きのう(9/21)天竜川に沿って走ってきた。
天気も良くて、涼しくて(山間部は22~25℃くらい)よい季節になったな。
国道1号線で豊川まで行って、国道151号線を北上する。奥三河はすっかり秋の風情で、鳳来を過ぎると空気がひんやりとした。ガンガンに効いたクーラーの中を走っている感じ、ちとさぶい。
金木犀の甘い香りの中を行く季節。曼珠沙華(彼岸花)がスッくと首を伸ばして野辺に咲きそろう。
オートバイはというと、先日履きかえたばかりのメッツラー(Road Tech Z6)が絶好調。前に15,000キロももったなんて喜んでたけど、やっぱり適当なところでタイヤは換えとかないとね。走る楽しさがスポイルされてしまっては本末転倒だ。今日はズバズバ、コーナーを切り捨てる。低速から高速まで一切不安感が無い。
県境(愛知・長野)の峠を越えて、新野宿(にいのしゅく)へ下りていくと、沿道に一列になってコスモスが揺れていた。
道の駅「信州新野千石平」で一服して、名物の大きな御幣餅(1本400円)をいただく。焼けた味噌の香りが香ばしい。炭火の焼きたてアツアツでチョーうま。
道の駅を出てすぐの交差点を右折して、国道418号線にはいる。これで山を越えて天竜川へ出る。沢沿いのこの国道は、いわいる酷道で、この区間は対向1車線。クネクネで狭くって、落石も多い。でも途中には温泉施設(おきよめの湯)もあるし、自然はいっぱい。(途中でどんぐりを食べてるリスにあったよ!すんごいかわいいよ)。でもいまは工事中だから注意して(時間帯通行止めも有)
平岡の町でいよいよ天竜川にぶちあたる。
平岡は急な斜面に這い上がるようにできた町なので、遠目に見ると、さながら古代インカの空中都市か、空に浮く都市「ラピュタ」のようにみえる。
おそらくダムが出来た時に、町全体が山の斜面に移ったのではないだろうか。すごい山の中なのにそこそこの大きな町だ。町の中で、ルーズソックスの女子高生を何人も追い越した。
この町のはずれから県道1号線へ入る。
「おすすめルート その4」にも書いたけど、県道は断然1桁番台がおもしろい。こいつは1桁も1桁、トップナンバーの1番だ。ここまで走ってきた国道418号線など足元にも及ばない快走ルートだ。どんな具合か、ってこんな感じ
こんな橋などざらにあるよ。
美しい、ほんとうに美しい天竜川の渓谷に沿って飯田まで続く。飯田まで40キロくらいあるが、1時間かからないと言えば、どれくらいの道路か想像がつくだろうか。とにかく楽しいルートだ。飯田に近づくと道は林檎畑の中を行く。すでに真っ赤に色付いた、大きな実を木にたわわに付けている。ところどころ、林檎の枝が道路に大きく飛び出していて、手を伸ばさなくてもおいしそうな林檎が採れてしまいそうだ。(盗ってないよ)
天竜峡まで行って、対岸へ渡り、上川路(飯田ICへの分岐点)の交差点から国道151号線に合流した。少し南下して、道の駅「信州路下條」の先で県道64号へ折れた。
県道64号線(天竜公園阿智線)は、ひと山越して国道153号線に出る。10キロ程だが、こちらも良く整備されていて、国道151・153、県道1号の横の連絡には便利なルート。
山を抜けると阿智の里へ出る。ここはやや開けていて田んぼも多い。稲刈りが進んでいた。
阿智から国道153号線に入って帰った。
コスモスに 萩にすすきに 柿に栗
でも今日は、秋だけでなく、おまわりさんもいっぱいなのでした。なぜなら、9/21から「全国秋の交通安全運動」だから。みんな気をつけて・・・(おまわりさんに)
本日の走行 R1150RT(あお号)
43,380-43,674 294キロ
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