列島縦断かっ跳び新幹線の旅4日目。
姫路城の見学を3時間ほどで切り上げ、正午前には、ひかり463号グリーン車で岡山経由、広島に移動。
在来線で宮島口駅へ。そこからフェリーに乗り換え「厳島神社」に着いた。
このフェリーもJRが運営しているとかで、(水戸黄門の「印籠」よろしく)フルムーンチケットをかざして改札を通り抜けた。
フェリー(所要10分)は、大鳥居のすぐ傍を航行して社務所がある厳島へ接岸する。「平清盛公生誕900年」を祝う幟が林立していた。
そのフェリーで盛んに写真を撮っていた親子が居てとても微笑ましかったのだが、参道の入り口で(その親子と)一緒になった。また、この島には、400頭ほどの鹿が棲んでいて、日中は餌をねだって境内を歩き回っているとかでおかしかった。
この神社は、1168年(仁安3年)信仰にあつかった「平清盛」によって大規模な社殿が(海上に)整えられた。ユネスコの世界文化遺産にも登録されている。海に浮かぶ大鳥居と社殿の廊下は、いつも(TVなどで拝見する)風景であった。
五重の塔は5m弱四方で高さ29mの小振りのもの。1407年(応永14年)建立という。
社殿を見学した後は、例によってツアーとリンクしている土産物屋さんへ寄り、もみじ饅頭(ここが発祥の地とのこと)を試食したり購入したりして過ごし、往路を逆走して広島に戻った。