何故そんなことをする?
とは、知ってのとおり、キリン、POINT OF NO-RETURN!編のモチーフだ。
いまでも東名下り線の由比辺りに来ると、ちょっと遠い目になるおっさんな訳だが、
背徳の行為に、覚悟を持って臨む者に、周囲は大概いつも冷たい。
もちろんいまさら「キリン」の話をしようって訳じゃないよ。
今回は、ある女性の話だ。
〇
身長142cm。
1975年生まれ。血液型はA型。
「青」が好きで、お酒も飲めず、コーヒーも苦手、タバコは嫌い。
TOEICは940点!
XLR80で15カ月かけてアフリカを1周。
アメリカで自家用パイロットの免許を取得。
(・・・・・・バツイチ)
〇
Omnipot の管理者青山さんと云う人。
今、彼女はロシアを西に向けて走っている。
7月5日のHPの更新では
ハバロフスクからチタを経て、ウランウデにいると報告されていた。
なんか例の「LONG WAY ROUND」に出てきた地名ばっかじゃん!
チタとか、ウランウデとか、聞いてるだけで旅情を感じるよ。
でもこの人、ロシアを抜けてヨーロッパに行くだけじゃなくて
ジブラルタル海峡を越えてアフリカはガーナまで行くつもりらしい。
〇
そこでこのセリフ。
「何故そんなことをする?」
この計画を彼女のブログで知った時、思わずボクの口から出た言葉。
同時に、すごいなー、と正直ちょっとあきれた感じだった。
海外に慣れていて、英語にも堪能だからと云って
ワゴンRで行ける訳がない、と。
誰もいない荒野で、クルマを奪われ、持ち金も奪われ、
命からがら救助を求める羽目に陥るのが関の山だ、と。
・・・でも、毎日彼女のブログを読んでいるうちに気付いた。
彼女に出来ない事でなく、
ワゴンRに不可能な事でなく、
ああー、ボクには出来ないことなんだ、ってね。
自分に出来ないからって
何故そんなことをする?はあんまりだよな。
今では、ただただ彼女が羨ましいだけだ。
〇
相当慌ただしく旅立ってしまったのか、
旅立つ時の記述はなかったけれど、
今、彼女は本当にワゴンRでユーラシア大陸を横断している。
チタ辺りの景色は「非常に変化に富んでおり、まさに絶景の連続」だそうだ。
きのうの報告どおりならいまは「イルクーツク」にいる、くーつく。orz
〇
ボクなんかが同じことをやろうとすると
明らかに無謀なチャレンジ的な絵になっちゃうんだけど
彼女がやっているところを見ると
実に淡々と様々の手続きをこなして
粛々と歩を進めていく。
何が違うんだろうか?
まだ見ぬ土地や、まだ経験していない出会いへの渇望の大きさか?
いや、たぶん世界の美しさや忘れがたい出会いを数多く体験し、記憶しているからこそ
それが大きなエネルギーとなって、他人をして無謀とも思わせる旅に誘うのではないだろうか?
とすると、ボクはまだまだ旅の経験が少ないのかも。
確かに少ないな・・・・・・。
よし、来年からは有給休暇全消化で経験値を上げていくことにするゾイ!
いつもクリックありがとうございます!すごい励みになってます!
実際、シベリア辺りではツーリストが多くて
みんなで助け合っているようです。
如何せんロシア語は話せないだけでなく、文字を見ても良く分からず
それだけでシベリア横断はハードルがメチャメチャ高いです。
本当にみなさんご無事をお祈りしています。
CB750、CB500の男性2人、シトロエン2CVの女性とでヨーロッパからシルクロードを旅する映画だったような・・・
この映画を見て旅にあこがれたものです。
ワゴンRなら充分世界一周しちゃいそうですね。
ブログ村の世界一周をしている女性やライダーが沢山いらっしゃるのには本当に驚きですよね。
皆さんの無事を祈りたいですね。
何を仰るウサギさん、にゃびママさんこそ自然体の文章じゃないですか。
結局、RTで平戸、行くんですね?
ボクも2年前になりますが、平戸・天草行きました。
夏の終わりなのにすごく暑くてまいりましたね。
平戸はとても印象深い町でしたよ。
ならば、行ける範囲で楽しむのもいいかなと思うのであります。
RTでも歩いても自分が楽しめればそれでいいじゃん。ってね。
私ね、ソロツーリストさんの自然体の文章、凄く好きなんですよ。
自分が書けないから羨ましくて...
あっ、これって同じこと言ってますね。(爆)
ということで、今夏はナケナシの資金かき集めて、行きますよ。
九州の平戸と天草...
ちょっとローカルでマイナーな場所へ。