またまたのお宝発見である。
若干38歳の指揮者がイスラエルフィルを自在にコントロールして、マーラーの熱き息吹を伝えている。
メータは、インド出身の指揮者。
ゾロアスター教徒の家庭に生れ、父(指揮者)の影響もあってか、早くからウイーン国立音楽大学に留学、22歳で国際指揮者コンクールに優勝。
翌年には、ウイーンフィル、ベルリンフィル等を指揮して好評を博した。
以後の活躍はご存知の通りである。
収録曲
グスタフ・マーラー
・交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
演奏
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
録音:1974年12月 エルサレム