過日の新聞(朝日)の生活欄に、掲題のような記事が出た。
つまり、子供は、親の終末期の過ごし方をどのように考えているかについてである。
図は記事からの引用で、最も多い(約5割)のは「病院や介護施設で」というものであった。
他方、「できるだけ自宅で看取りたい」という声も3割近くあることがわかった。
ということから、先日、近くの「介護対応型サービス付き有料老人ホーム」の見学に行ってきた。
そこは部屋数が40ほどの中規模の施設であったが、残念ながら、ここなら任せてもよいという気にはならなかった。理由としては、
①コンセプトとは裏腹に、対象者を積極的に受け入れようとする姿勢がなかったこと。
②夫婦での滞在が推奨される37㎡の部屋(2K)ではいかにも狭すぎて身動きがとれない。
等であったが、一般的に(この種の施設が)一人住まいを基本にしていることから、(夫婦そろっての)入居は絶望的であるように思えた。