ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

ベンベを解剖 その3

2007年04月19日 | R1150RT (2001) あお号

今回はベンベの代名詞(?)「パニアケース」

ボクはこれに憧れてベンベに惹かれたと云っても過言ではない。

いまでこそ、ツアラーモデルには(国産でも)

パニアが設定されているモデルが多いが、

ちょっと前は、パニアが標準なんて絶対ベンベしか無かった。

        ○

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これがベンベのパニアの裏側

予想外(?)の複雑さ!じゃない?

これがベンベのパニアの秘密であり、凄さだと思う。

30リットル強の容量を確保しながら

ボディの一部のようなフィット感があるのは

この複雑な形状に依るところが大きい。

トップケースを見るともっとよくわかる。

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GIVIとかヘプコベッカーとか、後付けのケースメーカーのものはたくさんあるけど

こんなにオートバイに同化したケースは他に絶対ない。

これもケース下部のこの複雑な窪みがキモ。

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たしかに、ケースを外した時のスタイルにちょっと問題がある。

カッコ悪い。

ケースを付けることを前提にデザインされているからだろう。

サイドカバーの途切れ方は唐突だし、リアのキャリアも後ろ下がりになっている。

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でも、ケースを装着した時の一体感はベンベならではのもの。

2バルブOHVモデルの頃のパニアは、高速でやや乱流をつくったけど

R259のモデルではそれも少ない。

ただし、取説では「120キロ」と制限されている。

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この一体感。チョーかっこいい。


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