先にご紹介したプロコフィエフの組曲「ロメオとジュリエット」が良かったので、同じ指揮者アジス・ショハキモフによるチャイコフスキーを聴いてみた。
同氏は、ウズベキスタンの首都タシケント生まれ。
早くから才能を認められ、ヴァイオリンとヴィオラを学んだ後指揮者に転じ、13歳で国立交響楽団を指揮してデビュー。マーラー指揮者コンクールで上位入賞を果たし、国際舞台で活躍するようになった。
この録音を聴くかぎり、しっかりした骨格の音造りをする指揮者のようで、その点安心して音楽に浸ることができる。
収録曲 チャイコフスキー
交響曲 第5番 ホ短調 Op.64
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
演奏
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
アジス・ショハキモフ(指揮)
録音 2022年10月 Palais de la Musique et des Congres Warner Classics 5419753851