今朝のしんぶん赤旗経済面の記事である。
アベは選挙の街宣で、さかんに自らの経済政策を自慢しているが、フェイクか、内容の薄いものであることが各種のメディアで明らかにされている。
記事は、アベ政権下の6年で雇用が384万人増えたとする主張が、実は、生活に困る高齢者や、学生・高校生のアルバイトが大半であり、現役世代は1割にも満たないのが実態であるとしている。
まだ、他にもある。
例えば、アベは、「野党は年金問題で具体策を示すことなく不安をあおっているが、今年4月、年金給付額は増えているんですよ」 と言っているが、政権発足時230,0940円だった年金は、安倍政権の6年間で221,504円と、9,436円も下がったのだ。 たまたま今年(昨年対比で)227円増加したに過ぎない。
他に、こんなのもある。
アベ曰く、「経済を強くすれば、税収もは増える。今年の税収は、あのバブル期を越えて過去最高になった」と。
具体的に見てみよう。
2018年度の税収は60兆3,564億円で、確かにバブル期(1990年度)の60兆1,059億円を越えた。
ただ、内訳をみると、税率を8%に上げた消費税が13兆円増えたのが主たる要因だというのだから笑ってしまう。
2018年度の税収は60兆3,564億円で、確かにバブル期(1990年度)の60兆1,059億円を越えた。
ただ、内訳をみると、税率を8%に上げた消費税が13兆円増えたのが主たる要因だというのだから笑ってしまう。
一事が万事、ことは左様で彼の宣伝文句に惑わされてはならない。