ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

生命は動き始め留まることを知らず

2022年05月20日 | R100Trad (1990) クロ介
5月の連休が明けて

世間は日常に帰って行った

やっと空いた道路へもぞもぞと走り出す



真っ青な五月晴れの空

水を張った田圃

もくもくと日々成長する山の木々

DNAレベルで身体が歓喜の声を上げている



日常の中で野ウサギにあったことあります?

岡崎市の東部丘陵地帯は市街化調整区域だけど

都市計画区域ともいわれて主に緑化事業が進められている

ようは田舎

でも、このウサギに出会った小径は近くの藤川緑地につながっているので

自然環境保全が進んでいるのかもしれない

それにしても

もう初夏だな





ウツギも花を咲かせ

麦の穂もそろそろ色づき始めている



結局、いつもの「涼風」

サクラの木と柿の木が交互に植えられているいつもの場所

葉が十分茂って木陰が出来た

気温はちょうどよいけど

日差しは案外強い

木陰の下に入れてもらう



よく見るとサクラの木にはかわいいサクランボが





柿の葉の間にはびっしりと花のつぼみ



動き始めた生命は留まることなく変化していく

この儚さを含んだ力強さ

生命が愛おしいのは正にこのアンビバレント



ただし、生命を儚いと感じるのはひとの悪い癖だ

やがて消え行くわが身に重ねて

そう感じているにすぎないのだ

「散ることを知りながら、咲くことを恐れない」

という言葉があるけど

サクラは散ることは知らずに咲いている

ひとの悲しさは、自分の行く末に気付いてしまう悲しさ

けれど

この自然の生き物たちが生命の美しさを教えてくれる

ひとも含めて、生命は奇跡だ

たとえ消え行くとも

この美しさには何もかなわない

最新の画像もっと見る

コメントを投稿