「マンボウ」の呪縛から解放されてはいないのですが、昨日、隣町に住むオーディオ仲間がレコード・その他を持って訪ねて来てくれました。
お互いワクチン3度接種の仲なので、「まあ、いいか」と言うことで、試聴会を持った次第。
ひとつは、拙宅のシステムが新物に入れ替わったので、それを聴くこと。
ふたつは、彼が使っているスピーカーケーブルに替えたら音がどう変わるかを確かめること、でした。
拙宅の従来のシステムは、球のアンプに英国製のスピーカーという組み合わせでしたが、それが最近、トラのアンプにイタリア製のスピーカーに替わったのですが、「なかなか良い」との意見で一致しました。
また、彼が持ち込んだ米国製の古く(1950年代製造の)か細いスピーカーケーブルは、何故か現在のアンプとスピーカーにマッチして、これもとても良いとの結論になりました。
通常、スピーカーケーブルは、扱う電力が大きいこともあってかなり太い線材を使用するのですが、映画館の拡声装置などに使用する場合、(引きまわす距離が長いこともあり)細い方が効率が良いため、当時、細くて性能の良いケーブルを競って開発、生産したようです。
それが現代のオーディオ機器にも通用する不思議さを体験しました。