ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

おすすめルート その5(岐阜県せせらぎ街道)

2006年10月03日 | 日記・エッセイ・コラム

近頃の財政再建云々の一環で、高速道路網の整備計画が見直されたのはご存知のとおり。



でも、今現在すでに高速道路は日本国中隈なく整備されている。



便利になることは良いことだから、それに対する不満はない。



けど実際に走ってみて、あの僻地に多い「対面通行」の自動車道はいかがなものか?右も左も逃げ場がなくて、重大事故が後を絶たない。



道路は地形の凸凹などお構いなしに、山でも谷でも、一気に突っ切って伸びる。



高速道路、嫌いじゃないけど、おもしろくはないとボクは思う。



でも、良い副産物はある。



山奥まで高速が伸びたおかげで、観光バスやトラック、行楽のファミリーカーがおおかたそっちへ流れていく。そのため、今までの幹線道の混雑が解消された。



この効果は絶大。



もともと幹線道としてかなりのお金をかけているので整備状況は万全。総じてロケーションの良いところを走っているルートが多い。オートバイで走るにはうってつけという訳。



たとえば飛騨辺りはこの効果がよく実感できる。



飛騨川に沿って気持ち良いワインディングがつづく国道41号線は、かつては高山方面へのメインにしてオンリーなルートだった。行楽シーズンと云わず常に車の列が続く、気の重い街道だった。



しかし、東海北陸自動車道が郡上八幡、さらに清見へと伸延されると高山方面へ行く車は多くがそちらを利用するようになり、国道41号線はかなり空いてしまった。



逆に、東海北陸道が郡上八幡まで伸びたころは、あの快走路「せせらぎ街道」が高山への抜け道となり、ひどい状況となったが、それも束の間。高速はどんどん伸延され、「せせらぎ街道」はもとの静けさを取り戻した。



高速道路は、都市部の煩雑さや混雑をパスするのに便利だけど、郊外に出たら絶対に「下」がおすすめ。



「せせらぎ街道」はこれからがベストシーズン。紅葉は10月下旬くらい。朝晩は相当冷える(10℃以下になるよ)から、装備は冬用を持っていった方が良いです。



それにしても「せせらぎ街道」の写真一枚もないな。いつもビュイーンって走っちゃうからナー。気持ちイーヨー。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紅葉の季節になってきましたね~ (河改めスカブー)
2006-10-04 19:27:13
紅葉の季節になってきましたね~
昨日スカブ君にリアボックスを付けました。乗りたくてウズウズしております。また都合がついたらよろしくです。
ちなみに今週末は恒例のF1観戦にスカブ君で行って来ます。晴れてくり~(^^;
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「河」でいいよ。 (exit)
2006-10-04 22:21:41
「河」でいいよ。
カッパもいいやつ買いなよ。君も雨男なんだから。
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