週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。
今週のお題は、・・・。
日頃、庶民の生活とともにある「握り飯」を何と呼ぶか、という今どきのんびりした話題である。
結果は上図の通りで、「おにぎり」派の圧勝である。
他方、小生のような貧しい水飲み百姓の出には、「にぎりめし」こそが最も生活感のある呼び名である。
田んぼの畔でむさぼり食うのは、生味噌などをすり込んだ「握り飯」であって、「おにぎり」や「おむすび」ではなかった。
今でこそ「おにぎり」や「おむすび」にもそれほど違和感を覚えないが、昔は、どちらも都会の裕福な家庭をイメージさせるものと受け取っていた。
その点で、言葉は暮らしとともにあるということを実感させる好例であろう。