ソロツーリストの旅ログ

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3月の忘備録② 3/28 強い風の日、なごり雪

2011年03月28日 | R100RS 2本サス (1981) 銀じぃ

春分も過ぎて、暦の上ではすっかり春のはずなのに、

土曜は雪に降られた。

こんな季節に降る雪を「なごり雪」なんて詩う感性はすごいけど、

自然にとっては暦の都合なんて知ったこっちゃーない訳で、

雪はただ降るべくして、降っただけのことだ。

ひとの身体もまた、その意識とは違って、ただ自然に生きている。

春になると、ボクは「めまい」に襲われて閉口するのだけれど、

その「めまい」も自然である「身体」が発する何かのシグナルだと思うと、

それもまた悪くないな、と受け止めることにしている。

おかげで目覚めた瞬間から世界中が回る。

これがまた何にもしたくなくなるから、嫌いなんだ。

        〇

土曜は朝から風が強くてサブかった。

そりゃ雪も降るだろうっていう程のサブさだ。

冷たい風に吹かれれば、めまいもちょっとは治まるか(治まるか?)と、

銀ジィ(’81R100RS)でいつもどおりのコースを走りだした。

プラグをまたイリジウムに換えてみた。

気持ちトルクに力強さを感じた。

まー気のせいの範疇だけど。

そいでもって、いつもの場所で休憩。

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けれど今日は、風が強くて、サブくて、どうにも居場所がない。

強い風の日はイヤだね。

気持ちがまとまらなくて落ち着かないや。

途中から県道337号でショートカットして早く帰ろう、と走り出す。

集落を抜けて、山に入るとなんと積雪していた。

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「えーーーっ」と思っていると辺りはどんどん真っ白に。

写真を撮っていると、強い風に木が揺れて雪の塊がぼたぼたと落ちる。

峠付近は冷凍庫の中のよう。

でも、これ、すごくきれいだ。

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ふと気付くとキブシの木に蕾がたくさん付いていた。

大丈夫、春は確実に来ているよ。

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