチにはなったけれど、なんかまだ中華っぽさと和風っぽさがまだ両立している・・・
(不味いってワケでもないんだけれど)

①-③-2
という訳で、まだ皿に余っていたのと、概ね市販のカタ焼きそばって二人前で販売がされているので、当然まだ麺だけが余っている状態・・・

という事はもう1回、前回の修正POINTを改良してやるだろ(やらざるをえんだろ・・・麺と上の餡が余っているのだから・・・)

今回は
生姜を僅かに千切りにして油で炒めてから(←スパイスカレーの要領)
・豚小間肉(←フライパンで軽く炒めてから軽めに塩コショウ)と、シーフードミックスの戻し少々、安かったピーマン大量に炒め加えたら・・・
(中華のピーマン好きなので・・・身体にも良いし・・・油と合わせると苦味はマスキングされると学んでから更に好きになった、中身が空気に触れないと苦くならないので生でも齧れる・・・「寧ろ甘い」)
凄まじい美味しさだった!!、こんな美味しい皿うどんはあまり食べた事が無い。
(まあ長崎ちゃんぽんが好で、トロミを付けた餡が苦手な事と、少しだけ猫舌なので、皿うどんとかかた焼きそばは、あまり食べないんだけれどね)
本当にスライスした生姜を1枚だが、細く切って香りを出すだけで、こんなにも中華になるとは・・・

①-③-③それで、僅かに餡を残しておいて、僅かなご飯にかけてみたら・・・

トロミが付いた餡が嫌いな自分が、こんなに美味しい中華丼?は食べた事が無いぐらい美味しかった。
普段、中華丼、食べないんだよ?
(まあ余りで冷めていたから多少の猫舌には、味を味わえたというのもあったが・・・)
でも、こんなに凄いのは初めて、やはり決め手は出汁だよ!!、出汁!!
(出汁の旨味。甘さのコクではない!!、明確に違う)

中華はこうやって旨煮に進化していった過程で、山中で水を薄めてきた分、日本みたいな食材が乏しい島国と違って魚の出汁に接する機会が日本より少なかったから、
お互いに民の話ね、でもイギリスもそうだけれど、多くの文化で残ってきた文化・反映している文化は民に受け入れられたモノ)
出汁のコクを補う為に、砂糖とか別の調味料でコクを補ってきた過程で進化してきたのだろうなって。

それが日本人には少し何かがたりなっていうというか、
昔の中国の貧しい民にとっても水で薄めてきた分、コクが無くなるから味を濃くしてきたのかな~って。

巨大な大陸の中枢にはどうしても輸送に時間がかかったから・・・
それで濃くなったり、香辛料が強くなっていった。

三国志の蜀が四川(から西)で、米は良く栽培出来たが暑い地域だから、防腐の意味もあって花椒とか香辛料を強くしていったのかな?って・・・
魏?と呉?側の旨煮と、香辛料まで想像が膨らむ。
そんな旨煮の成り立ちを鍋から~旨煮餡まで歴史の流れを一気に己の身体と五感で体感出来た。


②『角煮→ラーメン→あんかけ硬焼きそば』

②-1、カレーを作る過程でGetしたスターアニス(八角)を使って折角だから角煮を作ってみた。

font size="4">②-2、豚肉を下茹でした湯は、香味野菜と煮てタレの入った丼に入れる時に濾し、とりあえずはラーメンにでも。
(野菜マシマシ、ニンニクマシマシもやってみればよかったな・・・)

途中から角煮をラーメンに乗せたりしてみて遊んだが蛇足だった・・・
今回は角煮を作る事に集中したかったので麺は打たなかった
脂抜きが少しだけ足りなかったので少しシツコイ
※別皿にすればよかった・・・

前から思っていたがラーメンのスープってこんなに塩分を入れるんだ?と改めて思ったので今回は残そう・・・

流石に怖いわ。

業務用の角煮用のカラシも溶く。

カラシ1つにしても向上心を込めて溶くとキレイに仕上がるものなんだな・・・

②-3※で、ふと思ったのが、角煮を食べ終わった後、いつもあまるこの角煮の汁って、
・酒
・砂糖
・醤油
・生姜
・八角
がメインで他の中華料理に使える!!って。


だから一晩角煮をしみ込ませたら軽くレンチンをして固まった部分を溶かし

肉と汁に分ける。

時計回りに、
・豚を茹でたスープ(ラーメンで余った分)
・水溶き片栗粉
・東坡肉的な角煮の汁(←上記レンチンで溶かしたモノ)
肉を茹でたスープを1晩以上冷蔵庫へ入れておいた時翌朝上に浮かぶラードを取り分けたもの

油慣らしをしたフライパンにラードと生姜を入れ、風味を抽出

肉とか野菜とかシーフードミックスとか色々な物を酒・塩・コショウと炒めて、豚のスープを入れ(←出来れば1度温めると良いが余裕が無かった)、軽く煮立て

角煮の汁を入れ煮たてたスープで丼を洗うように最後まで汁を注ぎ切ると、洗い物がラク!!
でないと紙で器を拭かないといけない

トロミを付けると、かなり本格的な風味のあんかけ硬焼きそばに

角煮を作る時の生姜と八角を、ラードで生姜風味を抽出するスターターの時に再利用したらもっとよかったな・・・

お気付きだろうか?

全部繋がっているという事に!!
多分、「キングダム」とか「三国志」や「水滸伝」の時代って、ちょっと裕福な庶民でもそんなに贅沢な暮らしはしていないハズ!!
(それは何処の国でも同じ)
日本や中国に限らず調味料って民や人類にとっては凄く大切なモノだし(←まして大陸は塩分のある海から遠いから)、追加し続けていく事もしていかないと家庭ではそんな贅沢は出来なかったという空想を巡らしてみた。
※日本なんて(塩分はともかくとしても)もっと継ぎ足していたろうし・・・

終わりなく次々使える、
・調味料を加え、
・油通しとか熱も加え、
・香味野菜や香辛料も加え、
その繰り返しで、だから中華は味が強くなっていく。
(強くなっていった)のだろうなって。
宮廷料理は知らんけれど・・・。

上記の①で、キノコ鍋(=所謂『旨煮』として捉え)から→硬焼きそばを作ったが、それと今回の②を合わせて宮廷料理とかではない我々一般人が食べる中華の骨組み(の一部分)を垣間見る事が出来た瞬間だった。

②-4、スープが余っているので

・餃子の餡に入れて小籠包みたいにジューシーに。
(練ればワリと入れられる)


②-⑤-1・ラーメンにも。

②-⑤-2・茹で汁を使ってチンジャオロースを作った時、

全部食べないで取っておいて

チンジャオロースー麺

②-⑥-1、余ったスープを

餃子の餡に入れてもよかったが・・・流石にそれは~と思って、

②-⑦-2、餃子は(余ったスープだけで)そのまま

②-⑦-3、野菜炒め的な何かに入れて

そのままだと味が濃い&スープが欲しかったのでお湯を入れて煮詰め

半分は旨煮麺(広東麺?)に。

トロミを付けないで『旨煮』で取っておけば(←何度も言うがトロミがそんな好きではないので)、又、あんかけ焼きそばにでもほぼENDLESSに(?)使える。

②-⑧、 と、その前に、まだ汁と具材がかなり余っているので、これだと2食分だから、
以前、「広州風焼きそば」や、なんちゃって「福建焼きそば」を作ったが、今回はオイスターソースを効かせて「上海風のやきそば」にしてみようかなって・・・

旨煮の汁(スープ)だけ50mlぐらい取って応用

醤油・オイスターソース・胡椒・砂糖で味を整える
(あまり塩気や味が強く濃くても麺が味を吸って食べられないし、最初から汁に味が付いているので少し控えた、特に砂糖)

中華だとチャーシューとか角煮って具材として使うんだなー
(何せ、流石に冷蔵庫の材料が少なくなってきたので、あとキャベツを切った、本来ならモヤシなのだが急には無いので

汁をきった野菜だけを少し取り分けて、これも入れよう!!
(何せ、冷蔵庫の材料が少なくなってきたので)

フライパンを温め、油をしいて

先ず、麺を炒め

1度皿かなにかに出しておく。

同じフライパンに油を敷き直して

角煮とキャベツの芯、→

キャベツの葉を炒める為に投入後、ホンの僅か炒めたら、すぐに旨煮の具を入れる、キャベツの水分で、フライパンへの旨煮の具のくっつきが少しは防げるかなって(←バッチリ)。

味を整えた汁をジャバーっと入れて

炒めた麺を戻し入れ

汁を混ぜながら全体を炒める。

本来ならここで最後にニラとネギを入れ炒めて香りを出すのが、急には無いのでこれで完成。

少しオイリーな風貌だがそうでもない、かなりイケる!

②-⑨、余っていたチンジャオを足して(←どうせ人に出す訳ではないし)

濃さを確認して、水溶き片栗粉に醤油を足しておき(旨煮の方でも良いが)

要らなかったかもしれないが、一応、鉄フライパンを温め、くっつかない様に少々の油で慣らし、生姜をスターターで風味出し(←スパイスカレーの要領)
冷めたフライパンに入れてから加熱すればよかったかな?(でもこの方が確実だ、一瞬ワザと失敗をして勉強をしようかとも思ったが)。

ジャバーって入れて、拡げ

※(スープの量がギリなので蒸発しないように蓋をして火を入れ

トロミを付けたら
(あれ、上手くいかない・・・、イカン、加熱時間が少し長くなってしまった・・・)

ラストの餡かけやきそばの完成
(大体2人前なので、もう1人前余っていたから)

トロミ付けで少しだけ戸惑ってしまったので、少し煮詰める時間が多くなり、やや濃くなってしまった。

旨煮の部分が少し余ったので、タッパに入れておいたご飯を入れて湿らしてから食す。

ウマイ!

②-1-2、角煮が余っていたので、

一人前づつ包んで冷凍。

なんか昔の店の人がこれをやっていたので。
多少自然解凍しておいて、レンチンでOK!

※八角があると、かなり応用が出来て本格的なあの風味が出せる。

因みに、カレーの様にスターターで風味を移した八角や生姜は、肉や野菜を炒める前に取り出した方が安全。

スパイスを噛むと(カルダモンとかはまだ噛んでも多少は平気かもしれないが・・・)、八角の強烈な強さが一気に前頭葉を貫くように上昇していく↑↑

『亢竜悔いあり』。又は、、、『足るを知れ』、だな、


オマケ

チンジャオを作る時に思ったんだ・・・

スープを少しにしてトロミ付けないんじゃね?って・・・
お店によっては食べ易い様に細切りのロース肉やロースー・ウーを片栗粉でトゥルンとしてある所もあるが、それでもそこまでトロミを付けていないような・・・あんまり中華食べないから解からなくて・・・
炒めるだけに「近い」というか。


折角用意したけれど、今回は使わず、敢えてチンジャオロースを余らせておいて次回トロミを付けて食べるのでは?って・・・
大昔(といっても数千年前)の庶民にとっては炒め→旨煮的な・・・

※鉄フライパンなので、いつも1度温め吸着水と酸化被膜でくっ付くことを解除してから、油慣らしをしてから、1度油ポッドにコシが無くなった油を収納し、再度油をしいていたが

イタリアンみたいに最初の『スターター』の時点から八角や生姜の風味をジックリ引き出してみた。
硬いスパイスから先にってのはカレーと一緒

もし焦げ付きそうなら酒で
(※イカン、手元が狂って入れ過ぎた・・・1度お玉に取ってからにすればよかった・・・)

とりあえず完成させて

敢えて余らす(いや、余るだろ)

にしても、日本人だからか、味噌汁がホッとする
定食屋チックというか・・・「これだよ、これ」って感じ)

で、翌日とかに、肉が少ないので余っていた角煮を少し切って

野菜を追加し

チンジャオロースの余りと共に、他の野菜炒めの余りなんかも入れてしまって、スープも入れ

もし濃かったら水を足してから好みの濃さになるまで煮詰めて

水溶き片栗粉でトロミを付ける。

余熱でもトロミは付くがそのまま弱火で進行出来る!!
1度火を止めてから入れるとトロミがダマにならない)

味的には安定してきた
(凄まじいぐらいに美味いってのも、ホンの少しやや減った代わりに、おやっ『?』てのも全くなくなった・・・まあ「?」な時はほぼ絶対無いが・・・←中華ってある程度、失敗しヅライ気がする=ある程度はカタチにはなる、特に八角とかを使うとより本格的になる)

「炒め」→「旨煮」、、か。



(紅茶の)、茶くらい

2019年12月05日 | 飲み物
初心の程は無尽に稽古すべきなり

15世紀の僧で歌人の「清厳正徹(せいがんしょうてつ)」が名付けたお茶好きを指す言葉に
茶くらい ← 茶ならなんでも良いという人
茶呑み  ← 茶の良し悪しが解かる人
茶数奇  ← 茶道人
というモノがあるという・・・

いや、俺、「茶くらい」でいいのよ。
(あまりにも個性的でなければ、ほぼいける)

という事で珍しい飲み方を学んだら試し実践し随時更新をしていこうかな

ロシアンティーってジャムを入れるモノだけれど
(ロシアでは基本レモンティーかジャムを入れたロシアンティーらしい・・・)

ジャムはしまって、紅茶、氷砂糖、檸檬(←無かったのでシークワーサー)という飲み方があるあしい

その飲み方は、先ず氷砂糖を口に含みながら

レモンティーを飲むというもの。

おお~、これ、なかなか異国情緒があって良いぞ~、面白い味だな~
(ミルクを入れないとシュウ酸があれだが)
いや、でもこれいいわ。
日本人レモンティー好きだものな。
ただ問題が1つ、(私は)飴とか氷砂糖の類は無意識に噛んで噛み砕いてしまうこと。。。


世の中には・・・

乳製品を一時期控えていたのだが、紅茶の1杯目をミルクティーにして

2杯目をブラックティー、つまりストレートティーにする人も居ると知った。

結石が出来てからは紅茶にミルクを入れている自分だが、それでも、え?やるなら、普通、1杯目をストレートにするのでは?と試してみたら、

なるほど、1杯目は濃く出るからミルクで割って、2杯目は色は同じでも確かに味が薄いのね、だからブラックティーか。。。と・・・
(ただ薄い、良い茶葉なら又、別なのかもしれないが・・・)

シュウ酸の事もあるから、結局、ミルクを入れた。

やはり安定をして旨い(←私は飲み物にキレが欲しいので砂糖は入れない、甘いお菓子に甘い飲み物だと口の中に残るというか)。

ストックはしてある良い茶葉なら新鮮なうちに煎れたいが

そう毎日・毎日、高級なモノを摂取していると生活レベルを下せなくなってしまう。

シメていかないと!!

目標と希望があるなら!!


「干菓子を入れる」

友達を案内した山口物産館(「おいでませ山口館」)の夏蜜柑の干菓子を紅茶に入れてみたら・・・

これが美味しいのなんのって、普段砂糖を入れないのだけれど、上品な甘さと柑橘類の風味、素材が活きている事が、そのままダイレクトに紅茶へ移った感じ。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」で池田屋の変を見張る沖田総司が食べる干菓子の描写シーンが美味そうで、干菓子って凄く気になっていたが、どうしても甘過ぎるってイメージがあったけれど、この夏ミカンの干菓子は甘過ぎなくて食べられる。
新選組の本を読んで、長州の干菓子を食べる自分もなんだが・・・


「紅茶占い」

日本人は茶葉がカップに入ってしまう事を嫌がるが、敢えて数世紀前とかに戻って茶漉しを使わずに葉を入れ、入った茶葉の枚数やカタチで紅茶占いを私には出来ない!!
ま、日本茶でいうところの茶柱みたいなもんなのだろうな・・・

そうやって次々と温故知新で戻っていくとオランダの喜劇みたいに受け皿やディッシュで飲むまで遡っていってしまうが、流石にそれはな・・・



魚を煮て得た物事(追記有り)。

2019年12月04日 | 素材
今まで約半年から~1年間煮物や、色々魚を煮てきて、付随をして色々学んだ事を画像を含めて2万文字以内(令和の頃はもう3万文字以内)だけれど、少しづつまとめていこうかなって。

今回は鯖が少なかったのでストックしておいた鰤と、超安かった銀鱈の落としを一緒に味噌で煮てみた。

そんな中で、魚の臭みを取る為に霜降りの時に余った出汁
(←基本、鯖の方が臭みが強いが、「(数秒)霜降り」をして「水で洗う」と、ほぼどんな魚でもイケてしまう不思議さ、やってみ?)で

味噌汁を飲んだ後に(←霜降りの後に洗った水は臭いが、その前の霜降でサッと漬けた湯は臭くなく思ったよりワリと自然で優しい出汁が出ているの)、

隣で昆布の佃煮を作った時に序に取った出汁を足してしまった。

刺身のヅケに使った「煮切り」(←最近チャッカマンでアルコールを飛ばす事を覚えた、昔、「オージュ谷風」リンゴと豚肉を煮たなにか(←ノルマンディー風に似ている)でやった事はあったがアルコール度数や量が全く違うので別物と捉えて良いだろう)を、

再度温め直して、納豆のタレやTKG、麺類の「返し」・煮物に使っているのだが、
昆布の佃煮を作った汁が漬けておくと更に昆布の塩気が濃くなって嫌だなぁ~と感じたので、

合わせてしまった。

家だし、誰かに出すわけでもないし、誰かに褒められたくてやっているわけでもないので、毎食の事だから両方とも使うだろう・・・

魚を煮た後、『まとめて処理をしなければならない日』ってくるじゃないですか?
そんな時は一品スーパーで買ってきてしまって、それを「お楽しみ」にするのも手かなーって。

・魚に魚だからアレだけれど、カスの部分で食べる分が足りないから(薄味にしたし)
ツマは出汁で味噌汁にすると結構一品として食べられる。
煮魚や和食は薄味の自分が作っても塩気は強くなるので、そういう時は味噌汁を薄くすると口の中で丁度良くなる。

「昆布ご飯」

 切り昆布が安売りをされていて、このままでは食品ロスになってしまう!!と、少し無理をして購入し、とりあえず出汁を取った。

一応濾して

分けて冷ましてみたんだ。

米を研いで、出汁だけ先に入れて計量し、ヅケで使った『煮切り』を再煮沸した余りを入れて
本当は最初に入れて煮ても良かったのだが、なんか疲れていてアタマが回らなかった)

昆布を半分ぐらい入れ

炊いてみた。

ヒジキやワカメご飯があるのだから昆布があってもいいのかなって。

余った昆布と以前に煮た昆布を混ぜて

少し水を足して

調味料を足し

新たな味の佃煮を。
(今回は珍しく、敢えて砂糖を増やし自分が嫌いな結構甘い味にしてみたが、やはりお米の味自体が甘いから、甘い同士でハチ合っちゃって、合わないんだよね、日本にフランスパンを拡めたビゴ氏について取材した著書に「日本人は油っぽくて甘ったるい味が苦手」だと気付いた旨が記されていたが、
それは敵に攻め込まれないように奥地に都市を作ったパリや北京又は洛陽とかと違って日本やイギリスは狭いので島国で取れたての流通経路が確立をされてきたから素材自体の美味しさを殺す事を良しとしないって事から来ているのだと思う(←奥地の京都が漬物文化という事がその証拠だと感じる)、自分もアジア人だが確かにサラリーマンをやるまであまり中華って食べなくて、なんで苦手だったか?と改めて考えたらやはり「味が強い」、しかも砂糖を入れるからかなって、砂糖のコクと、素材や出汁のコクって絶対に違うモノだから甘味って控えないと香辛料みたいに麻痺してくるモノだしって考えて常に心のどこかで気を付けている)

ご飯は敢えて味を薄くして主食としておかずと共に食べられるようにした。

本当に飽きないモノは優しい味。

ただ、凄まじい程の出汁が出ていた!!

※奇しくも煮物で知った炊き込みご飯の可能性なのだが。

大量に煮ると流石に味が強くなるな・・・出汁も強くなるし。

少し控えた方が良いの?かな?

オマケ①

メバルを煮ていこう・・・

こんな小いさくともエラ蓋の所にトゲがあるんだよな

腹ビレ、気になったので取ってみたが流石に取らなくてもよかったか。

昆布と煮汁と

反対向きだったけれど、なんとか・・・

シメジを一緒に煮たりもするが(後入れで煮る時間をズラす事で濃過ぎないようになる)、今回、シメジが手に入らなかったので、舞茸と人参のシリシリみたいな細切りを入れて煮てみた。
(椎茸もあったが、流石に椎茸は全体が椎茸になるぐらい椎茸が勝ってしまうので大人しいから他の素材と合わせ易い舞茸にしておいた、あくまでも主役がキノコ類ではないから・・・)

野菜と一緒に煮るのアリだ・・・メバルと共に美味しかった・・・

オマケ②

鯖味噌は霜降りをするから周囲のタンパク質が固まるが
腹を割いた大きい魚の場合、鍋に入れて霜降りをすると皮が捲れたり、ヒレが立ってしまったりするので、
布巾やキッチンペーパーをかけて上から湯を両面にかける霜降りの後、冷水で洗って鱗等を落とす。

煮汁が濁らないようにするには温めた煮汁に魚を入れる事でタンパク質が一気に固まり、油脂分や旨味の流出を防ぐ為煮汁が濁りにくくなる。

フライパンや鍋に入りきらないので尾っぽと頭を割ったモノを切って入れたが、もっとナシ割から分解から練習しないとな
因みに頭を切って入れるなら、壺抜きとか内臓取りはエラごと取ってしまえばよかった。

いつもなら煮汁をかけながら丁寧に煮ていくのだが今回は冷まして浸み込ませた後、魚を温め直し、皿に取り出して

角煮のように煮汁だけを煮詰め

(かき混ぜながら煮詰めると焦げ付かない気がする・・・)

煮魚にかける方式を採用・・・
これでも十分浸み込むというので・・・

少し醤油っ辛いかな・・・

やっぱり照り良く、煮汁をかけながら煮ていく方が美味しいから好きかも・・・
これだとやはり角煮に近いというか・・・



洋風の毬栗揚げ!!???

2019年12月03日 | 素材
秋が好きな自分は、毬栗揚げ(イガグリあげ)って、料理の本を観ていて、これは作りたい!!と衝撃を受けた。

色々調べると・・・

中に芯になるモノを何か入れ

魚の練り物
豆腐と山芋の練り物
ひき肉ミンチ
を球体状にした本体に

素麺茶素麺(←なんだそれ?)、茶蕎麦(←蕎麦アレルギーで死ぬから、もし何かあった時、被害者とそのご家族に責任も取れない)等を
毬栗のイガ(棘)に見立てて貼り付け
(刺すのではない、刺すと「雲丹」になるしそんなに球体に出来ないと思う・・・)

揚げたモノ

素麺をイガに見立てて揚げるなんて、江戸時代の人は凄い事を考えたな~って。
(”日本は海に囲まれ資源が乏しかったので無い所から有を作り出す事に長けた”という超有名な外国人アルチザンによる日本の歴史をおもんばかって下さった心根が心底木魂す)

で、自分は魚のすり身にしようか?豆腐にしようか?迷っていたが、
(豆腐はともかく、魚のすり身は昔店で自家製さつま揚げを作っていたし=チーズとか大場とか入れて美味しかったなー・・・)
ふと、あ、そういえば夏も終わり、素麺が無いやって気付いた。
(夏も終わったのに、この為に素麺を買ってくるのもな~って・・・あんま「にゅうめん」好きじゃないし・・・)

で、素麺を調べると・・・
1.3mm以下が「素麺」(揖保乃糸に関しては様々な太さがあるが一番細い三神だと0.55mm~0.60mmで、そのぐらい細い)
1.3mm~1.7mm(ちょい手前?)が「冷や麦」や「半田そうめん」
1.7mm以上ぐらいから「うどん」になってくるそうだ・・・
(考えた事もなかったが基準ってあるんだな・・・)
※パスタの「カッペローニ」が1mm~1.2mmなので一般的な素麺とほぼ同じ太さのカッペローニで「カリカリパスタ風」にして出来ないかな?と考え、
(最初はフレンチ等でも使うトルコの「カダイフ」という激細の麺も選択肢にあったのだが「遊び」の為に高価な材料を買う事も無いなって・・・)

で、業務用のスーパーへ行くと1mmという細さのカッペローニがあった!!

ただ、細いパスタがあまり好きではないので
(多分、麺類がそんなに好きではないって薄々は子供の頃から気付いていたのだが)、
家だと全部のサイズを揃える事に意義を感じないので、普段から中間より少し太い1.7mmのパスタで全部まかなえている為、こんなに沢山あっても困るな~って・・・

で、ふと見たらサラダ用1.2mmで、更に長さの短いスパゲッティがあった・・・
これだ!!
しかも切って使うから短いにこした事は無い!!と、これで作る事にした。

一応、先に加熱した時に春雨を揚げた時みたいに膨れたりしたら嫌だなって
春雨で中華風の「毬栗揚げ」も考え、春雨揚げを調べたら曲がる&膨らむと解かったので却下した)
先に余っていたキノコでパスタにしてみた。

ウマイ、美味過ぎる。
野菜類が多い時にイイネ、これ!!
(元々パスタは味噌汁みたいなモノでパンを主食みたいに食べるから、少し少な目で具を多く摂取した方が理に適う気がする)
※そして、やはり太さはソースの種類とかにもよるんだなと改めて実感。
(まあ1.7ぐらいにしておけば両方対応出来るからこだわらないけれど・・・)

よし、このサラダスパで毬栗揚げを作ってみよう!!

素麺がパスタに変ったという事は、中身も洋風に出来る!!という事なので、洋風の毬栗揚げで考えてみようかなーって。
(ただもうここまでで結構やりきった感があって、あまり思い浮かばなかった、お金をかければいくらでも和洋中なんでも具材として加工出来てしまうので、何処かでセーブをしておこうという気持が働いた・・・だってただの練習だもの、あとある程度何でも作れて具現化してしまう事になんかアホみたいになってきたというのもあった、←少しは成長したかな)

それでも作る。

ジャガイモを白身魚や豆腐の代わりにしようと考え茹でて、
(ビタミンもでてしまうが、一応、皮を剥いて澱粉を出した方が良いのかな?って)

ジャガイモをマッシュ

横着と時間短縮でジャガイモを茹でた湯で珍しく安かったササミの筋を取って

茹でる。
だから土の付いたジャガイモの皮を剥いたという理由もあった

さて、ここからどうするか・・・

とりあえずササミを薄目に切って
(丸だったら別に胸肉でいいので、ササミは薄目かな?~って)

シメジを炒め、
(シメジはあまり動かさない事!!あまり煽ると縮む)

そこに切ったササミを入れて塩コショウをして軽く下味をつけておく。

とりあえず芋と共に粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れておいていつでも作れる準備態勢に、

忙しかったのと、イメージだけが先行していてまだアタマの中でまとめきれていなかった。

『序に』
余った茹で汁は芋と鶏のダシが出ているので
恐る恐る舐めてみたら、美味しかった!!)

澱粉っぽい芋のカスを濾して少し煮詰めて量を減らしつつ出汁を濃くして

冷ましておく。

パスタは最初、素麺みたいに包丁で切ろうと思ったが切る度に跳ねてキッチンに散らばるので(←この時点で既にやんなきゃ良かった・・・)、手で折る事にしたら上手くいった(素麺なら切れるんだろうな・・・)。

あまり長くても栗のイガにならないし、短過ぎても意味がない
(適度に・・・)
※初回は怖かったので全部パーツを揃えてから作りたかったので、先に栗の中身を作ってその大きさにパスタ(素麺)の長さ合わせた方が良いかもしれない。

粉と水を溶いて天婦羅の衣よりもドロドロにしておく。

白身魚とか粘着質のある具材だと必要が無いらしいが、一応!!
あくまでも簡易なバッターを作って絡めた方が割れる事を防げるかな~って・・・考えてみた。

本来、中身の芯に
球体に削った大根
球体に削った人参
実際の剥いた栗や甘露煮をそのまま
等を入れて、揚げてから破って取り出したり栗をそのまま食べたりするが、洋風なのでスライスチーズをギュっとボールにしてみた。

一気にいくよ?、本来、芯の周りに具材を付けるが
(例えば→球体の人参に魚のすり身を付けて丸める2重構造だが)
私は、ジャガイモ→キノコと鶏肉類→芯にチーズという順にして3重構造にしてみた。

最初に作ろうと思っていたコンビニの剥き栗とチーズVer.も1個追加

デカイ!!、デカイ!!w

バッター液を付けて

折ったパスタをこれでもかと付けて
(素麺の場合はすぐ付くのかもしれないが、パスタの場合はバッター液の中にパスタが落ちても何度か付けた方が良いかも・・・もう力技で・・・)

※揚げるのだが、こういう創作料理はえてして爆発して大火傷を負う事が多々あるので
取っ手を向こうにして
ピッと立っていて向こうが見えるクリアファイルで防御しながら、揚げる事にした。
「安全」はやり過ぎぐらいが丁度良いと元請で身を持って知った利益や納期に後回しにされがちな「安全」だが、この世の中に何故「安全第一」という言葉が存在をするのかを考えてみると・・・←・・・普通の人や安全な場所に居る人は「安全」なんて考えないか?)

材料前部に火が通っているので、パスタが色付けばOK
随分落ちたが、まあ、なんとなく・・・

上からかけると固まるのが早いが、それだけ揚がる時間も早くなる。

2回目は、揚げ過ぎた。

意外に直ぐ揚がってしまうんだな・・・

揚げ過ぎたら失敗(←失敗って事もないんだけれど、やはり見た目が・・・)。

あと、パスタ(素麺)が長過ぎても、短過ぎてもダメで、底が剥がれ易くなる。
※「毬栗揚げ」は麺の長さが大切なんだな・・・

だから球体を先に作ってからそれに合わせて麺を折る(又は切る)方が良いみたい・・・。

真ん中を切り開いて(ここに後から栗を置く人も居る

なんとか出来た!!

英国王室御用達のマルドンのシーソルトを軽くかけ、更に刺身ではないが、食べる人が好みで味を付けられるように添えてみた。
(←1人1人違う事を認める成熟度合い。これがイギリス式、だと思う)

※ソースみたいなのも作ろうか一瞬迷ったが、もうそこまで気持ちが回らなかった。
(熱々のソースをかければ中華の「おこげ」みたいにバチバチっていうのかな???)
ここらが今回の限界かな・・・
その加減を身を持って知れた事も良かったかなって!!

Yの字に切り開く提供の仕方もある。

※包丁で切っていた時、ハサミが便利かなーって思っていたけれど、やはりハサミが便利だった!!

※味は~、
・ま、実験的だったので、そんなに滅茶滅茶美味しいって事も材料を観れば解かるとおりだ。
・不味くはない、不味くはないんだけれど、もう2~3の工夫があったら美味しいゾーンに入ってきたかなって。
チーズと栗って合うんだな・・・
カリカリパスタが硬過ぎる、やはり素麺とは違うのか?・・・先にパスタを食べてから全体をオツマミ的に食べ進めた方が良いみたい。
(ビールやサワーに合いそう!!、←本来は和食ね、言い訳ではなく「誤解」の無い様に)

『オマケ』

余ったキノコとササミの炒め物のササミを少し取り分けておいて

余った茹で汁を沸騰寸前まで温めておいて

隣でバターと薄力粉を炒め、アブクが立ってきたら

一気に沸騰寸前の茹で汁を注いで直ぐかき回し

少しのササミが入ったキノコ類を投入して

塩コショウで味を整え、

かき回しながら弱火で軽く煮たら

牛乳を使わないホワイトソースとササミという具材が出来たので。

ササミはチーズとベーグルサンドにしたら無茶苦茶美味しかった
バネトネのベーグルだから美味しかったのかなぁ・・・塩気とかではなく小麦に味があってマヨも要らんかった。

※因みにホワイトソースを作る時、少し余っていたバッター液をも加えたらスイトンみたいになったので、加えないこと!!
(加えるなら最初の時点?、いや、ダマになるかも・・・スイトンを取り出せて安心したよ・・・超焦った・少し火傷をしたし・・・「お好み焼き」か「薄焼き」みたいにすればよかった・・・ダメだな~俺)

ホワイトソースはグラタンに。
焼くのは面倒だからレンチンをした、どうせ自分が食べるもんだし、メシだし)
※本当はバターも使わず、オリーブオイルやサラダ油だけでも頑張れば作れるのだが、ササミだったので流石にコクが足りないかな?って・・・
硬めに茹でたペンネと茹でた常備菜のブロッコリー(←少し硬めが美味しい)を混ぜて、そこに冷えたままのホワイトソースを混ぜ込み、上からも少しかけて、

チーズを1枚ちぎって乗せていき、オーブンは面倒なので(自分が食べるもんだし)、レンジでチン
バーナーで炙る方法もあったが結局、そこまではちょっと・・・)

美味しい美味し過ぎる!!、やはりコレはペンネが合う気がする!!



漫画の牡蠣料理を学ぶ

2019年12月02日 | グルメ
漫画に牡蠣のオムレツなるものがあったのだが、作ろうか?どうしようか?迷っていた。
余程でないと、大体、漫画の通りは作らないのだが(←それでも多少は「自分好みに」アレンジをした)、
・今日中に処理をしないとならない生牡蠣が安く
・ネギが余っていて
・ナンプラーは無かったがニョクマムが余っていて
・卵が期限がきそうだったので
これだけの全ての条件が揃って作ろうか?悩んでいれば、そりゃ作るだろ!!って・・・

牡蠣は火を通し過ぎると良くないらしいが、以前、生牡蠣と加熱用の牡蠣を間違えてアタッた事があるので
(あまりにも疲れていた時にスーパーへ行ったら、両方ともに「生牡蠣」とパッケージにプリントをされ、並べられていたので、やってしまった・・・)
以後、生牡蠣しか食べていない(生牡蠣ですらRの付く月でも、あまり食べていない)。

本当は大根おろしで牡蠣を洗うらしいが、急には大根が無かったので片栗粉で

水洗い(←これが面倒なのだがノロが怖いよりはまだ・・・)、自分の場合はザルを2つ用意しないとな・・・

卵を溶いてネギをきざんで

ニンニクもきざんで

鉄フライパンを温め油をひいたところに
(少し油を減らして小さじ1ぐらいにした、恐らく漫画の絵からは結構油を入れているのかな~って)

ニンニクとネギを香りが立つまで炒め

洗った牡蠣を投入し

牡蠣の表面に火が入ったら(白っぽくなる、写真を撮りながらだから解かりヅラくて申し訳ないけれど)

溶いた卵を回し入れる(←入れる前にかきたまみたいに入れる前にもう一度かき回すと良い気がした)。

7分火が入ったら完成

あれ、どうやって皿に移すんだ?
(油が多いとスルっと滑らせられるんだろうけれど、そこまでオイリーにはしなかったし、とりあえず火からは離すか・・・)

絵では滑らしているようだが、普段、半年間洋風のオムレツを作り続け過ぎて・・・、ちょっと感覚を忘れてしまったぞ・・・
※「オムレツトントンをしたい症候群」というか変なクセが付いてしまった。
(↓卵を溶いた皿で洗い物を1つ減らしつつ、撮影で火が入り過ぎるのも考慮して半熟感を出そうと・・・)

ナンプラーではないがニョクマムを本来はハケで塗るが、製菓にも使うハケが魚醤臭くなるのは、いかな俺でも耐えられない!!
(のでスプーンで垂らし伸ばしていく)

とりあえずなんとか完成
(新しい事をやるってのは・・・エネルギーを使うね・・・)

出来立ては、確かに牡蠣の底力を引き出すというのは解かるが、腕が無いからか、冷めていく過程で、なんかボヤ~っとしてくる。
(めちゃめちゃ不味くは無いんだけれど、薄味の自分がボヤ~って感じるぐらいだから、塩気とも違う、エンジェルオンホースバックではないし、なんかこう、まったり感が強過ぎるというか、レシピの言わんとしている事は解かるんだが・・・生牡蠣の方が美味いな)

仕方ないからニョクマムを足して

冷えたご飯を添えて

現地の定食屋風に。
(向こうはヤバかった、ハエが凄かった、でも皆、気にしていなかった・・・何処の国とは言わないが、というか気にしていたら現地の味が解からないし、生きていけなかったので、頭の中のギアを入れ替えたというか)

やはり漫画のそのとおりに作らなくてもいいんだなって。

「インスピレーション」を貰うだけでいいんだって。

フライパンを洗っていて思った、もっと公平にニュートラルに料理に対して向き合っていきたいと。

(なかなか続けていけないけれど)そんな謙虚な気持ちにふと気付いた(俺の場合、その積み重ねだろうな)。

無駄な事は何も無い。



アルチザンの方のサイン本

2019年12月02日 | 飲食業
ある超有名な職人の方の半生を取材した本を古書で手に入れたら、

サイン本だった・・・

私も瞬間だがお会いした事があるし、もう亡くなられてワリと経つから、市場に出ていてもおかしくはないが・・・

ここのところ画像が多い料理の参考書ばかりを読んでいて、文字が多い読書を怠っていたので読書力が落ちたのか(他の本も読みたいし)、最初全部読み切れないかな~って心がくじけそうだったが、

サイン本だとやはり読もうという気になる!!

そして内容も結構深く重厚で、これを編集執筆をした方の熱意が伝わってきていて
・アルチザン(アルティザン)=職人としての心構えとか、
・日本人(=新鮮な素材が手に入った島国)の味覚と大陸の違い。
(甘過ぎて脂っこいモノは苦手という事、←確かに砂糖や油のコクではなく、材料や素材そのものから染み出る旨味やコクがあるという事を日本人は知っているし、それが美味しさの根底にある基な訳だと改めて気付く事が出来た)
・商売(=他の仕事も)は特に地味で根気がいるもの(ジックリ構える)。
・毎日、毎日気温も湿度も変わる、時間は目安でしかないと若い人達に教える事。
・生地やや素材にダメージを与えない。
・作ってなんぼのもんじゃない、売れてなんぼだという事(←自己満足は駄目という事)。
・僅かなお金でも人を喜ばす事が出来る。
・人の求める味は、一時浮気をしても、必ずベーシックな元の味に戻っていく。
・成功するまで黙ってみている事
・人々は情報を欲している。
・子供のうちになんでも食べるように躾けられると食に対する拡がりが出来る。
・日本は資源が少なかったから工夫と改良を出来て努力する事も解かっている、モノがいっぱいだとそのありがたさが解からない。
(健康もそうかもしれないし、これはガンズのスラッシュが最初に与えられたギターには弦が1本しか張られていなかったと同じなんだろうな・・・レニークラビッツと共に良い学校なのだが)
・この外国人アルチザンの視点だけではなく仲間の料理人の視点からのお店のコダワリについて。
・外国の身体を使ったゲーム娯楽文化に触れられたり。
・知識を惜しみなく周囲の人に分かち与える。
・何かを続ける事は何かを始める事よりも難しい、ブランドに胡坐をかいて商売を続けられるほど、世の中は甘くない。
・もっと人に頭を下げなければいけないという事。そして人の倍も働かなければという事。
・古来より人類に受け継がれてきた料理法が今は化学的に解明をされているが過去のベーシックな部分を理解し感謝と敬意を払う事。
(大事な所を本には申し訳ないが今は俺のモノなので折り目を付けたよ・・・その箇所が半端ない)

1回読んだだけでも、改めて心の底に焼き付けたいと思う事が何カ所もあって、

この本を謙虚に且つ大胆になる為の聖典(バイブル)の様に大切に読み開いていきたいなって思えた。

主人公のアルチザンの方、周囲で関わってこられた方々、そしてこの本を作って下さった方々に、私にこの本が渡ってくるまで何十年と関わられてきた人々へ感謝をしたい。

まだヨチヨチ歩きにもなっていない、立ち上がってもいないけれど、ハイハイでも、より精進をして前進をしたいと改めて思った。



いろいろなもの9

2019年12月01日 | グルメ
出汁が無かったので(水でも良かったのだが折角だから)

鯖の味噌煮の霜降りの段階の湯を使った。
※洗う別の水は捨てる!!

生姜と酒を使うし、鯖出汁らしいアタック感の強さのイメージになるぐらいかな


市ヶ谷~九段下の間(1本裏)にある
Swan&Lion(スワンアンドライオン)のスモークサバのパイなのだが、Takeawayでお好きなパイを択ぶサラダ2種付きはパイを温めてくれる。

魚とはいえ臭くない、ホアイトソースなので、ツナみたいな感じかなぁ
スワン&ライオンは正直、想像や予想を超えてくる。
(ホワイトソース系のパイはそういえば作った事がなかったなー)

『おいでませ山口館』
にあった「柑太鼓」が何度食べても好きで好きで仕方がない。

甘過ぎないので上品だし、中心の夏蜜柑の皮の砂糖漬けとその香りがキレがあって全体をシャープなイメージにしている。
それでいて素朴さもあるから、ワリと凄くバランスが良いイメージ。
大切に両手で食べたいお菓子。

(美味しかったから珍しくこっちにも書いちゃお)
煮た椎茸をきざんでごはんにかけて・・・

震えるほど、美味しかった・・・
忙しい時に助かる。

以前、キッコーマンさんが豆乳のHOTを配布していて、これでも保守的な自分は、最初HOTの豆乳なんて~などと思っていたが、なんでも勉強だ!!と勇気を出して貪欲に試してみた。
(味が付いているレシピも択べたが、先ずは普通のからだろう!!って)
・プラの蓋を通して口に入れるのと、蓋を外して飲むのとでは甘味や風味が違うのな。
(なんだろ?温度の差かな・・・、慣れないうちは蓋を通した方が・・・)

あれ、イケる!!、低脂肪乳をいつも飲んでいるが、それよりコクがある感じ。
思わず『寒い時に飲食をしたいモノ』に追加をしてしまった。
200mlを耐熱のマグカップに入れ、レンジで1分50秒(~慣れないうちは短め)チンすると良いらしい。

銀座2丁目と1丁目の間にあるニューキャッスルのカレー

歴史あるカレーだが、3.11東日本大震災の時に地盤が緩んで有楽町から移転してきたんだな。
口に入れた瞬間、辛さとは違うスパイシーさと大人な苦みがグっとくるが、玉子を崩すと一気に懐かしい銀座の味に変化をする
(頭に浮かぶ色のイメージは緑色という感じ)
個人的にカルダモンが好きなので最近、神保町エチオピアのビーフ辛さゼロにハマっていたが、こういう昔懐かしいのも良いなーって。量は「つん蒲」(=普通盛り)

少し前、居酒屋で日本酒メニューが2枚重ねでクリアファイル(一枚はラミネーターで覆って加工)で重ねられていた。
なんでだろう?ってふと酔いながら考えた時、一本の黒い線に気付いた・・・、!!、
これは本日入荷していない日本酒をメニューから消す為だ!!って。
イチイチ、パソコンで書き直さなくていいんだ!!って。

上をマジックで消せば、下の原本は消えないし汚れない。
それでいて後日再入荷した時に又、入力をしなくても済む。
紙もラミネートフィルムも無駄にならない。
毎日現場でクタクタになるまで料理を作り続けて、夜帰宅してからor事務室で修正入力をして、プリントアウトをし、更に翌日仕込みの合間に、コンビニへ行って全席分コピーするのは(←インクを減らさないでインクを買いに行く時間を少しでも休憩に当てる為コピーにする)、1個1個は大した作業ではなくても結構ツラいんだよ。
でも5時とかの営業開始時間は迫ってきてしまうし、それまでに揃えないといけない。
普段日本酒とか期限が短いお酒を飲まなかったから解からなかった。

谷中銀座のコバヤシの焼き鳥(「いわい」の肉の味がシッカリして美味しかったな。)

笹塚のフランキーさんにも勝るとも劣らない美味しさ。(←そういえば自分は塩派なので塩で食べたが)
持ち帰りで700円以上買うとミニタレを付けてくれるのだが(←食べ歩きして減っているが)、何も考えず外で食べ歩きならともかく、家に持ち帰って他人ちのタレって試す時にドキドキすると初めて知った。
どっちが上とか下ではなくて、もし、もしもだよ、、、俺が10年作り続けたうちのタレより遥かに美味しかったら・・・?って感情がこんなにも怖いと感じた事は生まれて初めて。

「食べっこ動物」って英国の「マクビティ」みたいにオーツ麦Ver.があっても良いかもとふと思った。
(あるのかもしれないが)

たまにミルクティーや珈琲に浸すかが悩むところ・・・

入院をしている時、コールスローに粉チーズと黒胡椒でアクセントを付けたモノが出てきた。

黒胡椒が効いていて、ベーコンは入っていないのに、パスタと同じ原料のパンと一緒に口に頬張ると、まるで口の中でカルボナーラが出来上がる様だった。

自分で煮た昆布の佃煮とチーズを少し塩気が強いと思ったけれど我慢して合わせて調べてみた。

最初、旨味と旨味でブツかるかな?と思ったけれど、得も謂われぬ旨味になった。

フラっと入った蔵前の「T'S Bakery(ティーズベーカリー)」のナッツとかドライフルーツが入ったパンが美味しかったなー・・・久々にこんなに美味しいパンを食べた、蔵前から新御徒町(というか御徒町方面)へ歩いている途中に看板が小さく立ててあって、誘われるまま路地を入ってみたら左手にこじんまりとした可愛いお店があった。
ここはハード系強い?かも。

蔵前は10数年前にある企業へ営業取材交渉(←取材営業ではなく営業取材とでもいおうか)へ行ったんだけれど、めっちゃ怖い会社だった(いや技術系だから「硬派」なんだ)。
うちの出版社の社長が勝手に記事に書いて「『掲載をしたのだから金を出せ』と言って来い」と反社まがいの指令を俺に下し、
俺は「いいんすか?馬鹿だから俺やっちゃいますよ?いいんすか?いいんすか?」ってチンピラ映画みたいに社長に問い、
「行け」というので行ったが・・・
そりゃ企業側も怒るわけで屈強な男達数人に超囲まれ「で、なんだって?もういっぺん言ってもらおうか?」って・・・
「ですよね~、僕もそう思ったんですよ~、一応来たって証明だけで直ぐ帰りますね」って、
「このまま真っ直ぐ帰るの?」
「ええ近くに美味しいラーメン屋があるらしいので、そこに寄って」と、いつも持ち歩いているラーメンガイドを鞄から出して見せると、
(ラーメンはそんな得意ではなかったが、ずっと前の職場のリスペクトする先輩に頂いたラーメンガイドを常に持ち歩いてラーメン経験値を高めていたので、因みに旅行と同じで1gでも軽くする為に鞄の中はこのラーメンガイドと筆記用具2本、補充の名刺・媒体資料数枚しか入ってない、お客様の所へ行くだけで疲れたら良い話も出来ない、悔いなく仕事をしたいじゃないですか!!)

「へえ~、ちょっと見せて」となり(←心の広い人だった)、最終的にラーメンの話で仲良くなって、あと少しで取材や広告のお付き合いを頂けたのだけれど、自分が身体を壊した疑惑と将来やる事があったので組織を出て。
(当時の編集長には「良いところまで関係が築けている」と伝えておいたのだけれど、編集長は記者営業専属ではなくてな)
社長はそこまで読んで俺を行かせたのだろうか???
そんなアツい思い出がある蔵前。

御徒町、大統領の馬モツ煮込み、え、これ?馬なの?、美味しいぞ。
そして深みもある。
※チューハイが炭酸と別に出てくるので、好みの炭酸量で割って、おかわりはホッピーみたいに中身だけ貰うという超斬新な方式。エコというか。

モツ焼きも、こんな新鮮なシロはホント久しぶりというか初めてなぐらい新鮮だった。
(新鮮だろうが、新鮮でなかろうが、「ツウ」はシロを塩で喰いながら日本酒をやる!!、私に手羽先の捌き方を教えて下さった今は亡き板前さんがいつもそうされていた・・・)
※ギッシュとアブラの違いってなんだろう?(今度確認をしたい)
※塩も自分の塩加減が正しかった事を確認出来た気がする。

塩派だけれど、一応タレも頑張って食べておいたら、タレも美味しかった。
うちより美味しいタレって初めてだな。
(出る量、足す量が違うからかな?)

きんぴらごぼうに、出汁の素を入れる手を知ったので、午房が余っていたし、早速、江戸時代風のきんぴらごぼうに入れて試してみた。

う~ん、細いコンビニのお弁当に付いているような、きんぴらごぼうだと合うのかもしれないけれど、太いきんぴらごうぼうは、牛蒡の風味を楽しみたいモノだから、なんかベクトルとか方向性というかが違うなーって。

葡萄パンに更にブルーベリージャムが出てきて、最初「センスねーなー」と思ったけれど(←それ以前に、甘いモノとかジャムが苦手で)

頑張って試しに葡萄+葡萄みたいなベリーで試してみたら、葡萄感(果実感)が、「倍、更に倍!!」と増してビビった。
何事からも学べたり、成長出来るのかも。。。

「おでん」は出来れば(時間があれば)先に大根とかしみ込んで欲しいモノを煮て
(時間があるなら1度冷ます過程でしみ込ませて)
※今回は焼き豆腐を入れてみた、プロっぽい?人のレシピはキッチンペーパーで巻いて重石をし30分以上置いて、水を切っていたが、まあ(水を切らなくても出来るようだし)今回はいっかなーって。

それから再度温め、練り物を入れたら煮たてないのは、もう定番だよな・・・

つい「おでん」を作り過ぎちゃうなー
(やり過ぎてしまうって未成熟ってことなんだよな・・・)

令和元年の世田谷パン祭りで「famfam」と、「タンネ」のパンをやっと食べられた。
(台風19号の翌々日で量販店からパンだけでなく食材が無くなり、開催日も1日に減った為に一気に人が押し寄せるという事態に・・・)

・「famfam」、岐阜県多治見市のスコーン専門店のナッツのスコーン(←ガチのプレーンは2個入りで高かった・・・ので、より何も入っていないプレーンに近いナッツにした)、気候の寒暖差が激しそうな岐阜県多治見市だから味が強いかな?と最初は少々不安だったが、(「先ずは焼かないで食べたが」)スコーン自体が優しい食べ物なのもあってかなりバランスが取れている。素材もこだわりぬいているようだし、スコーン専門店と看板を掲げているだけあって流石に美味しい!!
・「タンネ」、人形町のドイツパン屋さん、ここ10年ぐらい前から「行こう」「行こう」と思っていたんだけれど、
あの頃、いつも当時人形町に居たお客様の所で長居をしてしまって、飲みに行ったり食事をご馳走になったりしていたので、いつも即事務所に帰って記事を書かないといけなく、中々行けなくて行けていなかったが、やっと食べられた。
ドイツパンは個人的に好きなので、←異国情緒溢れ、ちょっと旅行のような気分になれる)
ドイツパンは『選択が重要』であまりライ麦が多過ぎたりサワー種が強過ぎるモノを択んでしまうと初心者には取っ付きにくいイメージになってしまう為、最初はライ麦がやや少な目でサワー種でない優しい味を択んだら、正解でした!!
 英国パイ料理の「Swan&Lion(スワン&ライオン)」さんも出店をされていたが、この前行ったばかりだったので(「パン祭り」という事でスコーンも素朴とベノアの中間ぐらいで個人的には好きなんだけれど)、今回は台風でパンが切れていたので申し訳ないが行かなかった。
(街歩きの、パン屋さん巡りでも先ずは普通の食事パンを買う事にしているんだ、後で食べられるし、あまり個性的なモノより、食事として「基本に忠実」なシンプルなパンで美味しくて、続けられるって凄い事だから)

現存する日本最古の居酒屋といわれる「みますや」の泥鰌は臭くない!!
こんなドジョウ初めてだ!!
なんでだ?
しかもタレというか煮汁が絶妙の品の良さ。
(甘いのが苦手な自分が、甘いのにとても良い・・・これ・・・って感じの味)
なんで?なんで?、なんで泥鰌がこんなに臭くないの?あの泥鰌が・・・???

柳川の方が食べ易いが敢えて歴史ある煮汁の味を知る為に丸煮にし、これは珍しく日本酒だろうーって(近年、超薄めた蒸留酒ばかりだったので)辛口の日本酒にした。
「日本酒って料理を活かす余地のあるお酒」と誰かに聞いたな・・・それって凄く解かるし、オツとか「粋」、文化として、とても大切な事のような気がする=
大きい奴は骨がやや硬めなので、1匹を半分づつよく噛んで食べていくと食べ易いだろう。
(久しぶりだった為ビジュアルがハードだったから、尾っぽから食べて、そのうち酔って気にならなくなった)
気付くとあっという間にドジョウが無くなっていて牛蒡だけになっていた。。。
(それぐらい旨いんだ)

あと周りのお客さん達を観ていると、わりかし唐揚げを注文している人が多くて、自分も頼んでみたら、マヨネーズの他に練りカラシが付いてきて!!今まで有りそうでなかった、灯台下暗しな発想で、目から鱗だった。
(1番歴史があるお店なのにその分野で進化し続けているんだなーってのが驚き、ギネスとかあったし、ペールエールとポテトがあれば・・・英国なのだが・・・、店に入る前はもっと古い事にこだわってコワイ頑固なお店かと少しブルっていたんだ、でも全然違った、居酒屋として1番大事な『懐の深さ』というモノがあった気がした)
当然、この唐揚げ、抜群に美味しい!!
そんなに何処の唐揚げが詳しいという訳ではないが、名古屋大須の李さんの唐揚げの次に自分はここが好きだなーって感じた。
量も満足が出来る量だし。

あまりにも美味しくて切ってしまった後に撮影をしたのだが立川にある老舗「クラウン」のキノコが乗ったタルティーヌ

最初、総菜パンが多くて、なるべく味の付いていないパンを買う自分はヤベとか思ったのだけれど、これだけ総菜パンがあるという事は、きっと総菜パンに自信があるのだろうなって、あまりにもお腹が空いていたので買ってみたた。
※これが美味しいのなんのって、イタリアンみたいにニンニクが際立っているがそれが決して嫌じゃない上質な上品さのニンニク風味、こうやって調理するのかぁ~って。
これはもう料理だわ、止まらなくなった。
※全体像はバタールの半分ぐらいの長さ。

「魯珈」のカレーを食べた。
昨今Netで記事広告や炎上商法が散乱する世の中で一体何が本当か?情報の確度に対し懐疑的な見方が巷に溢れる中、どのぐらい本当なのか?真実を知りたく、
(行列は嫌いだけれど)並んでみたら偶然にも食べられた時に答えの1つがここにある気がした。

みんなTVで放送されたという魯肉が乗った「魯珈プレート」を頼んでいたが、
実は私、そんなに魯肉が好きではないので・・・
(豚バラが凄く気になったが魯肉は味が濃いモノが多く・・・)
そんな理由と、今回はカレーを食べに来た!!という事で、2種盛りカレー(ラムとチキン)とルーのみのプチカレー(野菜)で「限定味以外」の全種類のカレーを食べた。
3種類全部味見を出来るなんて余程自信があるのだろうな・・・とハードルを上げたが実際、
・店舗側のお薦めはマリネした実際に超絶に柔らかい「ラムカレー」らしいのだが、ワリとカレー好きな人のカレーに近いという感じと、味の芯の太さがある事と共に強さが前面に出過ぎない女性らしいバランスが取れている印象。
・魯珈の名を冠した「チキンカレー」はまるでマンダラのバターチキンを彷彿とさせるような、1つか2つランクが上の完成度の高いカレーで、
・ミニサイズで付けた「野菜カレー」は、自分自身が辛い物が苦手で野菜カレーが好きということもあって(←日本人、野菜カレーとかシーフードカレーが好きだと思う)、自分は野菜カレーが好きだな。美味しかった。
「ライスが男性だと少ないかも」とネットに書かれていたように、実際やや少な目だが100円で大盛にも出来るし、自分は「トプカ」で学んだのだが、本当に美味しいものは腹8分でいいんじゃないか!!ってそれも彷彿とした。
(足りなきゃ後でパンでも食べればいいし)
※本格的なカレー(とか料理)って作っていても、どれもこれも、ついつい自身の同じ系統の味になりがちだけれど、ここはそれぞれのカレーが明確な個性というか方向性を確立をしているというか、食べた瞬間にそれぞれの味から受ける印象の色(カラー)が際立って明確。
勿論ここの魯珈独自の味は個性の下の底でそれぞれが繋がっているのだが、それが主張し過ぎない・・・
自分の味を主張し過ぎず先ず製品というか作品というか、プロレベルで美味しいと感動させた上でそっと魯珈の味がベースの骨組みとして存在を「もしよろしかったら」と味の対話をしているのは凄く知的で賢くもある感じがする(した)。

当初これを書いた時、まだ戸惑っていた。美味しくて震えるってこういう事かな。
因みに2種類を混ぜるより3種類を混ぜると、又これが劇的に変わる。
それも美味しいと思う。
ここのブログが好きな人、は、野菜カレーでもOKじゃないかな?
(逆にダメな人はラムカレーとかの方がアタック感が良いかもしれない←シッカリとしていて美味しいんだけれどね)
確実なモノならチキンからかも←あ~輪廻している・・
それぐらい三者三葉に味や個性が出せるって、「本当にこれ同じ人が作ったの?」ろいう感じで方向性があってそれでいてそれぞれクオリティが高い。
(あとスパイスって新鮮さが大事なんだな、と知って学べる事も出来た!!)
次は魯肉飯がそんなに得意ではない自分が魯肉の乗った魯珈プレートを頼んでみようかと・・・
接客も良いし、食べて明日も頑張ろうと自然に思えたカレー、(カレーに限らず)どうやったらそう思わせる味を作れるのだろう・・・

理由あって中々、小岩や新小岩に行かなかったが、少しでも前進をしたいなと両方の街を歩いていた時に見付けた、
(両方の街へ行ったからまだ街の真髄を掴めていないが)
小岩「木の実」(珈琲)の50番
色々種類があるが、やはり最初なので数十年街の人々に愛され続けているコレにした。
長い歴史をかけて、あまりにも多くの人々が支持をしたって事は本物なんだと思う。

久しぶりに美味しいコーヒーを飲んだなーって。
最初は優しくまったりとしつつ気付くといつの間にか口の中からフワっと消えていく感じ。
優し気でありつつ楽しい軽快な味で、喫茶店って個性的で楽しくないとなって改めて思わて下さるパッと咲くような華やかさも感じさせてくれる味でした。
店の雰囲気と相まって落ち着く。

クルミパンにチーズ

新規のパン屋さんを知る時に甘い物だと味が隠れちゃうしかといって大量には食事パンが要らない時に胡桃パンにしている。そのままでもイケルし、こうやって加工しても結構合うんだ。
しかしこのクルミパン美味いな、あれ?何処のだっけな・・・、新小岩のパン屋さんだと思うのだが、あの地域QUALITYが高過ぎて1回では把握しきれなかった。

下高井戸「エスポアール」のクルミパンのラスクと葡萄パンのラスク
私はそんなにラスクが得意ではなかったが、ここのラスクは口当たりが優しい。
しかもクルミパンって、葡萄パンって・・・
そういうパンでもラスクって作れるんだなーって目から鱗。

元々のラスクの形状って本来こういうモノだったのではないかな?って感じた。
現代って(ラスクに限らず)甘さが強過ぎたり、アタック感を強くしてワザと印象に残そうとしたり(←フレーバーを付けたり)して過剰にフールセックやドゥミセックのお菓子に負けないようにしようとしているけれど、それが返って味の強さと更に比例してしまって、ラスクという食べ物から全く優しさを感じないから苦手だったのだが、『ここのは違う・・・』
素材の味にあらがわないというか、だから自然なんだ。
それでいつつ印象に残るから、
ザラメかな、印象に残るのは?(いや、でもザラメの奥に、粉の『旨味』も感じるぞ!!)
、でも本当に保存食とかそういうモノだったんだなーって、もの凄く食べ物の原点を考え、感じさせてくれるエスポアールのラスクという食べ物だった。

 2019年10月末~11月4日まで行われた伊勢丹の英国展で「ロダス」のスコーンと、「ローズベーカリー」のミンスパイを。
(「ローズウッドロンドン」も気にはなったのだが、2年連続アフタヌーン大賞受という冠が付くと凄い行列で、なにせ行列が嫌いなのと、自分もスコーンを作るし、無論プロ達の方が美味しいんだけれど、どっちの方が美味しいとかはスコーンでは野暮だから考えなようにしているし、スコーンで上下を自分と比べるのも粋な行為では無いなって、それぐらいスコーンって俺にとって大切で家族みたいな常に傍にある存在なんだよね、何故かホッとするというか、←俺の中ではリッチ過ぎちゃダメなんだ、普段日常的に食べるものは優しくなければならない、余計なモノは要らないっていうか、地味だけれど良いモノを末長くって事もイギリスの精神だし)

で、ロダスはクロテッドクリームを練り込んであるということで、普通はリッチなスコーンでもホエー的なモノや生クリームを練り込む所があるが、クロテッド自体を練り込むですと?と・・・
そりゃクロテッドクリームとは合わないワケないわ(出来ればロダスの)。
ただ今は脂質の事を考え(1回自分でクロテッドを作るとお金出してまでは・・・て、ロダスのは小分けで手に入る値段だったのだが、他所のクロテッドが高くてそのイメージがアタマに残ってしまっていて、クロテッドは買わなかった)

で、そのままと、ホイルで包まないでサックリ仕上げる焼き方Ver.の両方を食べてみた。

本当に美味しいスコーンはそのままでもリベイクをしてもポテンシャルがほぼ変わらず両方美味しい気がするから、両方試した)

美味しい、ガチで美味しい!!
 あとローズベーカリーのミンスパイ(最初、渋谷のアールベーカーと勘違いをしていた、東急は比較的味が強めな気がしていたので迷ったが後で調べたら別のお店だった)、ミンスパイは以前ミンスミートから作ったが、果たしてこれが正解なのか?どうなのか?解からなくて(←シナモンとかドライフルーツ・甘い物が嫌いだったので作るのが苦痛で・・・)、
こればかりは、胃の中のおかず(いや、井の中の蛙)にならない為に自分のと比べさせて頂いた。


美味しい!!、これもガチで美味しい、スパイスが効き過ぎていなくて丁度素材が活きる塩梅。
スパイスが効き過ぎていると強過ぎるのと麻痺をしてくる感覚も嫌なのだが、このミンスミート(ミンスパイ)は、ドライフルーツなのにフレッシュでカランツとか素材自体の本物のチカラが伝わってくるようだ。
なるほど~、これがミンスミートのスパイスの適度な塩梅や、加減か。。。
自分のは(クリスマスプディングを作った時余ったケンネ脂の量に左右されたので)どのぐらい入れて良いのか、ある程度いくつかの書物のレシピは参考にはしたが、そういう理由でやや勘な部分もあったから、少し自分の中のミンスパイ(ミンスミート)のスパイス加減の概念を修正。
春木屋理論とでもいおうか、これでいいやと思ったらそこで終わっちゃうから、他人に迷惑をかけない範囲でならコツコツと)
自分を素直に変えるぐらい美味しかった。
ドライフルーツやシナモン等のスパイスがあまり好きではない自分が美味しいって思うんだから相当だと思う。
この加減、驚いたわ。

(ああ、書き過ぎてしまった、これはいずれ1つの記事に移動させようかな・・・)

沖縄フェアでシークワサーをモズク酢に絞る方法を教わった時は衝撃の美味しさだった。
市販のもずく酢だし、太いもずくではないけれど、少しでも近付けるかなって・・・
(やはり辿り着かないか・・・、だが柑橘の風味が悪くない

敢えて安い焼酎の炭酸割りに絞って焼酎リッキー風にしたらこれは、これでいいな・・・

シークワーサーの中って少しオレンジ色なんだな・・・

強い黄色というか、これも明確な認識をしたのは初めて。

キィニョンのスコーンとバニトイベーグルはやっぱり美味しい。

大昔、雨の中をキィニョン本店まで買いに行ったけれど、「ペンシルロケット」の初飛行実験の碑(とマンホールと、タイムカプセルが埋められている碑)を観に国分寺へ行ったので、久しぶりにキィニョン立ち寄ったら、美味しいな~って。
 バニトイのベーグルは、普段ベーグルってあんまり買った事がないんだけれど、対面の早稲田実業でペンシルロケットの碑を観ていたら、次々お客様が並んでいくので、何があるんだろう?とそっちの方へ行ってみたら、ベールグル屋さんでとりあえず、プレーンと紅茶と枝豆&チーズを買ってみたら、こんなに美味しいんだなー!!って。
モチモチとして、食べ応え、柔らかさと噛み応えが両立している、味もホッとする。
・枝豆&チーズはなんとなく想像が出来たが、
・紅茶の葉をベーグルに練り込むことが出来るんだ!!?って・・・しかも滅茶滅茶美味しい。
・プレーンも、様々な食材との組み合わせ相性が良く、満足度が非常に高かった!!
(この為にベーグルについて色々調べていたら、キンピラとかを挟んで食べている人が居て、サンドイッチとはまた僅かだが違う、面白い食べ物だなーって)

あとキィニョンのフランスパンってオカズにも合う気がする!!
(そのままでも美味しいが)

鰆って初めて全身を観たが、こんなに大きいんだな!!

食堂とかでは切り身でしか出てこないから、鯖ぐらいの大きさかと思っていた!!

魚の味噌煮に使った生姜と、干した大根を麺つゆに漬けたモノを食べていて、ふと両方とも毒消し作用があると昔から言われている事に気付いた。←(一応、薬事法に注意をしてみた)。

遥かな時間を超えて、古えの人々の知恵と知識をなんだか感じる事が出来た。
フランスパンを日本に広めたビゴさんの著書で日本は海に囲まれ資源が乏しかったから創意工夫をする文化が生まれたって言葉をなんだか、昔の人達に感謝をしながら心の中で反復をした。

下高井戸駅北口下すぐ右の老舗パーラーシシドの「柿のフルーツサンド」(これを書いた時、10月~11月までの限定)

最初、え?、柿をフルーツサンドにするの?、え?え?え?、やられた!!って、今までフルーツサンドが苦手で考える事すらもしなかった自分は、その発想力に驚愕させられたのだが、最初新宿のイベントで試食させて頂いて、震えるほど美味しく、後で調べて即行ってみた・・・
(凄く自然な味なんだ、それが凄く真面目だなあ~って印象の味だった)
フルーツ屋さんだから素材を活かすんだろうな、人間はこういうモノを食べていたら正しい方向にいけるのではないかって、あまりに美味しさに噛み締めた。
果物自体の味を活かす為、クリーム(ネットの批評では生クリームって出ているけれど、まるでバタークリームの様な印象)が適度な甘さで全体としての甘さの塩梅の加減が丁度良い。
甘さが苦手なので都内のスイーツを食べにそんなには行っていないが、都心の有名なパティスリーに何ヶ所か行っても、あまり感激したって事が少ないんだけれど、奈良・西大寺の『ガトー・ド・ボア』の「ギャラクシー」を食べた時はこれ、凄い自然だ!!って感動をしたんだ。
(そこに一時期引っ越した幼馴染と行った後、友達と別れてから更にもう一度行ってみた)
その『ガトー・ド・ボア』の「ギャラクシー」をふと思い出すような、そんな「自然さ」だった。
(素材を活かした味とでもいうか素材の味にあらがわないっていうか、、力づくで味を殺すようなことをしていない)
(ビ〇さんも本で書いているように海外の甘さは、新鮮な素材が獲れる日本では甘過ぎる→現代は流通がきちんとしているし、いずれ行きつくところ・・・!)
あの味が好きな人は、このパーラーシシドの「柿のフルーツサンド」や、他は食べていないが解からないが恐らくここの他のフルーツサンドもいけるだろう。
 今までフルーツサンドって、酸味と生クリームがぶつかって苦手だったけれど(←ショートケーキの苺は甘さに慣れた後で食べると酸味を強く感じてしまうので先に食べてしまう的なイメージ・・・でも、ショートケーキは幸せの象徴みたいな・・・最近食べてねーなー)、、、柿って酸味がまず無いので(←化学的に分析をしたり、精神を集中すればもしかしたら感じるのかもしれないが)、酸味が皆無な柿をフルーツサンドに入れるって発想が
ネットで真面目な味って出ていたが、私も試食の段階で真面目な味だなって感じた。
フルーツと向き合っている気がする。

豆乳で作られたヨーグルトがリコッタチーズみたいで、なんだか好きだった。

普段、ヨーグルトをそんなに食べないし、チーズ系が好きなので、あ、これはリコッタチーズみたいだって感じた。
(そこはヨーグルトにコダワラナイ)
で、リコッタみたいに砂糖とかハチミツを加えればもっとリコッタになるかなあ?と思ってやってみたら、これが不思議なモノで、逆に豆腐っぽくなるんだ。
(美味しいんだけれどね)
自分は味無が好きなので、そのまま無糖で、リコッタの様なコクを楽しみたい!!

以前何処かで書いたかもしれないが沖縄そばの焼きそばは醤油味(ダシが効いた)に限ると私は感じている。

(これは少し味が強めだったけれど)、それでも私は好きだ。
モチモチとした沖縄そばの麺を焼くとなんだろう、ロメスパを遥かに凌駕してくるとでもいおうか・・・凄まじい弾力になるんだ。
以前何処かで沖縄そばの焼きそばを頼んだら、ソース味が出てきて(←それが不正解とは言わないが)、なんかそれだと沖縄そばの麺で無くてもいいって。
ソースだと出汁が結構死ぬ、沖縄の味は優しさだと思うから、一撃で沖縄の味が死んでしまう・・・
そう感じる、あまりにも哀しい出来事があったから・・・(しかもソースがしみ込み過ぎて)
ダシが効いた醤油味だと素材が活きるんだよなー
私はこれがあったら絶対に頼む、「沖縄そば」や「ソーキそば」と悩むぐらいにまで、この恐らく後から出来たであろう沖縄そばの焼きそばが上位に上がってきている。

風呂上がりのお茶や清涼飲料水が凄い美味しかったのだが、江戸時代から続く『蛇骨湯』が2019年5月末に複合型総合施設の建設の為に閉店をしていた。

国が買い取って保護をし運営をすれば雇用と観光の両方を創設出来ただろうに・・・
浅草にチェーン店が増え、ただでさえ使い勝手が悪くなっているのに(浅草寺だけなんて本当の浅草じゃない気がする)、
『アンヂェラス』や他の老舗も次々閉店させられているらしいし、浅草の魅力がガタ落ちしてしまう連鎖が起こる。
全国津々浦々ネットやガイドブックに載っている所だけが町の姿ではない、
多様性があってその中で自分に合った折り合いを付けていく事が大人に求められるべき真の姿だと思う。

頂き物だが名古屋「えいこく屋」のダージリン、ウメーなー、ティーバッグだが熱湯でパッと茶葉が開く感じ
ダージリンだけはやはり先ずストレートで味わいたい。
紅茶のシャンパンって言われる意味が解かるような、セカンドフラッシュのようなシャンパンの様な泡を脳裏に想像出来る優気な上品さ。

ミルクを入れても藤原竜也のカイジ的に言うと「悪魔的なうまさ」
(無論、無糖。←紅茶が好きだし、外でも自販機の日本茶か紅茶なのだが、ミルクティーの無糖は需要が無いのものだろうか?、まあジャ〇ティーストレートとかがあるからなー、ミルクティーを飲む層は砂糖入りなのかな、キ〇ンさん?無糖を広めて・・・甘くない飲み物と甘いお菓子のタッグが潔い感じがして好きなのだが)

ミルクを入れる適正量ってあるんだよな。
乳脂肪分にもよるが、少な過ぎても多過ぎてもダメなんだよな・・・
(『ゴールデンルール』の時に一緒に調べたら牛乳でないとダメなんだ・・・)
あと自分は上流ではないが、今は『MIA』かも・・・

スクランブルエッグを作ろうと思って急に思い立って久々にオムレツを作ったが直前で失敗を恐れビビってしまった。

技術に走り過ぎてもダメなんだなーって


NextStage、牡蠣の柳川

2019年12月01日 | グルメ
拡大解釈をすると柳川も煮物なんだよな・・・

で、泥鰌とかでしか柳川は食べた事がなかったのだが、
(お祖母ちゃんが、柳川にもせず味噌汁にしていたから、柳川ぐらいだったら結構余裕)
(小学校時代消防訓練で何故か泥鰌が放流されて、それを捕まえていたが、皆どうしていたんだろう?
大人になってから幼馴染に「食べていたよね?」と訊いたら、「ないない絶対ない・・・」って)

それでもやはりあんまりは食べなかったのだけれど(←お高いし、日本酒や日本のビールが合うので醸造酒があまり得意ではなかったというのもあったのかも。ウイスキーのカッコ良さに憧れ、折からの焼酎ブームで蒸留酒ばかりだったし)、
牛肉の柳川なら牛丼並「つゆぬき」を食べるし、煮物の料理書を読んでいたら、「牡蠣の柳川」ってのがあると知った。

煮物の出汁が余っていて、牡蠣が安かったので作ることにした。
(以前、自分のミスでアタッた事があるので怖いから「生食用の牡蠣」にした)

とりあえず午房を洗って、ミネで皮むき、つい剥き過ぎてしまうな~・・・

半分にしてからササガキにして
包丁を立てると厚くなるので寝かせて

色が変わるので水に漬ける

思ったより足りなかったので急いでいる時はピーラーで(やっぱ早いし、薄く出来る!!、正解かどうか別だが)

片栗粉と水で牡蠣を洗って

午房の水を切り

麺つゆの素を使う人も居る
が(←スゲーな、アリだと思う)、折角出汁があるので酒と砂糖を加え煮立てる

醤油を入れて味を薄めに調える。
(※煮詰めるので濃くなるから最初は薄く!!!!!!!)

午房を入れて煮立て
(水の時点から醤油と共に入れる手もある、まあ、特に指定が無ければ家なら別に出来ればOK)

煮立ったら牡蠣を入れて

再度煮立ったら牡蠣をひっくり返す(←一応やっておこうと)

溶いた卵を半分~2/3ぐらいを回し入れる。
汁が多過ぎたり火が強過ぎると卵がブツブツになると知った、反省
よそう丼で卵を溶けば洗い物が1つ減ってよかったのにな・・・反省

※火を切って入れるのが正しいのかも(今度調べておこう)。
蓋をしてみた

残りの卵を入れて、少し火を入れ、

とりあえず完成、うわっ、ヘタ・・・

今回は、一気に食べないから丼によそった
※まだ水分が多かったか=だから『煮物の本』に載っていたのか・・・。

うわっ、コクが出て美味しい、柳川って牛蒡を食べるものなのかもしれないって知った気がした。

深川めしみたいに、ご飯にかけると少し薄いので、日本酒(の熱燗)が合いそう。

食べる分だけレンジでチンをして

七味をかけると、全部がずっと唐辛子になっちまって、それじゃ風情がないなって。

最後は減ってきたので追い玉子をして


本当はこの色にしたいんだよな。
(あと3日目ぐらいが限界かな・・・あまり保存が効かない)

もう少し課題が残る(でも課題が表面化されただけでも「良し」!!←課題が表面化されない事の方が本当はキケンなこと)。

その後、(休日に煮物を煮るの15.で)鶏肉でリベンジをした。←まあ、美味しかった。↓

課題はまだまだだけれど(本当に料理が上手な人は洗い物をラクにする仕上げ方にするんだろうな・・・って)

 あとピーラーは確かに早いんだけれど

何かラクをしていると、技術も進歩も発展もないなって気がしてきた。
(なんでこんな殊勝な気持ちになったのか解からないが・・・)

(間違っているかもしれんが、個人的に)包丁を深く持つとササガキをし易い気がする・・・

こういうのとか、本当はもっと煮物みたいにやればやるほど新しい発見があるんだろうな。
 以前、焼き鳥を焼いていて、ある時から全部同じ焼き鳥なんだけれど、1本1本違う、何万本を全部覚えている訳ではないが何故か今でも1本1本の違いが記憶に鮮明に焼き付いて残っているというか、上手く言えないけれど同じものは1つとして無いって(同じなんだけれど)気付いた事に似ているというか、感覚に近い!!

 『焼きそば』の800回前後でどうしようもないスランプに陥って1200回を超えた辺りである一定の次元で安定をしてきた時の事にも似ているような・・・