またもや土曜日に雨。
明けて日曜も回復が遅い。
ガレージのシャッターを開けると、ポツリときた。
けれどそれも空を見上げているうちに止んでくれた。
銀ジィ(’81R100RS)を引っ張り出して、
この集中工事が終わって、暫定的に3車線になった東名高速(音羽蒲郡-豊田JCT)を走ってみた。
確かに流れは良くて、追い越し車線は空いている。
調子に乗って飛ばしていたら、「60km/h制限」の標示!
特に狭いとは感じないけど、確かに高速道路の広さは無い。
案外いけるのかな?と思ったら、トヨタJCTの手前で左車線が渋滞。
(夕方もやはり音羽蒲郡~豊田JCT間で渋滞が発生してたよ。)
〇
東海環状道から岐阜の方を見ると、なんだか黒い雲が多い。
おー、カッパ忘れてきてるよ!
どこかで休憩の時、コーヒー淹れるセットは積んでるのに、
その時に座る折りたたみ椅子は積んでるのに、
お風呂の気分になっても良いようにお風呂セットは積んでるのに、
今にも降りそうなのにカッパを積んでないとは・・・orz
回復に向かっていると信じて進むボク。
でも、こういう時に雨に遭遇する確率が非常に高いと、ボクは経験上知っている。
誰でもないボクのことだからね。
まあ、今のところとりあえず路面は乾いているし、頭上の空は明るい。
中央道へ進んで、中津川で下り、南木曽(なぎそ)へ向かう。
行く手を遮るように聳え立つ「南木曽岳」も雲に隠れて半分くらいしか見えない。
妻籠方面へ折れて、国道256号線、清内路へ登る。
大きなカーブを次々にクリアしていくと、高度がどんどん上がる。
途中から路面がウエットになった。
県道8号線(長野県・飯田南木曽線)大平街道を往く。
先週の野麦峠でもお世話になった(?)濡れ落ち葉、
8号線に入った途端に今週もお世話になるとは・・・
止めとこうかとも思ったけど、いきなり紅葉を期待させる森の中。
けれど、飯田へ抜けるにはこの濡れ落ち葉を1時間以上楽しむことになる。
まあいいや、と試しにリアブレーキをロックさせてみたら、案外グリップしてる。
路面が心配な時は、ワザとロックさせてみるとすべり具合をちょっと掴めるよ。
清内路側からアプローチするとぐんぐんクネクネ高度を上げる。
尾根筋・谷筋の折り返しが広葉樹の落ち葉が多くてグチャグチャ。
中間は杉の細かい葉っぱが主でそれ程でもない。
ちょっと走ると慣れてきて、思わずズルッとくる。
でも、そのズルッと来るのも3回ぐらいで慣れてきて、
瞬時に外足に体重を移す自分に「やるーっ!」と萌える。
〇
大平峠。
ここから「兀岳」という山への登山口がある。
「ぱいだけ?」
家に帰って調べてみたら、「はげだけ」と読むらしい。漢字は難しいね。
ここは標高1358m。カラマツもすっかり色付き、紅葉も盛りだ。
大平(おおだいら)の宿場に到着。
微かに雨が降っていて、じっとしているとじんわり濡れる。
フロントタイヤが巻き上げたカラマツの落ち葉がびっしり。
まわりのクルマのフェンダーも落ち葉のひげが出来てたよ。
〇
さらに進んで飯田峠へ向かう。
こちらも濡れ落ち葉の舗装(?)がかなりハード。
そろそろちょっと肩が凝ってきたなと思いはじめたころ、
標識を見逃すとそれと気付かない「飯田峠」に達した。
ここからは伊那谷に向かって街道は下り勾配が強くなる。
峠の東側は落ち葉が少なくて、ペースが上がった。
けれど、こちらも尾根や谷の折り返し部分にはやはり広葉樹が多くて、
深く曲がっているコーナーほど落ち葉が多い。
タイトな部分もあるので、ブラインドではややハードにブレーキングする場面もあり注意かな。
銀ジィのブレンボは強く握るとほんとに強く効くけど、
ウエット時にデリケートな反応を期待できない、と感じるのはボクだけの印象か?
舐めるようにレバーを握りこむけど、思ったようにサーボが効かない。
ああ、雨の日にサーボが効きにくいのか?
というか、弱い入力を繰り返してると、摩擦力を感じなくなってくる。
マスターシリンダー径が16mmもあるせいか、レバーの引きが重くてもっさりしている。
タッチはお世辞にも良いとは云えない。
あお号(R1150RT)のブレーキと比べる方がいけないけど、
条件が悪くなるほど、操るのに馴れと技術が必要だ。
だから、老ートバイはやめられないんだけど、リスクは確実に多いね。
でも、狭くて人通りの多い通りでは意外に事故が少なくて、
交通量も少なく、見通しの良い信号交差点の方が事故が多いように、
ヒトは危険を感じると、注意深く慎重になるものなんだろう。
濡れ落ち葉の下り坂、タッチも実際の効きも悪いブレーキのオートバイ、と入力されれば、
このアホな脳みそでも「慎重に行け」と命令するんだろうね。
〇
もう少しで飯田へ出られるというところで、雨脚が強まった。
木陰に身をひそめて雨宿り。
カッパ忘れてきた雨男。
グローブを濡らしたくなかったから、外してパニアに仕舞って
弱まった雨の中へ再び走り出す。
短かったけど雨足は相当強かったようで、道路は水浸し。
フェンダーや足回りにこびりついた落ち葉を洗い落とすようにして走った。
飯田の街へ出ると晴れた。
いま下ってきた大平峠の方を見やると、そちらもすっきりと晴れて青空が広がる。
いや、雨に煙る晩秋の山の方が良かったよ、絶対に。
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雨も濡れ落ち葉を楽しむ余裕、いつもの如く天晴れです。
あ~、また三州街道沿いを走りたくなって来ました。
後ろですケロ。
峠の茶屋辺りまで行って戻ろうと思ってたわけです。
でも、とり付きの急勾配部分がいちばん落ち葉が多くて、
戻るに戻れず、気分を変えて、(ええ、楽しんじゃおうとですね)そのまま走り切りました。
153号は早朝を除けば12月でも十分走れますよ。
また近いうちにどうぞ!
何をおっしゃる熊鹿さん(笑)
12RTなら熊手よりも安心確実な天下無敵のABSがあるじゃないですか。
ひょっとしてESAも付いてます?
間違いなく「こころ穏やかに」走れるんじゃあないでしょうか。
ボクなんか実際は肩がガッチガッチに凝っちゃってますよ。
(力み過ぎ・・・)
無理?なら鹿の手で。
すみません、よそのお宅で勝手に遊ぶ悪ガキでした。
昔、こんな子供いっぱいいませんでしたか?
ピンポンダッシュとか?
お邪魔しました。
いつでもどなたでも大歓迎ですよ(^o^)丿
暑くなったり寒くなったりで、体調こわしやすいですよね。
雨にうたれて、レインマンさん、大丈夫でしたかあ?
鼻たれさんが多いこのごろ、ご自愛くださいな(^-^)
予想通り(?)こんなに落ち葉でフカフカ(あ、この時はベシャベシャですかw)になるんですね!
マツ葉のヒゲ、すげーw ほんまに爺ちゃんになってるw
ありがとうございます!
幾重にも枝が重なった大木の下で雨宿りしてましたから
すごい雨でしたけど、ほとんど濡れませんでした。
それに銀ジィのカウルは走ってる時は、傘を差してるくらいの威力があるんですよ!
ヒゲ、すごいでしょ。
クルマはもっとすごくて、雪道走った後のように
それぞれのフェンダーにモッサリぶら下がってましたよwww
それとタイヤのグルーブにびっしり何かの実が詰まってたのにはびっくり。
最初、石だと思ってほじくり出してたんですけど、よく見ると木の実!
いま、何の実だったのか捜査中です。
えーーーっ!? それヤバいっすね^^;
雨天時だったのにスリップしなくてよかったです。。。