昨日午後、隣町の音狂い爺さん宅に3人の音狂い爺さんが集まり、新年会をした。
会場は、ビジネスホテルの1階レストラン部分をオーディオルームに転用した100㎡を越える大きな部屋。
そこに新旧織り交ぜた種々のオーディオシステムが設置されている。
特に、写真にある米国製の大型ビンテージシステム(アルテック A5型)が、装いも新たに良い音を響かせていた。
従来このシステムは、低・中・高音の3つの音域に分けて出音していたのだが、今回はオリジナル通りパッシヴネットワークで一つにまとめ出音するように改造されていた。
その音は、まとまり感と言い、品位と言いとても魅力的なもので、感心しながら聞いた。
つまり、三つの領域のスピーカーを三つのアンプで駆動して、それぞれ精一杯の音をひねり出すと言うより、全体像に注意を払いつつ調整した方が、納得性が得られ易いということらしい。
また写真にはないが、1950年代に流行ったオートチェンジャー式の電蓄も聴かせていただいた。
78回転のレコードを何枚か縦に積んで演奏し、1枚終わる度に上からレコードが落ちてきて連続演奏ができるという優れものであった。出て来る音もさることながら、昔のジュークボックスを思い出しとても興味深かった。
次回は拙宅に集まろうということになった。