アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

一般市民が標的

2017年04月09日 | ドラミング

「共謀罪」についてである。
いよいよ安倍政権は、こともあろうに主権者である一般市民・国民に刃を向けはじめた。

つまり、犯罪は、
 ①人の行為が
 ②法に明記された犯罪構成要件に該当し
 ③有害な「結果」が発生し
 ④当該人に責任がある

とされた場合に成立するのだが、この「共謀罪」は、何かを企んだ故をもって処罰の対象にしようとするのだから怖い。

戦前には「治安維持法」という類似する悪法が猛威をふるい、国民を戦争へと駆り立てた。(本稿「蛇足」ご参照)

今、同じ轍を踏んではならない。
「共謀罪」法案は、廃案以外ありえない。

日本ペンクラブ主催の集会が開かれ、心ある人士がそれぞれその危険性について述べ、廃案を訴えたと言う。記事は、本日付けしんぶん赤旗から転載しました。

蛇足:「北海道 綴り方教育連盟事件」
見たこと、感じたことなど生活のありのままを作文(綴り方)に書かせて、子どもの感性を育てる教育実践をしていた道内各地の教師ら約60人が、1940(昭和15)年に「貧困などの課題を与えて階級意識を醸成し、共産主義教育をしようとした」などとして「治安維持法」違反で逮捕、12人が起訴された弾圧事件。

コメント